プラグイン「XML Sitemap & Google News」でXMLサイトマップを作成する方法を紹介します。
WordPressでXMLサイトマップを設定したい方は、こちらの記事を参考にしてください。
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WordPressプラグイン「XML Sitemap & Google News」でXMLサイトマップを作成する方法
1年以上前から更新が止まっているWordPressの人気プラグイン「XML Sitemaps(旧Google XML Sitemaps)」。
WordPressサイトでXMLサイトマップを作成する際には必須と言っても過言ではないプラグインでした。
ですが、このプラグインがとうとう公開停止になってしまいましたね・・・
「XML Sitemaps(旧Google XML Sitemaps)」が復活したようです。
使い方はこちらの記事でまとめているので、そちらもチェックしてみましょう。
↓
WordPressプラグイン「XML Sitemaps」を使ってXMLサイトマップを登録する方法
そこで、代替となるプラグインを探してみると、「XML Sitemap & Google News」がシンプルで使いやすそうでした。
インストール数も100,000以上となっているので、実績もかなりあるプラグインと言えます。
こちらのプラグインで設定できることは以下の2点になります。
■Google ニュースサイトマップの設定
今回は、この「XML Sitemap & Google News」のインストールから設定までを詳しく解説していきます。
XML Sitemap & Google Newsのインストール方法
まずは、WordPress管理画面左カラムから「プラグイン」→「新規追加」と画面を遷移してください。
プラグインのインストール画面が開きます。
↓
このインストール画面右上にある検索ボックスで「XML Sitemap & Google News」を検索すると、該当プラグインが出てきます。
「今すぐインストール」というボタンをクリックしてください。
インストールが開始するので、終了するまでしばらく待ちます。
↓
インストールが終了したら、ボタンの表示が「有効化」に変わります。
この「有効化」ボタンそのままクリックして「XML Sitemap & Google News」を有効化してしまいます。
これで、「XML Sitemap & Google News」のインストールは完了です。
XMLサイトマップの設定方法
「XML Sitemap & Google News」は、インストールするとそのまま有効になります。
XMLサイトマップのURLは以下になるので、正常に表示されているかブラウザ上から確認してみましょう。
↓
https://example.com/sitemap.xml
※「https://example.com/」の部分は、ご自分のサイトのトップページURLに変更してください。
このように表示されていればOKです。
もし、上記のXMLサイトマップが表示されていなければ、一度、XMLサイトマップが有効化になっているか確認してみましょう。
↓
管理画面左カラムの「設定」→「表示設定」と画面を移動してください。
その中に「XML サイトマップを有効化」という領域があります。
そこの「XML サイトマップインデックス」にチェックが入っていない場合には、チェックを入れて設定保存してみてください。
↓
XMLサイトマップの設定が完了したら、Google Search Console(サーチコンソール)からサイトマップの送信設定だけ忘れずに行うようにしましょう!
このように登録しておけばOKです。
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「XML Sitemap & Google News」では、細かい設定をすることもできます。
正直、こちらのプラグインはデフォルトの設定のままでも問題はないですが、一応、各設定画面についても見ていきます。
まずは、管理画面左カラムの「設定」→「XML サイトマップ」と画面を移動してください。
「投稿タイプ」「タクソノミー」「Authors」「高度な設定」の4つのタブがあるので、それぞれを見ていきます。
投稿タイプ
「投稿タイプ」のタブでは、記事ページと固定ページの設定を行います。
分割や優先度、imageタグなどを設定できるようになっていますね。
必要に応じて自分好みに変更してみてください。
因みに、投稿記事が多くなる場合には、「分割」には「月」に設定しておくのもありですね。
それと、「image タグを付加」については、画像サイトマップに追加する画像の選択になります。
画像までしっかりとインデックさせたい場合には、ここは「なし」以外を選択しておきましょう。
タクソノミー
「タクソノミー」タブでは、タクソノミーの設定を行います。
タクソノミー(taxonomy)とは「分類」を表す言葉で、ここではカテゴリーやタグのことを指しています。
カテゴリーやタグもインデックスさせたい場合には、チェックを入れてXMLに追加を行ってください。
私個人としては、カテゴリーページやタグページもしっかりと作り込んでいる場合には、インデックスさせた方がいいと思っています。
ですが、そうでなければ、低品質なページが増えるだけなので、インデックスさせなくてもいいと思います。
Authors
「Authors」タブでは、Authors画面の設定を行います。
Authors画面とは、WordPress上で作成したユーザーの投稿者ページです。
あまり意味のあるページではないので、個人的には、投稿者ページはインデックスさせなくてもOKだと考えています。
なので、私の場合には、デフォルトで「Include authors」に入っているチェックは外してしまいます。
高度な設定
通常、この画面で何かの設定を行う機会は少ないです。
「外部の webページ」は、外部サイトのページをXMLサイトマップに追加したい場合に、そのURLを登録します。
また、「外部の XML サイトマップ」は、外部サイトのXMLサイトマップを追加する場合に、そのサイトマップを登録します。
ただ、あまりここの設定をすることはないですね。
Googleニュースサイトマップの設定方法
こちらのプラグインでは、「Google ニュースサイトマップ」の設定も可能です。
※Googleニュースサイトマップの設定はおまけみたいなものなので、興味のない方は、こちらの説明は読み飛ばしてください。
管理画面左カラムの「設定」→「表示設定」と画面を移動してください。
「Google ニュースサイトマップ」にチェックを入れて保存するだけでOKです。
GoogleニュースのサイトマップURLは以下になります。
↓
https://example.com/sitemap-news.xml
※「https://example.com/」の部分は、ご自分のサイトのトップページURLに変更してください。
↓
Googleニュースのサイトマップの設定が完了したら、XMLサイトマップと同様にGoogle Search Console(サーチコンソール)から送信設定だけ行うようにしましょう!
一応、「設定」→「XML ニュース」と画面移動すれば、設定を変更することもできます。
ですが、こちらも、基本はデフォルトのままで大丈夫です。
XML Sitemap & Google Newsの設定まとめ
「XML Sitemaps(旧Google XML Sitemaps)」がついに公開停止になってしまいました。
そこで、代替プラグインとしておすすめなのが「XML Sitemap & Google News」です。
基本、インストールするだけでサイトマップが有効になるので、シンプルで使いやすいプラグインです。
細かい設定変更もできるようになっているので、自分好みにカスタマイズすることもできます。
もし「XML Sitemaps」が使用できなくなってお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ「XML Sitemap & Google News」を一度お試しください。
因みに、個人的には「Yoast SEO」を使ったXMLサイトマップの設定もおすすめです。
その設定については、また別の機会に説明します。