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ドメインとはどこの部分?ドメインについて分かりやすく解説します!

ドメインについては、既にWEBサイトの運営を行ったことがある方にとっては説明は不要ですね。

ですが、ドメインという言葉を聞いたことはあっても、詳しく理解されていない方も多いと思います。

そこで、今回は、ドメインについて詳しく説明します。

また、ドメインに関しては、こんな疑問も出てくると思います。

■そもそもドメインはどうして必要なの?
■サブドメインや独自ドメインって何?

そこで、これらについて少しまとめてみました。
興味のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

 

ドメインについて解説

まず、ドメインについて詳しく説明します。

ドメインとは?どこの部分?

ドメインとは、「.(ドット)」で区切られた文字列で、ホームページURLやメールアドレスに含まれる「example.com」という部分です。

ドメインとは!
ホームページURLやメールアドレスの「@」より後ろに付いている文字列
※「.com」や「.jp」などがくっ付いている文字列

URL01:https://example.com/
URL02:https://www.example.com/
メールアドレス:info@example.com

ここまでは皆さんご存知だと思います。
やはりドメインの仕組みというのは、初心者の方にとってはどうしても分かり難いものになてしまいます。

ドメインが必要な理由

サーバーを取得すると、そのサーバーには"IPアドレス"というものが割り当てられます。

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IPアドレスとは数字の羅列:198.51.100.100(IPv4)
インターネット上の住所とも言われています。

このIPアドレスは、よく"インターネット上の住所"と呼ばれます。
つまり、サーバーがインターネット上のどこに存在しているかを特定するために利用されます。

ただ、IPアドレスは、単なる数字の羅列です。
なので、覚えるのが大変です!!

そのホームページを見たいと思っても、ブラウザのアドレスバーにIPアドレスを打ち込んでいくのも面倒です。

そこで、IPアドレスに対して、ドメインを割り当てることで、ホームページへのアクセスを容易にしてくれます。

さらに、ドメインを見れば何のサイトかが分かり易くなるといった役割も果たしています。
※もちろん、サイトとは全く関係のないドメイン名を付けている場合も多いですが・・・

例えば、山田不動産という会社であれば、「yamada-fudousan.com」というドメインを取得できれば最高ですね。
"山田不動産さんのホームページだ!"ということが、ドメイン名だけで判断できます。

つまり、ホームページのブランディングになりますね!

ドメインというものは、本当に便利なんです!

ドメインの役割
  • ホームページへのアクセスが容易になる
  • ホームページのブランディングにもなる

ドメインの取得は必須!

因みに、ドメインを使わずにIPアドレスでホームページを公開することはできます。
ですが、ドメインを利用しないというのは、まずありえないとお考え下さい。

本当に、ごく稀にIPアドレスで公開されているホームページも見かけますが、それはレアケースだと思ってください。

なので、ドメインがないとホームページは公開できない!くらいに考えて貰っていいです。

ドメインの構造について

ドメインの構造というものについても説明しておきます。

ドメインというのは、2つ以上の文字列を「.」で繋げたモノになります。
そして、各文字列を右から順番に「トップレベルドメイン」「第2レベルドメイン」「第3レベルドメイン」「第4レベルドメイン」と呼びます。
ドメインの構造

上記の図では、JPドメインで説明していますが、例えば「example.com」というドメインだと「com」が第1レベルドメイン、「example」が第2レベルドメインになります。

また、第4レベルドメインになると、「www.example.co.jp」や「test.example.co.jp」のようなサブドメインになりますね。

ドメインにはどのような種類がある?

以前は、ドメインと言えば「.com」や「.net」「.org」、日本国内だと「.jp」も一般的でした。

現在もそれは変わりません。

ですが、最近は他にもいろいろなドメインがあります。
例えば、「.company」「.media」「.ai」「.museum」「.coop」など様々な種類のドメインがあります。

現時点で、既に1,000種類以上のドメインが存在すると言われており、WEBの制作者でさえ把握するのが困難なくらいです。

国内だと、ドメイン取得サービスとして人気なのは、Xserverドメインお名前.comです。

もちろん、他にもドメイン取得サービスはたくさんあります。
ですが、この2つのサービスは、ドメイン取得時の料金も、2年目以降の更新料も安いので、おすすめしています。

「.com」や「.jp」の前の文字列は、自由に決めれるの?

