※当記事内には、商品プロモーションを含む場合があります
読んでほしい記事
ロリポップ!でPHP8.1の提供が開始!WordPressを高速化するなら迷わずバージョンアップを!
ロリポップ!でPHPのバージョンアップを行う方法を説明します。
PHPのバージョンアップ方法をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

当記事を書いている人
サイト運営者
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
>> プロフィール

ロリポップ!でPHP8.1の提供が開始!バージョンアップ方法を解説!

ロリポップ!でもいよいよPHP8.1の提供が開始しましたね!

PHPはバージョンアップの度に様々な改良が加えられていて、処理速度も昔と比べても格段に上がっています。

もちろん、PHPを使って開発されているWordPressも、PHPバージョンによって速度が変わってきます。

WEBサイトの表示速度の改善にはメリットが2つあります。

【WEBサイトの表示速度を改善するメリット】
■SEO対策になる(Googleの検索順位に影響)
■ユーザービリティの改善

せっかくPHP8.1を利用できるのなったのであれば、この機会に早めにバージョンを行いましょう!

そして、しっかりと表示速度の改善に取り組んでいきましょう!

ただし、PHPバージョンアップによりシステムにエラーが出ることもあります。
バージョンアップ後には、必ず何かエラーが出ていないかのチェックを入念に行いましょう。

ロリポップ!について

ロリポップ!は、GMOグループであるGMOペパボが運営するレンタルサーバーです。

比較的低価格で利用できるとあって人気で、かつては「格安サーバー」の代表格のような存在でした。
そして、今でも格安プランは残っています。

実際、エコノミープランだと月額99円~利用できます。

ただ、エコノミープランはさすがにスペックが低すぎます。
なので、超初級者向けやWordPressのような動的処理を含まないWEBサイト向けになっています。

もし、WordPressを利用されるのであれば、ハイスピードプラン(月額550円~)をおすすめします。

私が利用しているConoHa WINGやエックスサーバーだと月額1,000円ほどはかかります。
それを考えると、月額550円~でもレンタルサーバーの世界ではかなり格安です。

それと、ロリポップ!には、エンタープライズ(月額2,200円~)というプランもあります。

ディスク容量が1.2TBもあり、それで月額2,200円~というのはかなりの格安料金です。

一見2,200円という金額は高く感じてしまう方もいるかもしれないですが、これは相当な格安料金と言えます。

因みに、本業のお仕事でお客さんにエンタープライズを利用されている方がいますが、動的な処理もサクサク動いてくれます。

もし、大規模容量のレンタルサーバーをお探しであれば、ロリポップ!のエンタープライズプランもおすすめです。

ロリポップ!の主なプラン
■エコノミー(120GB) ・・・ 月額99円~
■ライト(350GB) ・・・ 月額220円~
■スタンダード(450GB) ・・・ 月額440円~
■ハイスピード(500GB) ・・・ 月額550円~
■エンタープライズ(1.2TB) ・・・ 月額2,200円~

ロリポップ!の値段・仕様一覧

表示速度は検索順位・ユーザビリティにも影響

PHP8.1へバージョンアップした方がいい理由は、やはりPHPプログラムの処理速度の向上です。

PHP7.xxでもかなり高速になりましたが、PHP8.1はより高速になりました。

PHPは以前は遅いとよく言われていたのですが、最近ではストレスを感じることも少なくなりました。

で、PHPの処理速度の向上は、当然WEBサイトの表示速度の改善にもなります。

サイトの表示速度はGoogleの検索順位にも影響します。
その為、表示速度の改善はSEO対策にもなります。

また、サイトの表示速度が遅いとユーザーの離脱を招いてしまいます。

少しでも速度を改善することでユーザーのストレスも減るので、サイトからの離脱防止にもつながります。

WEBサイトの表示速度はとても重要なので、PHP8.1へのバージョンアップはとても重要になります。

PHP8.1へのバージョンアップ方法

PHP8.1へのバージョンアップ方法についてもまとめておきます。
まず、ロリポップ!の「ユーザー専用ページ」へログインします。

こちらがログイン後のトップ画面です。
ロリポップ!のログイン後の画面
画面左側の「サーバーの管理・設定」の中に「PHP設定」というメニューがあるので、それを開いてください。

