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さくらのレンタルサーバのスペック・機能を詳しく解説!

さくらのレンタルサーバは、ストレージ100~900GB、WEBサーバーにはNginx + Apache2.4系を採用、多機能でビジネス向けのサービスです。無料SSL利用可、MySQLも利用でき、WordPressの運用にもおすすめのレンタルサーバーです。モジュール版PHPも利用でき、WEBサイトの高速化も可能です。

今回は、さくらインターネットが運営する共用サーバー「さくらのレンタルサーバ」のスペック機能についてまとめていきます。

さくらのレンタルサーバは、ビジネス向けのレンタルサーバーですが、アフィリエイトや個人ブログでも利用しやすいサービスです。
利用を検討されている方は、ぜひチェックしてください。

因みに、メールに関する仕様については、こちらの記事でチェックしてください。

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さくらのレンタルサーバのスペック・機能

主なスペック・機能

まずは、主なスペックや機能についてまとめていきます。

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
WEBサーバーNginx + Apache2.4系
ストレージ容量
(SSD)
100GB300GB400GB600GB900GB
転送量無制限無制限無制限無制限無制限
独自ドメイン
(マルチドメイン)
20個200個300個400個500個
CDN月間転送量100GBまで無料
※101GB以上は従量課金
月間転送量300GBまで無料
※301GB以上は従量課金
HTTP/2
独自無料SSLSSLサーバー証明書「Let's Encrypt」を利用可
有料SSLの利用
独自有料SSL購入可
CRON×
SSH×
.htaccess

WEBサーバーには、エックスサーバーConoHa WINGと同じ「Nginx + Apache」という構成を採用していますね。
その為、さくらのレンタルサーバでも、Apacheの機能である.htaccessも問題なく利用できます。

ストレージ容量は、一般的なWEBサイトであれば十分な量ですし、ビジネスプラン以上であれば大規模サイトにも対応できそうです。

高速化の技術

さくらのレンタルサーバでは、高速化の技術としては、HTTP/2をサポートしているところと、CDNを利用できるところがポイントです。

HTTP/2は通信プロトコルというもので、こちらもWEBサイトの表示速度に影響します。
ただ、HTTP/2での通信を行うためにはSSL通信が必須になるので、高速化の為には必ず常時SSL化の対応も行っておきましょう。

CDNとは、各地に分散しているキャッシュサーバーを利用することで、WEBサイトの高速化や安定化を図るための仕組みです。
プレミアムプラン以上だと転送量300GBまで無料で利用することができるようです。

因みに、CDNを提供しているレンタルサーバーとしては、カラフルボックスも有名です。
興味のある方は、そちらもチェックしてみましょう。

有料SSLの利用も可

さくらのレンタルサーバでは、有料のSSL証明書をインストールして利用することも可能です。
さくらインターネットで購入することもできます、利用者自身が外部で購入したSSL証明書をインストールすることも可能です。

 

データベース

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
MySQL×50個100個200個400個
SQLite

MySQLは50~400個

さくらのレンタルサーバの場合、MySQLは、無制限とはなっていないです。
ですが、50~400個も作成できれば問題ないです。

ただ、ライトプランではMySQLを利用できないので、WordPressの運用が行えないですね。

SQLiteも利用可

また、さくらのレンタルサーバでは、軽量データベースとして人気のSQLiteも利用することができます。
こちらは、オリジナルでのシステム開発で利用されることも多くて、プログラマー向けの機能ですね。

 

プログラム言語

さくらのレンタルサーバで利用できるプログラム言語についてはこちらです。

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
Perl
Ruby
Python
PHP(CGIモード)
PHP(モジュールモード)×
PHPのバージョンPHP5.2、PHP5.3、PHP5.4、PHP5.6、PHP7.4、PHP8.0、PHP8.1
SSI

さくらのレンタルサーバでは、PHP以外にもRubyやPythonといった人気のプログラム言語も使えますね。

あと、Perlを利用する方はかなり減ってきましたが、それでも、まだ一部に需要のあるプログラム言語です。
例えば、MT(MovableType)というCMSはPerlで開発されていますし、昔Perlで開発したシステムがまだ生きている企業もあります。

PHPの動作モード

スタンダードプラン以上だと、Apacheのモジュール版PHPを利用できます。

CGIモードやモジュールモードというのは、プログラムを実行させるための動作モードになります。
モジュール版PHPは、CGI版PHPよりもプログラムを高速に実行さることができるモードになり、以下のようなことを期待できます。

■WordPressの高速化
■動的WEBサイトの表示速度の改善

なお、PHP8.0は、2023年11月にサポートが終了予定となっているバージョンです。
これから新しくシステムを開発したり、WordPressをインストールされる方は、必ずPHP8.1を利用しましょう。

SSIも利用OK

SSIとは、WEBサーバーの機能の一つで、HTMLファイルの中にプログラムを埋め込む技術になります。

例えば、共通の情報(ヘッダ情報やフッタ情報など)を外部ファイルに読み込むこともできます。
また、PHPのコードを記述して実行させることも可能です。

SSIは、セキュリティ上の問題を理由に利用を禁止しているレンタルサーバーもあります。
ですが、さくらのレンタルサーバのように利用を許可しているサービスもあり、とても便利です。

