
こちらの記事では、エックスサーバーが提供する仮想専用サーバー「XServer VPS(エックスサーバーVPS)」について詳しくまとめています。
無料で利用できるプランも提供されているので、XServer VPSを使ってみたい方はチェックしてみましょう。
XServer VPSから大容量(200GB~3,000GB)のビジネスプランがリリースされました。
ビジネスのための法人向けクラウドサーバーとなっているので、高性能・大容量サーバーが必要な方は、ビジネスプランもチェックしてみましょう。
※今回紹介するのは、XServer VPSの通常プランになります。
このようなことを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
- XServer VPSとエックスサーバーとの違い
- XServer VPSの料金(他社との比較あり)
- XServer VPSで利用できるOS・アプリケーション
- XServer VPSのメリット・デメリット
- XServer VPSの申し込み方法
因みに、VPSではなく通常のレンタルサーバーを検討されている方は、エックスサーバーをチェックしてください。
同様にエックスサーバー株式会社が提供しているサービスで、国内では非常に人気のレンタルサーバーです。
また、他のおすすめVPSを知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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XServer VPSとエックスサーバーの違い
まず、XServer VPSとエックスサーバーの"違い"をまとめると、こちらになります。
| エックスサーバー | XServer VPS | |
|---|---|---|
| タイプ | 共用サーバー | VPS |
| 料金 | 安い 1,100~4,400円 |
高い 830~39,000円 |
| 容量 | 500GB~700GB | 50GB~2,400GB |
| CPU・メモリ | 複数の利用者と共有 | 利用者ごとに割り当て |
| 運用・管理 | かなり楽 | かなり面倒 |
| カスタマイズ性 | 低い | 高い |
| 利用目的 | ■Webサイトの公開 ■WordPressの利用 ■メール利用 |
■Webサイトの公開 ■WordPressの利用 ■メールサーバーの構築 ■ゲームのマルチプレイサーバー ■AIツールの導入 ■ビジネス管理ツールの運用 ■ファイルサーバー構築 など |
プランにもよりますが、同程度のスペックだとVPSの方が高くなります。
ただ、XServer VPSでは個人でも利用しやすい価格のプランも用意されているのも特徴です。
エックスサーバーの特徴
エックスサーバーというのは、いわゆる共用サーバータイプのレンタルサーバーです。
また、OS・ソフトウェアのインストールは既に行われているため、サーバーに関する知識が無くてもWebサイトを運用することができます。
個人・法を問わず、Webサイトの運営やメール利用であれば、基本的にはエックスサーバーをおすすめします。
XServer VPSの特徴
XServer VPSは、VPS(仮想専用サーバー)というサービスで、仮想的にサーバーを専有できるサービスになります。
ですが、低価格のプランも用意されており、目的・予算に応じたプランを選びやすいです。
また、サーバーを複数の利用者と共有していますが、メモリ・CPUは利用者ごとに割り当てられるので、他利用者の影響を受けにくく、快適なWebサイト運営が可能になります。
さらに、XServer VPSは自由度が高いのがメリットです。
Webサイトやメール利用だけでなく、ゲームのマルチプレイ環境やAIツールをインストールして利用することもできます。
ただ、OS・ソフトウェアは利用者自身でインストールし管理する必要があります。
その為、共用サーバーとは異なり、サーバーの運用・管理のコストが掛かるのがVPSのデメリットにもなります。
因みに、XServer VPSもエックスサーバーもレンタルサーバーです。
一般的にレンタルサーバーと言うと、共用サーバーを指すことが多いですが、VPSもレンタルサーバーの一つです。
また、他にも、レンタルサーバーには専用サーバーやクラウドサーバーもあります。
レンタルサーバーの違いを知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。
XServer VPSについて