もちろん、ドメインの「.」より前の文字列は、好きなモノを指定して取得することが可能です。
ただし、その文字列のドメインが空いていればです。

ドメインは早いもの勝ちです!

例えば、homepage.comやhomepage.jpといった文字列のCOMドメインやJPドメインが、もはや空いていることはあり得ません。
当然、wordpress.comやseo.jpみたいな、誰もが欲しがるドメインが空いている訳もないですよね。

もし、欲しい文字列のドメインが既に空いていなければ、このようにしてみるのもおすすめです。

・文字列を少し変更してみる → 文字列の間にハイフン(-)を入れる、文字列を短縮する(例:wordpressをwpに変更)
・「.com」や「.jp」に固執しない → 人気ドメインが空いていなければ、「.me」や「.cc」など別ドメインで取得

ドメインの種類がSEOに影響することはないので、人気ドメインに固執する必要はないです。

最近だと、「.me」や「.cc」なども、アフィリエイトサイトやメディアサイト、ブログなどで幅広く利用されるようになりました。
それに、「.blog」や「.media」「.company」・・・などなど、本当にたくさんの種類のドメインが存在します。

一度、公開予定のWEBサイトの内容に合ったドメインが無いか、調べてみるのもおすすめです。
>> お名前.com 公式サイトへ

ドメインの途中変更は避けましょう!

WEBサイトを運営してる方の中には、途中でドメインを変更しようとする方もいます。

ですが、そうすると、以下のようなデメリットが発生することがあります。

  • Googleの評価が失われてアクセスが減る
  • 変更に手間が掛かる

変更に手間が掛かる

ドメインを途中で変更するのは、かなり労力のいる作業になります。
もし、ホームページの運用を制作会社に任せている場合には、変更に掛かる費用も馬鹿になりません。

例えば、このような作業が発生します。

・以前のドメインがGoogleから得ていた評価をそのまま引き継ぐための設定
 ※評価を上手く引き継げず、大幅なアクセス減になる可能性もあり
・サーバーの移管(HTMLやCSS、画像、プログラムファイルなどのコンテンツの移動)
・コンテンツの移動に伴う不具合の解消
・既存ドメインサイトからのリダイレクト設定
など

ホームページのURLを何かしらのシステムと関連付けている場合、それらの変更も必要です。
SNSなどのプロフィールに紐づけを行っている場合には、それらも全て変更になります。

ドメインの変更って、本当に大変なので注意してください!

途中でドメインを変更するといったことがないように、事前にしっかりと考えましょう。
ドメインとは、基本的に一生付き合っていく覚悟も必要です。

ドメイン設計も、ホームページ制作の重要な工程の一つです。

Googleの評価が失われてアクセスが減る

ドメインの変更により、それまで使用していたドメインで得ていたGoogleからの評価が失われることになります。
そうなると、WEBサイトへのアクセスが大幅に落ちてしまいます。

正確には、旧ドメインから新ドメイン301リダイレクトすることで、旧ドメインで得ていた評価を引き継ぐことができます。
ですが、100%完璧に引き継げるとは限らないので、そこは意識しておく必要があります。

ダッチ

アフィリエイトでは、ドメインの変更を行うこともあります

ただ、アフィリエイトの世界においては、アクセスが減ってきた場合にドメインの変更を行われることはあります。
「ドメインの乗せ換え」という良い方をよくされますが、中古ドメインを購入して、そのドメインへWEBサイトを乗せ換える施策です。

それにより、減ったアクセスが元に戻る場合もあります。

サブドメインって?

サブドメインというくらいなので、メインのドメインがあり、そのサブのドメインとなります。
これだと、訳が分からないですよね。

例えば、example.comというドメインを取得したとします。
この場合だと、「example.com」がメインドメインになります。

このメインドメインの頭にblogという文字列を付けたドメインを作成してみます。
blog.example.com

これが、サブドメインになります。
つまり、メインドメイン「example.com」の前に、ドット「.」で別の文字列をつなげたものがサブドメインです。

恐らく、こういった形のドメインで公開されているホームページを見たことはあると思います。

サブドメインのイメージ図

「www」はドメインエイリアスとして説明されることが多いです。
このドメインエイリアスも、メインドメインの頭に「www」という文字列を付けているので、サブドメインという言い方もできます。

