今回は、WordPress初心者の方向けに、最低限やっておいた方がいいSEO対策についてまとめました。
これからWordPressを始めようとされている方は、ぜひチェックして頂ければと思います。
また、WordPressについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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コンテンツ
- 1 WordPressとSEOについて
- 2 初心者がやるべきWordPressのSEO対策
- 2.1 URLにはキーワードを含める
- 2.2 タイトルタグとメタディスクリプションを設定する
- 2.3 XMLサイトマップを作成する
- 2.4 低品質な記事にはnoindex(ノーインデックス)を設定する
- 2.5 canonical(カノニカル)タグの設定を行う
- 2.6 表示速度を意識する
- 2.7 CDNを利用する
- 2.8 404ページを作成する
- 2.9 パンくずの構造化を行う
- 2.10 プラグイン「Broken Link Checker」で、サイト内のリンク切れをチェック
- 2.11 H2、H3、H4タグを使って、記事を段落ごとに分けて見やすくする
- 2.12 URLは短くして、エイリアス(www)を付けない
- 2.13 HTTPS通信の設定は出来ていて当たり前(常時SSL化設定)
- 2.14 レスポンシブ対応は出来ていて当たり前
- 2.15 モバイル側の表示を重視すること
- 2.16 内部対策の出来ているWordPressテーマを利用
- 2.17 記事には目次を付けて見やすくする
- 2.18 画像にaltを設定する
- 3 最後に!
WordPressとSEOについて
WordPressについて調べていると、WordPressはSEO対策が不十分!といった内容の記事を見掛けることがります。
ですが、WordPressというのは、本来、SEOに強いツールと言われています。
それは、GoogleのSEOの責任者でもあるマット・カッツ(Matt Cutts)さんも認めているくらいです。
少し古い情報ですが、マット・カッツさんは以下のようなことを言われています。
WordPress is a great choice.
WordPress automatically solves a ton of SEO issues.
WordPress takes care of 80-90% of (the mechanics of) Search Engine Optimization.「WordCamp San Francisco 2009」より引用
日本語訳にするとこんな感じですね。
↓
ワードプレスはSEOに関する多くの問題を自動的に解決してくれます。
WordPressはSearch Engine Optimization(SEO)のメカニズムの80~90%まで対応することができる。
もちろん、WordPressをインストールしたままのデフォルトの状態では、SEO対策は全くできていません。
それは、WordPressに限らず、他のツールでも同じで、何もSEO対策を行っていなければ、不十分なのは当然です。
ですが、WordPressはSEO対策を施しやすく、その点でWordPressは非常に優秀なツールです。
なので、WordPressを利用される方は、しっかりとSEO対策を行っていきましょう!
と、いうことです。
もし、自分でSEO対策を行うのが嫌だという方は、はてなブログのアカウントを開設してブログを書いていきましょう!
どのようなツールを利用しても、キーワード対策などは、自分で対応しないといけないです。
他にも不十分な点は多々ありますが、はてなブログは素晴らしいブログツールであることは間違いないです。
初心者がやるべきWordPressのSEO対策
WordPress初心者の方がやるべきSEO対策について、順番にまとめていきます。
正直、やるべきことは多いですが、そこはめげずにしっかりと行っていきましょう。
URLにはキーワードを含める
URLに含まれるキーワードも、影響はかなり小さいですが、検索ランキングのシグナルとして使用されています。
また、URLを見て記事内容を推測するユーザーもいるので、ユーザビリティにも影響を及ぼします。
その為、記事毎にパーマリンクをしっかりと設定するようにしましょう。
URLのパーマリンクは、投稿画面のタイトル下のテキストボックスで設定します。
デフォルトでは記事タイトルがそのままパーマリンクに設定されているので、右横の「編集」をクリックして変更を行います。
↓
ターゲットとしているキーワードを含んだパーマリンクに変更する。
↓
これでOKです!
