
もくじ
月額150円~の格安サーバー「リトルサーバー(Little Server)」について解説
こちらの記事では、人気のレンタルサーバー「リトルサーバー(Little Server)」について詳しくまとめました。
リトルサーバーは月額150円~利用することができ、上位プランでも月額430円~となっていて格安サーバーとしても知られています。
全プランで独自ドメイン(マルチドメイン)の設定が無制限となっていて、ストレージ容量もSSD採用・20~120GBと格安にもかかわらず多いです。
20日間の無料お試し期間も付いて、たっぷりと使ってみてから本契約に移行することもできます。
また、全プランに自動バックアップ機能(7日分)が付いていて、データの復元も無料で行えます。
これで何が問題が発生しても安心です。
私自身もリトルサーバーを利用していますが、WordPressで構築したサイトもサクサク動作しています。
格安レンタルサーバーですが、「SSD + HTTP/2 + PHP高速化設定」でサイトの表示速度も速いです。
※ミニプランではHTTP/2とPHP高速化設定は利用できません。
今回は、そのリトルサーバーについてまとめています。
格安レンタルサーバーをお探しの方や、リトルサーバーに興味のある方は、こちらの記事も最後まで読んでいただけると嬉しいです。
リトルサーバーの魅力
リトルサーバーの最大の魅力は、やはり格安なのにサイトの表示速度が速い点です。
私自身も利用していますが、ワードプランだと年間2,340円(月換算195円)、そのひとつ上のリトルプランでも年間3,000円(250円)となっています。
あとで説明しますが、リトルサーバーは高速化のための対応がしっかりとなされています。
そのサーバーが月額数百円で利用できるのはかなりのコスパです!
リトルサーバーの特徴
・無料独自SSL(Let's Encrypt)を利用できる
・独自ドメイン(マルチドメイン)が無制限
・バックアップ機能あり(7日分)
・コントロールパネルもシンプル
・CMS(WordPressなど)の簡単インストールあり
・格安サーバーだがストレージ容量がそこそこ
・20日間の無料お試し期間
SSD採用でサイトの表示がサクサク
リトルサーバーは上記で説明したように、格安にもかかわらず表示速度が速いのが特徴です。
その理由の一つが、ストレージに高速処理が可能なSSDを採用している点です。
もちろん、他にも高速な理由はあります。
その理由に関しては、後ほど説明します。
無料独自SSL(Let's Encrypt)を利用できる
今の時代、HTTPS通信はSEO対策にもなるので必須ですよね。
リトルサーバーでも、無料の独自SSLである「Let's Encrypt」を利用できます。
格安サーバーの場合にはSSLのインストールをできないところもありますが、リトルサーバーでは全プランで問題なく設定できるので安心してください。
独自ドメイン(マルチドメイン)が無制限
独自ドメインとは、マルチドメイン、バーチャルホスト、サブホスト、バーチャルホストなど呼び方はたくさんあります。
要は、メインとなるドメインとは別に複数の独自ドメインを利用するための仕組みです。
リトルサーバーでは、全プランで独自ドメインの設定が無制限となっているのも特徴です。
その為、1つの契約でいくらでもドメインを追加してサイトを設定することができます。
※もちろんプランごとにストレージ容量の上限があるので、その容量の範囲内での設定にはなります。
バックアップ機能あり(7日分)
リトルサーバーでは、全プラン7日分のバックアップ機能があります。
仮にデータが飛んでしまった場合でもバックアップがあるので安心です。
・全プランでバックアップ機能搭載
・バックアップ処理は1日1回実施
・復元データは無料で提供して貰える
・バックアップデータは7日分
コントロールパネルもシンプル
リトルサーバーでは独自のコントロールパネルが用意されています。
操作もシンプルで、初めてリトルサーバーを利用される方でも簡単に作業を行えます。
CMS(WordPressなど)の簡単インストールあり
WordPressの簡単インストール機能も用意されています。
その為、初心者の方でも簡単にWordPressを導入することができます。
■MovableType:ブログやホームページを構築できるツール
■XOOPS:コミュニティサイトを構築できるツール
■EC-CUBE:ECサイトを構築できる国産のツール
■ZenCart:オンラインショップを構築できるツール
■PukiWiki:ウィキのようなサイトを構築できるツール
格安サーバーだがストレージ容量がそこそこ
リトルサーバーには、現在ミニプラン、ワードプラン、リトルプラン、ビッグプランの4つのプランが用意されています。
それぞれのプランのストレージ容量は20GB、30GB、60GB、120GBとなっています。
一番料金の安いミニプランでも20GBあり、格安サーバーとしてはかなり多い方です。
中には、ストレージが5GB以下の格安レンタルサーバーもあるので、それを考えるとかなり多い方です。
20日間の無料お試し期間
無料お試し期間が20日間あるのもリトルサーバーの特徴です。
20日間あればかなり使いこなせるので、しっかりとチェックしてから本契約に移行することができます。
リトルサーバーはなぜ高速?