結論から言うと、XServer VPSはかなり使いやすくてコスパも抜群!
もちろん、さくらのVPS(さくらインターネット)だったりクラウドVPS(GMOクラウド)、ConoHa VPSも人気があります。
ですが、XServer VPSは申し込みも簡単でコントロールパネルもシンプルなので、とても使いやすいです!
というのが率直な感想です。
まずは、XServer VPSの利用料金をチェックしてみましょう。
↓
XServer VPSの利用料金
XServer VPSでは、個人でも利用しやすい2GBプランから、超高スペックな64GBプランまで用意されています。
個人だけでなく、ビジネスでも利用しやすくなっています。
※料金は月額、税込みです。
| 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | |||||
| 1ヶ月 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
| 3ヶ月 | 1,100円 | 2,101円 | 4,200円 | 9,240円 | 21,500円 | 43,000円 |
| 6ヶ月 | 1,050円 | 2,000円 | 4,000円 | 8,800円 | 20,700円 | 41,400円 |
| 12ヶ月 | 900円 | 1,800円 | 3,600円 | 7,800円 | 19,500円 | 39,000円 |
| 24ヶ月 | 870円 | 1,750円 | 3,400円 | 7,500円 | 19,000円 | 38,500円 |
| 36ヶ月 | 830円 | 1,700円 | 3,201円 | 7,200円 | 18,500円 | 38,000円 |
| NVMe SSD | 50GB | 150GB | 400GB | 800GB | 1,600GB | 2,400GB |
| メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
| CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
| 転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
※テーブルが見切れる場合は、テーブルを左右にスワイプしてください。
ただし、料金は一括払いになるので、その点は注意してください。
XServer VPSでは、4GBプラン以上では無料でメモリを増設できるサービスも提供されています。
それにより、追加料金なしでより快適なサーバー環境を用意することもできます。
>> メモリ無料増設についてチェックする
同程度のスペックであるConoHa VPSであれば、メモリ2GBプランを12ヶ月契約にした場合に月額846円となります。
ConoHa VPSは料金が度々変動するので比較しにくいのですが、大差はないですね。
ただ、さくらのVPS(インターネット)だと月額1,594~1,795円(リージョンにより値段が変動)、クラウドVPS(GMOクラウド)だと月額1,791円となります。
他社の人気VPSと比べてもお手頃価格と言えますね。
・XServer VPS ・・・ 900円
・ConoHa VPS ・・・ 846円
・さくらのVPS ・・・ 1,594~1,795円
・クラウドVPS ・・・ 1,791円
無料VPSあり
XServer VPSでは、無料で利用できる無料VPSを用意されています。
VPSとしては国内初のサービスで、初期費用も無料なので0円で利用することができます。
有料プランと比較しながら、無料VPSの主なスペックや仕様もチェックしてみましょう。
| 無料VPS | 有料プラン | |||
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 4GB | 2GB | 4GB | |
| 初期費用 | 無料 | |||
| 月額 | 0円 | 0円 | 830円~ | 1,700円~ |
| メモリ | 2GB | 4GB | 2GB | 4GB |
| メモリ増設 | × | × | × | +2GB |
| vCPU | 2コア | 3コア | 3コア | 4コア |
| NVMe SSD | 30GB | 30GB | 50GB | 150GB |
| 無料 サブドメイン |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ネットワーク | 30Mbps | 30Mbps | 100Mbps | 100Mbps |