ただし、デフォルトでは、投稿画面上でパーマリンクを自由に変更できない設定になっています。
WordPressをインストールされたばかりの方は、まず先にパーマリンク設定の変更が必要になります。
WordPress管理画面の左メニューにある「設定」→「パーマリンク設定」で「カスタム構造」を選択して下さい。
↓
「パーマリンク構造」を「投稿名」に変更して、設定を保存してください。
※「カスタム構造」右横のテキストボックスに「/%postname%/」と登録してもOKです。
↓
これで設定変更が完了です。
投稿画面に移動して、パーマリンクの変更を行えるようになっているか確認して下さい。
タイトルタグとメタディスクリプションを設定する
タイトルタグとメタディスクリプションの設定は非常に重要です。
ただ、デフォルトでは、記事タイトルがタイトルタグに使用されます。
また、記事毎にメタディスクリプションを設定できるようにはなっていません。
その為、タイトルタグとメタディスクリプションに関しては、このような方法で登録項目を用意する必要があります。
- タイトルタグとメタディスクリプションの登録項目が用意されたWordPressテーマを利用する
- プラグインを利用する
- カスタムフィールを使って仕組みを作る(オリジナル開発の場合)
最近の有料のWordPressテーマは、ほとんどがタイトルタグとメタディスクリプションの登録項目を用意されています。
無料でも、Cocoon(コクーン)は、しっかりと登録項目が設定されています。
ですが、WordPressテーマに登録機能が無い場合には、プラグインを使用して、記事毎に設定出来るようにすることが可能です。
プラグインを利用する場合には、「All in one seo pack」や「Yoast SEO」を利用されている方が多いです。
情報量も多いので、簡単に使いこなせるようになると思います。
ただ、「All in one seo pack」は機能が多くて使いにくいので、「Yoast SEO」の方が、シンプルでおすすめです。
もっとシンプルなプラグインがいいという方であれば、タイトルタグの設定のみのプラグインになりますが、「mypace Custom Title Tag」もおすすめです。
また、メタディスクリプションのみの設定でよければ、「Meta Manager」というプラグインもあります。
それと、もう一つ、カスタムフィールを使って登録項目を追加するという方法もあります。
こちらは、オリジナル開発を行っている場合の方法で、開発者の方に依頼して設定して貰う必要があります。
専門知識が必要になるので少しハードルが上がりますが、知識のある方であれば、それほどレベルの高い開発内容ではないです。
【タイトルタグ、メタディスクリプションの設定内容について】
記事毎にタイトルタグやメタディスクリプションを設定する際には、以下の点を意識しておいてください。
- タイトルタグにはシンプルで分かり易い内容を設定する
- ターゲットとしているキーワードは、タイトルタグの前半部分に持ってくる
- ターゲットとしているキーワードは、必ずメタディスクリプションにも入れておく
- タイトルタグが長くなりすぎた場合には、工夫して短くし、その分、メタディスクリプションで記事の内容説明を補う
↓
ようは、
タイトルタグは検索エンジンを意識して簡潔にし、メタディスクリプションでCTR(クリック率)を上げる努力をして下さい。
ということです。
タイトルタグとディスクリプションについては、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。
XMLサイトマップを作成する
XMLサイトマップとは、ざっくりと言うと、ページの新規追加や更新などが発生した場合に、その情報をGoogleに通知するための役割を持っています。
それにより、ページのインデックスを促進することができます。
それに、XMLサイトマップの登録はGoogleも推奨しているので、必ず作成しておくことをおすすめします。
因みに、XMLサイトマップには以下のような内容が記述されています。
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>http://www.example.com/</loc>
<lastmod>2019-06-15</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>1.0</priority>
</url>
<url>
<loc>http://www.example.com/company/</loc>
<lastmod>2019-06-15</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
・
・
</urlset>
