メタキーワード(meta keywords)とは?
メタキーワード(meta keywords)とは、メタディスクリプションと同じメタタグ(METAタグ)の一つです。
目的とする検索キーワードをカンマ(,)区切りで複数(3~5個くらいを目安)記述するタグです。
<head>~<head>内に以下のように記述します。
・
<meta name="keywords" content="ここにキーワードを設定(xxx,xxx,xxx,xxx)">
・
</head>
メタキーワードは、大昔にはタイトルタグやデスクリプションタグと並んで、SEO上とても重要なタグでした。
Googleに対して、"このページは○○というキーワードで作っていますよ"、ということを伝えるために使用していました
ただ、現在は、SEO上は全く意味を持たなくなってしまっています。
ですが、未だに"記述する必要はあるの?"という話をよく耳にします。
メタキーワードが不要と言われだしたのはかなり前です。
それにもかかわらず、未だにメタキーワードを設定しているサイトもあります。
以前はとても重要な役割を果たしていたので、削除するのも怖いし、取りあえず残しておこうか・・・
といった程度の理由だと思います。
メタキーワードはSEO上必要か?
上記でも説明しましたが、メタキーワードはSEO上は何の意味も持ちません。
まったくもって不要です!!
以前は、このタグに目的とするキーワードをカンマ(,)区切りで複数設定しておくと、Googleの検索ランキングを決定するのに使用されていました。
ですが、現在、Googleはサポートすらしていません。
Googleがサポートしているメタタグの一覧は以下を確認してみて下さい。
https://support.google.com/webmasters/answer/79812?hl=ja
その為、わざわざ記述するだけ時間の無駄です。
設置するキーワードを考える時間も無駄です。
念の為に記述しておこうという方も多いですが、メタキーワードの設定に時間を掛けることは、あまりおすすめできないです。
メタキーワードは残しておいても大丈夫?
現在でも、メタキーワードが残っているサイトは多数あります。
これらは、何か悪さをする訳ではないので、残しておいても全く問題はありません。
ですが、残しておくと、以下のようなデメリットは指摘されてはいます。
・目的とするキーワードが競合にばれてしまう
とは言え、その影響は微々たるものです。
メタキーワードを削除したくらいで節約できる容量などは、たかが知れています。
それに、競合にキーワードがばれたところで、出来ることは限られてきます。
こちらが、サイトをしっかりと作りこんでおけば、他社がキーワードを真似たところで問題はないです。
その為、既に記述済みのメタキーワードを敢えて削除する必要はありません。
今後、既存サイトのリニューアル時や新規作成サイトからは、削除すれば大丈夫です。
WordPressを使っている場合、利用しているテーマにメタキーワードの入力項目が設定されていることもあります。
その場合は、入力せずにそのまま放置しておきましょう。
まとめ
今回は、メタキーワード(meta keywords)についてまとめてみました。
以前は、メタキーワードはSEO上とても重要でした。
ですが、現在はGoogleもサポートをしておらず、設定しても何の意味も持ちません。
もちろん、設置されていても大きなデメリットはなく、設置済みのメタキーワードをわざわざ削除する必要もありません。