 

クイックインストール

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
WordPress×
EC-CUBE×
concrete5×

さくらのレンタルサーバでは、WordPress、EC-CUBE、concrete5の3つのCMSのインストール機能を利用することができます。
WordPressもサーバーのコントロールパネル上から簡単にインストールすることができ、初心者でも利用しやすくなっています。

EC-CUBEというのは、ECサイトを作成するためのツールです。
WordPressでもECサイトを組むことができますが、本格的に運用するならEC-CUBEを利用するのもおすすめです。

concrete5というのは、ホームページを作成するためのCMSツールです。
最近はあまり聞かなくなりましたが、ドラッグ&ドロップでコンテンツの配置が可能で、一部ではまだconcrete5を使用されている方もいるようです。

因みに、さくらのレンタルサーバでは、上記3つ以外のCMSも利用することはできます。
ただ、レンタルサーバー側でインストール機能を用意されていないので、インストール・設定は上級者向け作業になります。

FTP

さくらのレンタルサーバでも、FTPを問題なく利用することができます。

FTPサーバーに関する仕様についてはこちらです。

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
FTP
sftp×
FTPS
(FTP over SSL)
複数ユーザでのFTP利用×××

FTPは、WEB制作者向けの機能になります。
サーバー上にファイルをアップロードするために必要なサーバーで、一般的にはFFFTPというツールをPCにインストールして接続することが多いです。

アフィリエイトメインでレンタルサーバーを契約される方には、あまり馴染みのない機能です。
ですが、使えるようになっておくと便利です。

 

セキュリティ・ログ

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
Web改ざん検知サービス〇 ※有料オプション
WAF
国外IPアドレスフィルタ
アクセスログ
エラーログ

WAFというのは、WEBアプリケーションファイアウォールというものです。

WEBアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃から守ってくれるソフトウェアです。
WordPressのセキュリティも向上するので、必ず設定しておきましょう。

 

利用制限

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
商用利用
再販
アダルトサイト×××××

アダルトサイト運営は禁止

さくらのレンタルサーバでは、アダルトコンテンツの公開は禁止されているので、アダルトサイト運営は行えません。

商用利用と再販はOK

ただ、商用利用と再販は許可されています。

再販というのは、サーバーを第三者に貸し出すということです。
ただし、第三者が禁止事項に違反すると、本契約者も何かしらの措置を講じられることがあるので注意してください。

因みに、商用利用というのは、そのままですが、"商用で利用してOKです"という意味になります。

仮に、商用利用が不可となっていると、アフィリエイトで利用することもできないので注意が必要です。
といっても、商用利用禁止というレンタルサーバーはほとんどないですが。

 

その他

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
RAID構成RAID10RAID10RAID10RAID10RAID10
バックアップ機能×
ステージング×
データセンター日本国内
サーバー監視体制24時間365日、有人監視
Webフォント

さくらのレンタルサーバには、8世代バックアップの機能が無料で搭載されています。
※ライトプランでは使用不可

8世代というのは、最大で8個までバックアップデータを保管できるということです。
世代ごとにデータを管理することができ、必要な世代のバックアップデータを使ってデータ復旧を行うことができます。

因みに、さくらのレンタルサーバでは、スナップショットという単位でバックアップデータを保管することになります。
1スナップショットの容量は最大30GBになるので、その容量を超えるデータのバックアップはできません。

 

サポート

ライトスタンダードプレミアムビジネスビジネスプロ
メールサポート
電話サポート
チャットサポート

サポートに関しては、全プランでメールと電話を利用することができます。

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さくらのレンタルサーバのよくある質問

さくらのスペックや機能に関して、よくある質問についてまとめました。

WEBサーバー何を利用していますか?

Nginx + Apache2.4系を採用しています。

ストレージ容量はいくらですか?

300~500GB

バックアップ機能は付いていますか?

無料自動バックアップ機能が標準で搭載されています。データ復元も無料です。

HTTP/2をサポートしていますか?

サポートしています。

FTPを利用できますか?

利用できます。FTPS (FTP over SSL)、sftpも利用できます。

WAFを利用できますか?

利用できます。

アダルトサイトは運営できますか?

アダルトサイトの運営は禁止されています。

再販は可能ですか?

可能です。

商用利用は可能ですか?

可能です。

 

最後に

今回は、さくらのレンタルサーバのスペックや機能についてまとめました。

さくらのレンタルサーバは、機能が充実していて、ビジネス利用におすすめのレンタルサーバーです。

CPUやメモリについては公開されていないのが残念ですが、ストレージも多く利用しやすくなっています。
セキュリティ機能やバックアップ機能も搭載しており、またCDNやHTTP/2、SSD採用、モジュール版PHPなど高速化の仕組みも充実しています。

WordPressの運用にも最適で、アフィリエイトで利用するのにもおすすめです。
さくらのレンタルサーバを検討されている方は、ぜひチェックしてください。

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この記事を書いた人
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ダッチ
    プログラミング15年、WEB制作15年以上になります。

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