ただ、上記ような形式で、Googleに通知したいページURLを全て記載する必要があるので、手動で作成すると管理が大変です。
WordPressの場合には、XMLサイトマップを簡単に作成できるプラグインもたくさんあるので、それらを利用しましょう。
おすすめのプラグインは、「Google XML Sitemaps」です。
また、「XML Sitemap & Google News」も使いやすくておすすめです。
↓
用意出来たら、必ずGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)からXMLサイトマップの登録(送信)を行うようにしてください。
Search Consoleの画面に「サイトマップ」というメニューがあるので、その画面から簡単に追加できます。
「新しいサイトマップの追加」にXMLサイトマップのURLを入力して「送信」をクリックしてください。
↓
これで、XMLサイトマップの登録が完了です。
XMLサイトマップの詳しい登録方法については、以下のページをチェックしてください。
XMLサイトマップは、作成しておくだけでは、Googleは、その存在に気付いてくれません。
必ず、サーチコンソールから登録するようにしてください。
低品質な記事にはnoindex(ノーインデックス)を設定する
低品質な記事(内容の薄い記事)には、noindexを設定するようにしましょう。
ただ、デフォルトでは、記事毎にnoindexを設定できる機能がありません。
そこで、以下のような方法で記事毎にnoindexを設定できるようにすることが可能です。
- 対応しているWordPressテーマを利用する
- 対応しているプラグインを利用する
- カスタムフィールドを利用して、自分で仕組みを作る
アーカイブページやタグページも品質が高いページとは言えないページです。
インデックスさせる必要がない場合には、noindexを設定しておくのもおすすめです。
canonical(カノニカル)タグの設定を行う
内容が被っている記事がある場合には、どちらかの記事にcanonicalタグを設定するようにしましょう。
ただ、デフォルトでは記事毎にcanonicalタグを設定できる機能がありません。
なので、以下のいずれかの方法で対応する必要があります。
- 対応しているWordPressテーマを利用する
- 対応しているプラグインを利用する
- カスタムフィールドを利用して、自分で仕組みを作る
表示速度を意識する
Googleは、表示速度も検索ランキングのシグナルに利用しています。
以下のような対応をとって、必ず高速化に努めるようにしましょう。
- プラグインを入れすぎない
- 高速なサーバーを利用する
- 高速なテーマを利用する
- 画像を軽量化する
- キャッシュ系のプラグインを利用する
【プラグインを入れすぎない】
プラグインに関しては、必要なものを入れていくとどうしても多くなることがあります。
増えすぎた場合には、不要なプラグインを整理してください。
また、プラグインを使わなくても実現できる機能は自分で作成するなどして、工夫して下さい。
例えば、テーマの中にあるfunctions.phpに記述だけで設定できる機能もあるので、試してみてください。
※記述するコードも、他ブログで公開されているモノをコピペで対応できることが多いです。
目安のプラグイン数は、15個以下です。
【高速なレンタルサーバーを利用する】
WordPressの速度に一番影響するのは、やはりレンタルサーバーです。
その為、処理速度の速いレンタルサーバーを利用することはとても重要です。
おすすめのレンタルサーバーは、エックスサーバーやConoHa WING、ロリポップ!のハイスピードです。
あと、最近ではABLENETやラッコサーバーもおすすめです。
もちろん、WEBサイトの規模にもよりますが、一般的なWEBサイトであれば、上記レンタルサーバーで全く問題ありません。
一応、他にもおすすめのレンタルサーバーはいくつかあります。
それらは、以下の記事にまとめているので、合わせてチェックしてみましょう。
【高速なWordPressテーマを利用する】
最近では、速度を意識して、かなり作りこまれているWordPressテーマも多いです。
特に、有料テーマは販売が目的なので、売れるために速度面の改善にも力を入れているモノが多いです。
そういった、有料テーマを利用するのもおすすめです。
因みに、表示速度だけを意識して有料テーマを購入するのであれば、一番のおすすめはTHE THOR(ザ・トール)というテーマです。
気になる方は、チェックしてみましょう。
【画像を軽量化する】
画像をアップロードする際には、デジカメなどで撮った写真をそのままアップするのではなく、ある程度軽量化して下さい。
デジカメなどで撮ったデフォルトの写真だと、容量が数MBにもなるのでまずいです。