| イメージ保存 | × | × | 〇 | 〇 |
| メール送信 | × | × | 〇 | 〇 |
| 通信制限 | あり | あり | なし | なし |
| サポート | × | × | 〇 | 〇 |
| 契約更新 | 手動 (2日ごと) |
手動 (4日ごと) |
自動 | 自動 |
有料プランと比べると、いくつかの制限はあります。
ですが、サブドメイン(サーバーID.xvps.jp)を利用することもでき、無料ということを考えると十分なスペックと言えそうです。
メモリ無料増設について
XServer VPSでは、8GBプラン以上を利用することで、無料でメモリを増設することができます。
しかも、永続的なメモリ増設になるので、かなり快適なサーバーを利用できます。
増設後のメモリはこちらです。
| 標準メモリ | 増設後メモリ | |
|---|---|---|
| 4GBプラン | 4GB | 6GB |
| 8GBプラン | 8GB | 12GB |
| 16GBプラン | 16GB | 24GB |
| 32GBプラン | 32GB | 48GB |
| 64GBプラン | 64GB | 96GB |
XServer VPSで利用できるOS・アプリケーション
XServer VPSでは、イメージタイプ(OS・アプリケーション)というものを用意されています。
例えば、Web環境やゲームサーバー、AIツール、など様々な環境を整えることができます。
ただ、選択できるイメージタイプはかなり増えたので、別ページにまとめました。
イメージタイプについて詳しく知りたい方は、以下のページでチェックしてください。
Windowsサーバーもあり
XServer VPSでは、Windowsサーバー(XServer VPS for Windows Server)も用意されています。
お手頃価格で、かつハイスペックなWindowsサーバーになっています。
Windowsサーバーを検討されている方は、こちらの記事もチェックしてみましょう!
サポートについて
XServer VPSでは、以下の方法でのサポートが可能になっています。
■チャット(平日 10:00~18:00)
■メール
また、マニュアルも用意されています。
問い合わせ前には、一度マニュアルをチェックしておくのもおすすめです。
https://vps.xserver.ne.jp/support/manual/
XServer VPSのメリット
XServer VPSを利用するメリットとして上げられるのがこの6つです。
- 快適なサーバー利用が可能
- 利用できるOS、アプリケーションのテンプレートが多い
- 他社VPSと比べても料金がお手頃
- ストレージに「NVMe SSD」を採用
- メモリを無料で増設できる
- レンタルサーバー大手のエックスサーバー株式会社が運営している
1. 快適なサーバー利用が可能
VPSは、利用者ごと(1契約ごと)にメモリ・CPUが割り当てられます。
その為、他利用者の影響を受けにくいのがメリットで、快適にサーバーを利用することができます。
2. 利用できるOS、アプリケーションのテンプレートが多い
XServer VPSでは、利用できるOSやアプリケーションがどんどん追加されています。
例えば、KUSANAGIのようなCMSの高速環境を簡単に構築することができます。
人気フレームワークのLaravelやRuby on Rails、人気CMSのConcreteCMS、Drupal、Joomla!などの環境も簡単に構築できます。
他にもたくさんのOSやアプリケーションを利用できるようになっているので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
>> XServer VPSで利用できるOS・アプリケーションをチェックする
因みに、ゲームのマルチプレイサーバー構築で利用する場合は、「XServer VPS for Game」も検討しましょう。
ゲーム専用サーバーなので、より快適にマルチプレイサーバーを運営することができます。
3. 他社VPSと比べても料金がお手頃
XServer VPSは、料金面でも比較的お手頃に利用できます。
人気の他社VPSとも比較しているので、XServer VPSの料金を知りたい方は、こちらをチェックしてください。
>> XServer VPSの料金をチェックする
4. ストレージに「NVMe SSD」を採用
XServer VPSでは、ストレージに、通常のSSDではなくNVMe SSDを採用しています。