因みに、よく、サブホスト(バーチャルドメイン、バーチャルホスト)と混同されがちなので、注意しましょう。
これらは、1つのIPアドレスに対して複数のドメインを割り当てることのできる仕組みです。
サブドメインとサブホストは、全くの別物になります。

最近では、簡単にサブドメインの発行を行えるレンタルサーバーも多いです。
特に、エックスサーバーConoHa WINGABLENETなどは、無制限でいくつでもサブドメインの発行を行えるの便利です。

レンタルサーバーを選ぶ際には、サブドメインの発行数にも注目してみてもいいかもですね!

サブドメインのメリット・デメリット

メリット

サブドメインの大きなメリットとしては、無料でいくつでも作成できるところです。
サブドメインを利用することで、新しくWEBサイトを公開する為にドメインを取得する必要がないので、ドメイン代金を節約することができます。

また、メインドメインのブランド価値を引き継げるのもポイントです。
特に、知名度の高い企業やメディアのドメインであれば、サブドメインを見ただけで"xxの企業のWEBサイトだ!"ということが分かります。

デメリット

デメリットは、やはりメインドメインに問題が発生した場合に、サブドメインまで影響を受けてしまうところです。
特に、メインドメインがペナルティを受けてしまうと、サブドメインまでペナルティの対象になる可能性もあります。

それと、もう一点!

サブドメイン毎にSSLの設定が必要になるのもデメリットです。
もし、有料SSLしか利用できないレンタルサーバーを利用していると、SSL証明の購入費用がかさむ可能性もあります。

サブドメインの使い道

例えば、ブログ用にドメインを取得しブログサイトを公開するとします。
その場合、blog.comというドメインを取りたいですね。

でも、こんな誰もが欲しがるようなドメインを今更とれるはずがありません。

そこで、自分が持っているドメインの先頭に「blog」という文字列をくっ付けて、「blog.example.com」というサブドメインを作ってみます。

これにより、
http://blog.example.com/
というURLで、ブログの公開が可能になります。

こうしておけば、ドメインからブログサイトであることが一目で分かりますよね!

さらに、企業ブログの場合には、メインドメイン部分をチェックして、どこの企業が運営しているブログかがすぐに分かります。
つまり、ブログを使ったブランディングにもおすすめです。

他にも、例えば、店舗ごとにページを作る場合や、企業メディアを作る場合、などなど、様々な場面でサブドメインは利用されています。

サブドメインの設定

メインとなるドメインさえ取得できていれば、通常は、サーバーのコントールパネルなどから簡単に登録できます。

"お名前.comで管理しているドメインのサブドメインを発行→エックスサーバーでWEBサイトを公開!"などということも可能です。

もちろん、サブドメインの発行で費用が掛かることも、通常はありません。
※もし、費用を請求されることがあれば、「なんで?」と問い合わせてみましょう。

因みに、レンタルサーバーの設定作業に慣れていない方は、戸惑う場面が出てくるかもしれないです。
その場合は、分かる範囲内でお手伝いすることも可能(無料)なので、一度お問い合わせフォームよりご連絡ください。
>> お問い合わせフォームはこちら

 

独自ドメインとは?

独自ドメインという言葉については、それほど詳しく説明する必要はありません。

仮に、「example.com」というドメインを欲しくて取得したとします。
それが、あなたの取得した"あなた独自のドメイン"で、独自ドメインということになります。

つまり、一般的に、レンタルサーバーを検討中にドメインという言葉が出てきたら、"=独自ドメイン"と考えて貰って大丈夫です。

独自ドメインではない場合
例えば、あなたがアメブロでブログを公開する場合、https://ameblo.jp/ユーザー名/というURLが割り当てられます。

この「ameblo.jp」というドメインは、サイバーエージェントさんのものであって、あなた独自のドメインではないですよね。

他にも、レンタルサーバーにデフォルトで付いている初期ドメインなどもありますよね。
例:エックスサーバー → ○○○○.xsrv.jp

この「xsrv.jp」はエックスサーバーさんのものであって、我々は「○○○○.xsrv.jp」というサブドメイン形式で借りているだけになります。
その為、やはりあなたの独自ドメインではありません。

ざっくりですが、独自ドメインとはこんな感じの理解の仕方で十分です。

ですが、独自ドメインという言葉が出てきた場合には、上記のように考えてください。

 

無料ドメインって何?おすすめできない?