ロリポップ!の管理画面
このようなPHPのバージョン設定画面が開きます。

ここでPHP8.1を選択して「変更」をクリックしてください。
ロリポップ!PHPのバージョン変更
これでPHPのバージョン変更が完了です。

ロリポップ!PHPのバージョン変更完了
「xxxxxxx」のバージョンを「8.1」に変更しました!設定反映に5~10分ほど時間を要します。というメッセージが出ます。
設定が反映されるまで数分かかるので、しばらく待って作業完了です。

PHP8.1へのバージョンアップでパーフォーマンスはどのくらい改善した?

PHP8.1へのバージョンアップ前とバージョンアップ後でのパフォーマンスの違いもチェックしてみました。
パフォーマンスの測定には、Google PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)というツールを利用しています。

で、こちらがバージョンアップ前後のパフォーマンス測定結果です。

【バージョンアップ前(PHP7.3)】
PHPバージョンアップ前のパフォーマンス

【バージョンアップ後(PHP8.1)】
PHPバージョンアップ後のパフォーマンス

正直、めちゃくちゃパフォーマンスが改善したとは言えません。

ですが、例えば「Speed Index(ページが表示されまでの時間)」や「Time to Interactive(ページが操作可能になるまでの時間)」なども、ほんの少しですが改善されました。

「Time to Interactive」はユーザーの体感速度にも影響する指標なので、少しでも改善することはありがたいですね!

PHP8.1へのバージョンアップでエラーが発生したか?

ソフトウェアのバージョンアップでは、それに伴うエラーが発生することも多々あります。

が、今回のバージョンアップでは特に不具合などは発生しませんでした。

複数サイトで試してみましたが、いずれも同様にエラーは発生していません。

元々利用していたPHPのバージョンが7.3だったので、PHP7.3とPHP8.1ではエラーが発生しそうな大きな違いが無いのかもしれないですね。

とはいえ、今回たまたまエラーが出なかっただけで、使用しているプラグインやテーマなど様々な要因でエラーが出ることも考えられます。

PHP8.1へのバージョン変更でエラーが出た場合には、すぐに元のバージョンに戻しましょう。

もしくは、PHP8.1のままにしておいて、発生したエラーを1つ1つ解消していきましょう。
個人的には、PHP8.1のままにしておいて、エラーを解消することをおすすめします。

まとめ

格安レンタルサーバーの代表格ともいえるロリポップ!でPHP8.1を利用できるようになりました。

個人的にいくつかのWEBサイト(WordPressで構築)で検証してみましたが、特にエラーも出なかったです。

利用されているプラグインやテーマによっても条件は変わってきますが、PHP8.1へのバージョン変更でエラーが出る可能性は低そうです。

PHP8.1へ変更することで、WEBサイトの表示速度の改善も見込めます。

WEBサイトの表示速度はSEO対策やユーザーの離脱防止にも影響するので、この機会にPHP8.1へのバージョンアップをおすすめします。

それと、もし現在格安のレンタルサーバーをお探しの方がいらっしゃれば、ロリポップ!はとてもおすすめです。

もちろん、他にも格安サーバーとして知られているレンタルサーバーはいくつかあります。

ですが、その中でもロリポップ!は頭一つ抜き出ているといっても過言ではありません。

ぜひ、この機会にロリポップ!のレンタルサーバーもご検討ください!

この記事を書いた人
userimg
ダッチ
    プログラミング15年、WEB制作15年以上になります。

    ブログ・WordPress・レンタルサーバーに関して分からないことがあればご質問ください!
    ご質問・ご相談は無料で受け付けています。

    https://dacchi.hp.peraichi.com/

    WEB制作に関するお仕事の依頼は、こちらのホームページからお願いします。

    丹波のホームページ屋さん

    Twitterでフォローしよう

    おすすめの記事