
記事がインデックスされない場合の対策
1週間以上前にアップした記事がインデックスされない・・・
なんて悩んでいませんか?
実際、私もそういったことに悩むこともありますが、適切な対処を行うことで改善することもあります。
今回は、そういったインデックスされない場合の対処方法について解説していきます。
時々あるのが、noindexを設定してしまっているパターンです。
これだと、Googleはページを見つけてもインデックスしてくれないので気を付けてください。
HTMLのソースコードの中にnoindexが含まれていないかだけ事前に確認しておきましょう。
インデックスされているかの確認方法
まず、インデックスされているかの確認方法についても説明しておきます。
といっても、方法は簡単です。
例えば、公開しているページのURLが「https://example.com/page1/」だとします。
その場合には、そのURLの前に「site:」という文字列をくっつけてブラウザのアドレスバーや検索窓に打ち込むだけです。
「site:https://example.com/page1/」
↓
ブラウザのアドレスバーに打ち込んでみる。
↓
このように「一致する情報は見つかりませんでした。」と表示される場合には、インデックスされていないということになります。
これだけでインデックスされているかどうかの確認は行えます。
もし、より正確にインデックス情報を知りたい場合には「Google Search Console」から確認する方法もあります。
ただ、インデックスされているかどうかを知りたいだけであれば、上記のように「site:」での確認だけで問題ありません。
どうしてインデックスされないのか?
そもそも、ページがインデックスされないのはどうしてか?というと、以下のような理由が考えられます。
■記事の新規投稿の頻度が低い
■ページの内容が薄い
■ページの内容が、同じサイト内の他の記事と被っている
私の経験上からお話しすると、こういったことが原因となりやすいです。
サイト自体が公開してまだ日が浅い
正直、サイト自体が公開して日が浅い場合、Googleはなかなかインデックスしてくれません。
というのも、Googleのクローラーがサイトへ巡回にきてれる頻度が低いためです。
その為、新しくページを追加してもインデックスされるまでの速度が遅いです。
公開してしばらくの間頑張って記事の投稿を続けていればアクセスも集まり始めて、Googleの巡回頻度も上がってきます。
それまでは、我慢の日々が続きます。
記事の新規投稿の頻度が低い
運用期間が長いサイトであっても、公開頻度が低いのも問題です。
ざっくりとした言い方をすると、頑張っているサイトには高頻度でGoogleクローラーがサイトに巡回にきてくれるようになります。
でも、そうじゃないサイトでは、やはりGoogleクローラーの巡回頻度は低くなります。
特にブログなんかは、初期の段階では3日に1記事は新規投稿(できれば毎日投稿)を行うようにすることをおすすめします。
ページの内容が薄い
いくら高頻度でページや記事の追加を行っていても、中身のないページは低品質とみなしてインデックスされにくいです。
必ずしも「文字数が少ない = 低品質」とはならないですが、できる限り文字数を増やしてページ内のコンテンツを充実させることも大切です。
もちろん、文字数を増やしても、意味のないような文章を追加していくのでは意味がありません。
そのページのタイトルに関連する情報をしっかりと追加することが大切です。
ページの内容が、同じサイト内の他の記事と被っている
ページ内のコンテンツが被っていると、同じ記事とみなされてしまうこともあります。
その場合は、一方の記事のリライトを行うなどして、ページ内のコンテンツが被らないようにすることもおすすめです。
記事がインデックスされない場合の対策
記事のインデックス対策としては、以下のような方法が有効です。
■Google Search Consoleからインデックス登録のためのリクエストを行う
■内部リンクを見直す
■記事の投稿頻度を上げる
■プラグインを使用する
XMLサイトマップの作成・登録を行う
XMLサイトマップとは、このようにサイト内の記事URLをリスト化したようなファイルです。
XMLサイトマップを利用することで、Googleに対してサイト内にあるページのURLを知らせることができます。
これにより、インデックスされるまでの時間が短縮されます。
XMLサイトマップを作成する方法は2通りです。
■プラグインを使って自動でXMLサイトマップを出力する
XMLサイトマップは作成した後に、「Google Search Console」から登録しておく必要があります。
↓
Google Search Consoleからインデックス登録のためのリクエストを行う
これは、「Google Search Console」の「URL検査ツール」を利用して、記事URLをGoogleに対して通知する方法です。
「Google Search Console」上から以下のように行います。
これは、新しくページを作成したり記事を新規投稿したら必ず行っておいた方がいいです。
内部リンクを見直す
内部リンクを見直すことでインデックスが促進されることもよくあります。
ただ、やみくもに内部リンクを貼るのではなくて、関連するページ同士で内部リンクを貼ることが大切です。
また、トップページや重要なページから内部リンクを貼ることでインデックスされやすくなることもあります。
これにより重要なページとみなしてくれるので、インデックスが促進されます。
記事の投稿頻度を上げる
記事の投稿頻度を上げることで事で、Googleクローラーの巡回頻度も多くなります。
巡回頻度が上がると、記事のURLを見つけて貰いやすくなりインデックスされるまでの速度が上がります。
Googleクローラーの巡回頻度は世の中にある全てサイトに対して平等ではありません。
たまにしか更新されないようなサイトだとなかなか巡回にきてくれないこともあります。
記事の投稿は時間が掛かりますが、しっかりと定期的に更新を行うことは大切です。
プラグイン「WebSub/PubSubHubbub」を使用する
WordPressを使ってサイトを公開している場合、プラグイン「WebSub(旧PubSubHubbub)」を利用することも有効といわれています。
WebSubとは以前は「PubSubHubbub」と呼ばれて、記事が投稿・更新されたときにGoogleに対してリアルタイムで通知してくれる仕組みです。
この仕組みを利用して開発されているプラグインで、インストールしておくだけで有効になります。
こちらは、プラグインのインストール画面から「WebSub (FKA. PubSubHubbub)」と検索すれば、一番初めに出てきます。
「今すぐインストール」をクリック→「有効化」をクリック、するだけでOKです。
ただ、WebSubの効果は疑問視されている方もいます。
ですが、インストールしておくだけなので、とりあえず入れておくのもおすすめです。
最後に
今回は、新しく作成したページや投稿記事をインデックスされるための方法を紹介しました。
ただ、これらをやっても必ずインデックスされるという保証はありません。
特に公開後日の浅いサイトだと、何をやってもインデックスされなくてモヤモヤすることもあります。
でも、何もしないで放置しておくよりは、きっちりとインデックスされるための対策をとることは重要です。
面倒でも、必ず各設定を行うようにしましょう。