無料ドメインって何?

WEB制作の仕事をしていると、無料ドメインっていう言葉をよく聞きます。

ですが、独自ドメインは、無料で利用することはできません。
時々、0円で取得できるチャンスもありますが、2年目以降の更新は必ず掛かり、本来、無料のドメインは存在しません。

じゃあ、"無料ドメインとは何?"と思われる方もいますよね。
それは、一般的には、無料ブログで利用できるドメインや、レンタルサーバーがデフォルトで付けている初期ドメインを指していると思います。

無料ドメインの例
【無料ブログの例】
■はてなブログ → xxxx.hateblo.jp
【初期ドメインの例】
■エックスサーバー → xxxx.xsrv.jp
■ConoHa WING → xxxx.conohawing.com

いわゆる、サブドメインというタイプですね。
他にも、アメブロのドメイン(ameblo.jp)も、ブログアカウントを解説すれば無料で利用できるので、無料ドメインと言われています。

無料ドメインの利用はおすすめ?

個人的には、これらの無料ドメインの利用はおすすめしていません。

理由としては、この2つが上げられます。

・サービスが停止したら利用できなくなる
・他人が所有しているドメインで、自分の資産にならない

特に、無料ブログで心配なのが、サービスの停止です。

サービスが終了したり、何かしらの理由でアカウントを停止されてしまうと、そのドメインは利用できなくなってしまいます。
せっかく、コツコツ育ててきたドメインなのに、もったいないですよね。

また、無料ドメインは、自分のドメインではありません。
WEBサイトの運営を長く行っていると、ドメインの評価も上がり、ドメイン自体が資産にもなります。

ですが、例えば、はてなブログの無料ドメインでブログを続けても、評価が上がるのは、はてなブログの無料ドメインです。
それだと、他人のドメインを一生懸命育てているだけですよね。

無料ドメインよりも中古ドメインをおすすめ

無料ドメインには、既にGoogleの評価も付いています。
その為、新規でドメインを取得するよりも、早い段階で結果が出やすいというメリットもあります。

なので、アフィリエイトで利用する分には、無料ドメインでもいいとは思います。

ただ、それであれば、中古ドメインを購入する方が良いです。

中古ドメインであれば、同様に、既にGoogleの評価も付いており、新規ドメインよりもインデックスされやすいです。
その為、アフィリエイターを中心に、よく利用されています。

中古ドメインの購入には費用が掛かるというデメリットもありますが、少しでも早く収益化させたいという方は一度検討してみましょう。
おすすめの購入先は、中古ドメイン販売屋さんの一択です。
中古ドメイン販売屋さん

独自ドメインはレンタルサーバーとセットだと無料で利用できる

レンタルサーバーによっては、そのサーバーを契約している間は独自ドメインを永久無料で利用できる特典もあります。

独自ドメインは本来費用が発生しますが、契約者を増やすためにドメイン費用をサーバー会社が負担しています。
その為、無料ドメインとは少し異なりますが、実質的には無料で利用できるサービスです。

有名なところだと、こちらの3つのサービスになります。

エックスサーバー
ConoHa WING
ロリポップ ※ハイスピードプラン
※リンクをクリックすると、公式サイトへ移動します。

この3つのレンタルサーバーであれば、最大2つまで独自ドメインを永久無料で利用することもできます。
まだ、レンタルサーバーを契約されていない方であれば、これらのサービスを利用するのもおすすめです。

 

最後に

ホームページとは、企業や個人にとってのインターネット上の入り口で、玄関のような存在です、

自分の家の玄関がどこにあるのか分からなくと困りますよね。
それに、途中で引っ越しをするとなっても、お金や労力が掛かって大変です。

それは、ドメインも同じです。

現在は、ドメインをブラウザに直接打ち込んでホームページへアクセスする人は少ないです。
ですが、パンフレットや配布物などを見て、そこに記載されているドメインで検索する機会もあります。

その為、ユーザーが覚えやすいドメイン名を付けるように心がけましょう。

中古ドメインに効果があるのか?現時点での効果についてまとめてみた!

 

この記事を書いた人
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