NVMeはSSDの為に作られた通信規格で、サーバーの処理速度にも影響します。
より高速なVPSを利用したい方には、NVMe SSDをストレージに搭載しているXServer VPSがおすすめです。
5. メモリを無料で増設できる
XServer VPSでは、8GBプラン以上では無料でメモリを増設できるサービスが開始しました。
それにより、標準よりも大幅なメモリを利用できるようになります。
>> メモリ無料増設についてチェックする
6. レンタルサーバー大手のエックスサーバー株式会社が運営している
XServer VPSは、レンタルサーバー業界の最大手であるエックスサーバー株式会社が運営しているVPSサービスです。
例えば、サービスの停止やトラブルの放置といったリスクが非常に低く、安心して利用できます。
この点もXServer VPSを利用する大きなメリットと言えます。
XServer VPSのデメリット
XServer VPSのデメリットについてもまとめておきます。
- OS・ミドルウェア(Webサーバーなど)のインストール・設定を自分で行う必要がある
OS・ミドルウェアは利用者自身でインストール
OS・ミドルウェアのインストールや設定の手間については、どこのVPSを利用しても基本は同じです。
それに、XServer VPSには多くのOS・アプリケーションイメージ(テンプレート)が用意されています。
>>XServer VPSのOS・アプリケーションのまとめ
ですが、やはり利用者自身でインストールから設定まで行わないいけないのは手間です。
また、脆弱性が見つかった場合には、利用者自身でこれらのミドルウェアの更新を行う必要があります。
その為、運用コストが掛かるのがXServer VPSのデメリットにもなります。
ちなみに、予算に余裕のある方には、XServerビジネスのマネージド専用サーバーもおすすめです。
専用サーバーとは、VPSよりも上位のサーバーで、より高スペックな環境になります。
XServerビジネスは法人向けサービスで、マネージド専用サーバーになるのでサーバー運用もエックスサーバーが行います。
そのため、運用をコストをかけずに高スペックサーバーを利用したい法人経営者にもおすすめです。
XServer VPSと他社VPSを比較
XServer VPSと他社VPSを比べてみましょう。
今回は、各社の2Gプランで比較してみます。
↓
| 月額料金 (12ヶ月契約) |
容量 | 転送量 | メモリ/CPU | |
|---|---|---|---|---|
![]() XServer VPS (2GBプラン) |
900円 | NVMe SSD 50GB | 無制限 | 2GB/3コア |
![]() ConoHa VPS (2GBプラン) |
846円 | SSD 100GB | 無制限 | 2GB/3コア |
![]() さくらのVPS (2GBプラン) |
1,594~1,795円 | SSD 100GB | 無制限 | 2GB/3コア |
ABLENET VPS(V1プラン) |
968円 | SSD 40GB HDD 100GB |
無制限 | 1.5GB/2コア |
![]() シンVPS (2GBプラン) |
1,600円 | NVMe SSD 150GB | 無制限 | 2GB/3コア |
![]() WebARENA Indigo (2GBプラン) |
814円 | SSD 40GB | 無制限 | 2GB/2コア |
![]() お名前.com (2GBプラン) |
1,209円 | SSD 200GB | 無制限 | 2GB/3コア |
料金だけを比べるとWebARENAが最も安いですね。
ただ、WebARENAはストレージ容量が40GBと他社よりも少ないのがデメリットです。
また、ストレージ容量重視の方であれば、お名前.comのVPSが200GBと最も多くおすすめです。
さらに、ストレージに「NVMe SSD」を採用しているので、他社VPSと比べても高速な処理を期待できます。
ただ、2GBプランだとストレージ容量が50GBと他社VPSと比べると少ない方なので、容量が必要な方には4GB以上のプランを申し込みましょう。
XServer VPSの申し込み方法・コントロールパネルについて
XServer VPSの申し込み方法とサーバーのコントロールパネル「VPSパネル」についてまとめておきます。
XServer VPSの申し込み方法
まずは、公式サイトへアクセスします。
>> XServer VPS 公式サイト![]()
このようなトップ画面が表示されます。