「TinyJPG」というオンラインサービスを利用すれば簡単に軽量化できるので、おすすめです。
また、WordPressには、「EWWW Image Optimizer」という画像の軽量化プラグインもあります。
アップロード時に、画像の劣化を極力抑えて、自動で最適化してくれる非常に便利なプラグインです。
なので、「EWWW Image Optimizer」をインストールしておくのもおすすめです。
【キャッシュ系のプラグイン】
WEBサイトの高速には、キャッシュ系のプラグインを利用する方法もあります。
キャッシュを利用することでサーバーの負荷軽減にもなるので、プラグイン数に余裕があれば、1つくらいは入れておいてもいいと思います。
私のおすすめは「WP Fastest Cache」ですが、「WP Super Cache」も有名です。
※キャッシュ系のプラグインは、他にもたくさんあるので、興味のある方は調べてみてください。
ただし、キャッシュ系のプラグインは、以下のようなトラブルを起こすこともよくあります。
- 画面が表示されなくなった
- Javascriptのコードが正常に動作しない
- よく分からない不具合を起こす
- 逆に遅くなった
様子を見ながら、使いやすいモノを1つだけインストールするようにしましょう。
※キャッシュ系プラグインを複数インストールした場合の不具合も多く報告されています。
CDNを利用する
CDNを利用することで、ネットワーク上に保存されたキャッシュを利用することが可能になります。
CDNとは、世界各地に分散して設置されたキャッシュサーバーにWEBサイトのコンテンツをキャッシュ(コピー)しておく仕組みです。
それにより、ユーザーがWEBサイトへアクセスした際には、そのユーザーに一番近い場所のサーバーからキャッシュを読み込むことができます。
物理的に最も近い場所からコンテンツが配信されるので、高速化を実現できるようになっています。
また、キャッシュを利用することで、アクセスの度にデータベースなどへアクセスする必要が無くなり、サーバーへの負荷も軽減します。
それにより、アクセスが増えても、サーバーが落ちにくくなるというメリットもあります。
ただ、CDNの利用は少しハードルが上がります。
とはいっても、インターネット上に多くの情報が公開されているので、自身でも対応できると思います。
一番手っ取り早いのは、カラフルボックスのCDNを利用する方法方です。
余裕がある方は、1度挑戦してみましょう。
因みに、カラフルボックスで利用できるのはCloudFlareのCDNです。
CDNサービスの中ではもっとも有名で、信頼度の高いサービスになります。
404ページを作成する
WEBサイトの運営を行っていると、不要になったページや記事も出てきます。
その場合、削除して放置しているとNot Foundになるだけなので、必ず404ページを作成するようにして下さい。
404ページがあれば、アクセスしてきたユーザーを別ページに適切に導くこともできるので、ユーザーを逃す機会も減ります。
検索順位に直接影響するものではないのでSEO対策とは少し違います。
ですが、こういったページの作り込みしっかりと行うようにしましょう。
既存のWordPressテーマを利用する場合には、一般的には404ページも用意されていることが多いです。
ただ、オリジナル開発のWordPressテーマだと作成されていない場合も多いので、注意してください。
外注する場合であれば、事前に404ページの作成も外注先に依頼しておくことが重要です。
パンくずの構造化を行う
大前提として、パンくずの設定自体は、ユーザビリティーにも関わってくるので、必須だと考えて下さい。
そのパンくずは、構造化データでマークアップするようにしましょう。
、
それにより、Googleの検索結果に表示されるパンくずリストをリッチスニペットにすることが可能です。
構造化データでのマークアップは、Googleも推奨しています。
現時点では、構造化データによるマークアップは検索ランキングに直接は影響しないと言われています。
ですが、検索ランキングのシグナルとして組み込まれる可能性もあるので、今の内からしっかりと設定するようにしておきましょう。
プラグイン「Broken Link Checker」で、サイト内のリンク切れをチェック
WordPressには、「Broken Link Checker」というプラグインがあります。
このプラグインをインストールしておくと、記事内のリンク切れを定期的にチェックしてくれるので、便利です。
リンク切れがあることで、それがGoogleの検索順位に直接影響することはありません。
ただ、ユーザービリティーが下がり、ページの品質が下がります。
品質が落ちると、ページの利便性も下がり、結果的に検索順位が下がるといったことも考えられます。
極力、リンク切れは無くした方がいいです。