リトルサーバーが高速な主な理由は以下の3点です。
・ストレージにSSDを採用
・PHPの高速化設定あり
HTTP/2とはWEBのプロトコルで、前のバージョンであるHTTP/1.1と処理が比べるとかなり改善されています。
その為、WEBの表示速度も改善されて高速になります。
HTTPとは、ブラウザとサーバー間でのデータ(画像やHTMLなど)の処理方法を定めたプロトコル(仕様)です。
HTTP/2はデータの同時処理を効率よく行えるように改良されたバージョンで、HTTP/2を採用することで高速化を図れます。
因みに、HTTP/2はデフォルトではオフになっているので、手動で有効化する必要があります。
と言っても、コントロールパネル上から簡単に有効化できます。
また、ストレージにSSDを採用しているのも高速な理由です。
HDDと比べると処理速度が速くて、最近はSSDをストレージとして採用するレンタルサーバーも増えてきています。
こういった基本的なところに取り組んでいるのもリトルサーバーが高速な理由です。
さらに、PHPの高速化設定があり、この設定を有効化することで高速化が図れます。
メールアドレスの発行・設定について
リトルサーバーでは、独自ドメインでのメールアドレスの発行も無制限になっています。
発行もコントロールパネル上から簡単に行えるようになっています。
「転送設定」「フィルタ設定」「自動返信」などの設定も簡単に行うことができます。
■フィルタ設定:スパムフィルタやウィルスフィルタ、ホワイトリストとブラックリストの設定を行える機能
■自動返信:該当メールアドレスでメールを受信した場合に自動でサンクスメールなどを送信できる機能
【メーラー設定内容】
■ユーザー名:メールアドレス(example@example.com)
■パスワード:設定したパスワード
■POPサーバー(POP3):pop.lsv.jp
■SMTPサーバー:smtp.lsv.jp
■ポート番号(受信サーバー):110
■ポート番号(送信サーバー):587
FTPアカウントの発行
リトルサーバーでは、FTPアカウントの発行も行えます。
プランによって発行できるアカウント数は異なりますが、ミニプランでも最大で20個まで発行することができます。
このような画面から簡単に発行することができるようになっています。
特に、WEBサイトの制作業を行っている人達にとってFFFTPは必須のツールなので、FTPアカウントを簡単に発行できるのは助かりますね。
各プランの料金
料金についても表にまとめておきます。
※2022年6月10日現在の情報です。
※また、全て税込み価格になります。
リトルサーバーでは、6ヶ月契約、または12か月契約(1年契約)のみになります。
契約期間 | ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | ビッグプラン |
---|---|---|---|---|
ディスク容量(SSD) | 20GB | 30GB | 60GB | 120GB |
初期費用 | 920円 | 920円 | 920円 | 920円 |
6ヶ月 | 1,080円 ※月額180円 |
1,470円 ※月額235円 |
1,680円 ※月額280円 |
2,820円 ※月額470円 |
12ヶ月 | 1,800円 ※月額150円 |
2,340円 ※月額195円 |
3,000円 ※月額250円 |
5,160円 ※月額430円 |
無料お試し期間 | 20日 | 20日 | 20日 | 20日 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース(MySQL) | 3個 | 5個 | 10個 | 50個 |
メールアドレス ※独自ドメイン |
無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
おすすめプラン
やはり、一番のおすすめはリトルプランです。
月額250円~利用できて、しかもストレージ容量が60GBもあります。
このスペックであれば複数サイトの運営も問題なく行えて、使い勝手がいいプランになります。
もう少し料金を抑えたいという方にはワードプランでも問題はないですが、ストレージ容量が30GB(リトルプランの半分)になってしまいます。
月額で数十円しか差がないのであればリトルプランを選んだ方がお得です。
ただし、ミニプランはおすすめできません。
月額150円~とかなり安くて、ストレージ容量も20GBあるので、この点だけを見るとコスパ最高です。
WordPressも問題なく利用できます。
ですが、「HTTP/2」と「高速化設定」が利用できないので、サイトの表示速度も期待できません。
必ずミニプランは避けて、上記で説明したワードプラン以上を利用しましょう。
リトルサーバーのまとめ
こちらの記事では、格安レンタルサーバー「リトルサーバー」について詳しくまとめました。
リトルサーバーは全プランで独自ドメインの設定が無制限で、ストレージも20GB~120GBと大容量です。
サイトの表示速度も速くて、コントロールパネルの操作もシンプルなので、初心者だけでなく中級者・上級者の方にもおすすめのレンタルサーバーとなっています。
格安レンタルサーバーをお探しの方や、リトルサーバーに興味をお持ちの方は、まずは無料お試し期間を利用して申し込みを行ってみてください。
そして、気に入ればそのまま本契約に移行しましょう!
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