「今すぐ申し込み」ボタンをクリックしてください。
以下のような新規のアカウント作成ボタンと、既存会員向けのログインボタンが表示されます。
↓

アカウントを既に持っているので、今回は右側の「ログイン」ボタンから申し込みを行います。
※まだエックスサーバーのアカウントをお持ち無い場合には、左側のボタンをクリックして新規で作成してください。
↓
メールアドレスとパスワードを入力して、ログインします。

↓

「XServer VPS を申し込む」というボタンをクリックします。
↓
このようなVPSの申し込み画面が開きます。

サーバー名、プラン、契約期間を入力・選択します。
サーバー名は必要に応じて変更してください(申し込み後に変更することも可能です)。
契約期間に関しては長いほど月額料金が安くなりますが、ここも必要に応じて選択してください。
少し下にスクロールしてください。
↓

イメージタイプ、rootパスワード、SSH Keyを入力してください。
イメージタイプに関しては、今回はOSにUbuntuを選択してみます。
※OS、アプリケーションは契約完了後でも再インストール可能になっているので、あとで変更することも可能です。
SSH Keyに関しては、必要に応じて設定してください。
※SSHキーについては、極力設定していた方がいいです。
それと、rootパスワードは忘れないように気を付けてください。
ただし、パスワードが漏れると大変なことになるので、ここは必ず複雑な文字列を設定するようにしましょう。
すべて入力したら、「お申し込み内容を確認する」ボタンをクリックして、確認画面へ移動してください。
↓

確認画面で入力内容をチェックしてください。

内容に問題が無ければ、「お支払いへ進む」をクリックして、支払い画面へ移動します。
↓

支払い方法は、クレジットカードか翌月後払い(コンビニ/銀行)の2通りが用意されています。
クレジットカードだと支払いも簡単で直ぐに利用できるので、クレジットカード払いがおすすめです。
クレジットカードを選択して「決済画面へ進む」ボタンをクリックすると、クレジットカード決済画面へ移動します。
↓

ここで各項目を入力して「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
↓

問題が無ければ「支払いをする」ボタンをクリックしてください。
↓

これで支払いが完了して、VPSの申し込みが完了しました。
申し込みに掛かった時間は、3、4分程度です。
エックスサーバーのアカウントを持っていない場合には、事前に作成しておくと申し込みまでスムーズに進むので便利です。
申し込み完了したら、エックスサーバーからVPS設定完了のメールが届きます。
そのメールにはVPSパネル(VPSのコントロールパネル)のログイン情報なども記載されています。
大事に取っておきましょう!
このあとは、実際にVPSパネルを少し覗いてみましょう。
↓
コントロールパネル(VPSパネル)について
VPSのコントロールパネル(VPSパネル)ヘのアクセス経路は2パターンあります。
XServer VPSの「契約管理ページ」からアクセスする方法と、VPSパネルへ直接ログインする方法です。
https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xvps/vps
※ログインアカウントはメールで送られてきます。
今回は、「契約管理ページ」からログインしてVPSパネルへアクセスしてみます。
契約管理ページ:https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xvps
※エックスサーバーのアカウントでログインしてください。
ログインすると、一番上に契約したVPSが追加されています。

右側に表示されている「VPS管理」をクリックすると、該当VPSのコントロールパネルへ遷移します。
OS、サーバー名、プラン名、CPU、メモリなどが表示されています。

サーバー名の変更もこの画面から行えますね。
さらに画面下へスクロールしてください。
逆引きホスト名、IPアドレス、ポートなどが表示されています。

セキュリティ強化のためにも、二段階認証設定は行っておいた方がいいです。
あと、ポートに関しては、デフォルトではすべて閉じています。
この後、SSH接続して諸々の設定作業を行うことになると思います。
WordPressを利用するなら、WebサーバーやMySQLなども必要になるので、各自必要なポートの許可を行っておきましょう。
ポートの設定画面はこのようになっています。

あと、VPSの申し込み時にSSH Keyを設定していない場合には、その設定もVPSパネルから行うことができます。


このような感じで、VPSパネル上では様々な設定を行うことができます。
他にも、OSの再インストールやDNSレコードの設定などもこちらの画面上で行うことができます。
このようにコントロールパネルもシンプルで使いやすくなっています。
XServer VPSにWordPressをインストールしてみた結果
実際にXServer VPSにWebサーバー、PHP、MySQLなどのミドルウェアをインストールして、そこにWordPressを設置して動作をチェックしてみました。
WordPressに関しては、このブログをそのままコピペして移植しています(テスト用の別ドメインを使用)。
そして、WebサーバーにはApache、Linux OS(ディストリビューション)にはUbuntu 22.04を選択しています。
検証と言っても、Googleの「PageSpeed Insights」でスコアを比較しただけにはなります。
参考程度に見ていただければと思います。
結果は、多少のスコアの改善は見られました。
ですが、そこまで大きくは変わっていないです。
まずは、こちらがコピー元のサーバー(このサイト)の測定結果です。