H2、H3、H4タグを使って、記事を段落ごとに分けて見やすくする
H2タグ、H3タグ、出来ればH4タグも使って、段落に見出しを付けて、記事を見やすくしましょう。
記事を見やすくすることでページの品質も上がり、ユーザビリティも上がります。
また、H2タグ、H3タグ、H4タグにもキーワードをちりばめて下さい。
その際、各タグには異なるキーワードを入れるようにしましょう。
そうすることで、メイン以外のキーワードでの流入も期待できるので、アクセス数も増える可能性があります。
URLは短くして、エイリアス(www)を付けない
URLは短くするのが基本です。
余分なディレクトリは挟まずに、出来る限り短くするようにしましょう。
また、エイリアス(www)も付けないで運用して下さい。
「www.example.com」へのアクセスは「example.com」へリダイレクトするように設定して、wwwなしのURLへ統一するのがおすすめです。
↓
.htaccessを使って設定すると、wwwなしへの統一は簡単です。
.htaccessに記述する内容は以下です。
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.sample\.com
RewriteRule ^(.*)$ http://example.com/$1 [R=301,L]
HTTPS通信の設定は出来ていて当たり前(常時SSL化設定)
Googleは、HTTPS通信も検索ランキングのシグナルとして使用しています。
※影響はわずかですが・・・
今は格安SSLも多く出てきましたし、無料SSL(Let's Encrypt)も多くのレンタルサーバーで使用できるようになっています。
必ず、常時SSL化は行うようにしましょう。
常時SSL化の設定は、.htaccessを使って設定すると簡単です。
.htaccessに記述する内容は以下です。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L] </IfModule>
レスポンシブ対応は出来ていて当たり前
今更ですが、WEBサイトのレスポンシブ対応は出来ていて当たり前です。
既存のWordPressテーマは有料・無料に問わず、ほぼレスポンシブ対応は行われています。
オリジナルでWordPressテーマを作成する場合でも、レスポンシブ対応は必須です。
事情がある場合には、PCサイトとスマホサイトのURLが分かれてしまうこともあります。
その場合には、canonicalタグを設定するなどして、URLが分散しないようにだけ注意しましょう。
モバイル側の表示を重視すること
既にモバイルファーストインデックスが導入されてからかなりの年月が経ちました。
PCよりもモバイルの表示が優先される時代なので、モバイル側での表示設計を優先させるようにしましょう。
モバイルファーストでサイト設計を行いましょう!ということですね。
内部対策の出来ているWordPressテーマを利用
作成したサイトを少しでも正確に評価して貰うためには、WEBサイトの内部対策を行って、クローラーが自サイト内の情報を辿りやすくしておく必要があります。
ただ、案件ごとに自分で全て対応するのはかなり大変です。
内部対策をしっかりと施されているWordPressテーマも多数あるので、オリジナルで作成する必要が無いのであれば、既存のテーマを購入するようにしましょう。
おすすめのWordPressテーマについては、以下の記事も合わせてチェックしましょう。
記事には目次を付けて見やすくする
記事内のコンテンツ量が多くなる場合には、目次を付けて見やすくして下さい。
目次機能は、独自で開発すのはかなり大変なので、
プラグインを使用して実装して下さい。
おすすめのプラグインは、「Easy Table of Contents」です。
もしくは、目次機能がデフォルトで付いているWordPressテーマもあるので、そういったWordPressテーマを購入することを検討して下さい。
画像にaltを設定する
画像をアップロードする際、alt属性を設定されていない方が多いです。
画像アップロード時に、メディア設定画面に「代替テキスト」という項目があるので、必ず設定して下さい。
最後に!
今回は、WordPress初心者の方向けに、最低限やっておくべきSEO対策についてまとめました。
WordPressは非常にSEO対策を施しやすいCMSツールです。
SEO対策としてやるべきことは多いので100%ではなく70~80%くらいまで行えていればOKだと考えています。
ですが、今回紹介した内容はすべて対応しておいた方がいいです。
初めてWordPressを利用される方は、参考にして頂ければ幸いです。
また、SEO対策については、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。