こちらが、コピー先のサーバー(XServer VPSに移植したサイト)の測定結果です。

細かいところを見ていけば、例えば「First Contentful Paint」や「Speed Index」のパフォーマンスはそこそこ改善されています。
ですが、全体を見れば大差はないと言って問題ないように思います。
因みに、体感速度としては、どちらも同じくらいのスピードは出ています。
ただ、インストールされているサーバーのLinux OSも異なります。
それに、今回は使用したWebサーバーもApacheとNginxという違いがあります。
ここは、また時間を取って同じNginxで比較したいと思います。
それに、元々こちらのブログで使用しているレンタルサーバーでは高速化の設定も行っています。
ですが、今回のXServer VPSの環境には、キャッシャだったり諸々の高速化設定を一切行っていないです。
その辺をもう少ししっかりと設定すれば、スコアはもっと改善できるかもしれないですね。
※今回は検証なのでそこまでの設定は行いませんでした。
逆に言えば、高速化の設定を何も行わなくても、そこそこのパフォーマンスを出せるとも考えられますね!
VPSは、はっきりと言ってサーバーの設定をすべて自分で行わないといけないです。
その為、多少の手間がかかるのがデメリットです。
ですが、必要な設定をしっかりと行えばかなりのパフォーマンスを出せると思います。
私自身も本業で何度もVPSを使用したWebサイト制作を行ってきました。
初心者の方だと初期学習も必要になります。
ですが、それでも経験上からVPSで公開したWebサイトは表示速度も速いですし、とてもおすすめです。
XServer VPSのよくある質問
XServer VPSに関するよくある質問についてまとめました。
可能です。マインクラフト以外にも多くのゲームのマルチプレイ環境の構築が可能です。
可能です。WordPress以外のCMS環境やWebサイト公開環境を構築することも可能です。
インターネット 10Gbps共有(100Mbps制限あり)
IPv4アドレス1個
無制限です。
契約開始後にOSやアプリケーションをインストールし直すことが可能です。
まとめ!XServer VPSはおすすめ!
今回、エックスサーバーからリリースされたXServer VPS(エックスサーバーVPS)を実際に契約して触ってみました。
XServer VPSは申し込みからサーバーの開通までがとてもスムーズで、簡単に利用開始することができました。
コントロールパネルも使いやすく、操作方法も直感的に分かると思います。
初めてXServer VPSを利用される方でも、かなり使いやすいサービスだと思います。
一応、実際にミドルウェアをインストールしてWordPressの動作検証も行ってみました。
結果としては、共用サーバーとXServer VPSで大きなパフォーマンスの違いは見られませんでした。
ですが、Webサーバーとして共用サーバーと同じNginxを使用したり、高速化の設定(例えばキャッシュ処理を入れるなど)を行えば、もっと改善されるのではないかと思います。
それに、XServer VPSでもKUSANAGIを設定することができます。
KUSANAGIを導入することで、さらなるパフォーマンスの改善を見込めます。
特に、KUSANAGIはWordPressの為に作られた技術みたいなものなので、WordPressを使ったWebサイトの構築には最適です。
VPSの良いところは、利用者自身でOSや好きなバージョンのミドルウェアを選択してインストールできるところです。
もちろん、一般的にはレンタルサーバー(共用サーバー)よりも高性能です。
ですが、逆に自分でOS・ミドルウェアのインストールを行わないといけないのはデメリットでもあります。
どこまでデメリットを許容できるかにもよりますが、私自身はVPSという選択肢もありだと思っています。
その中でも、エックスサーバーはかなり使いやすいですし、スペックも高いです。
もしXServer VPSに興味のある方は、一度公式サイトでチェックしてみましょう!
↓
とは言え、やっぱりVPSは運用が面倒!VPSはハードルが高い!、などという場合には、いわゆる共用サーバータイプのエックスサーバーを利用しましょう。
エックスサーバーは利用者が多くネット上に情報量も溢れているので、分からないことがあれば検索してすぐに解決することもでき、初心者の方でも利用しやすいサーバーです。
↓
>> エックスサーバー公式サイトをチェックする![]()















ABLENET VPS




