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.jpドメインと.co.jpドメインの違いを解説!

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今回は、よく混同されがちな.jpドメイン.co.jpドメインの違いについて解説します。

JPドメインは、日本を表す国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)で、日本レジストリサービス(JPRS)が管理しています。

このJPドメインにもいくつかの種類があるのですが、「.jp」というのは、汎用型JPドメインとも呼びます。
それに対して、「.co.jp」は属性型JPドメインと呼ばれる法人向けドメインになります。

■jpドメイン:汎用型JPドメイン
■co.jpドメイン:属性型JPドメイン

「.jp」と「.co.jp」は同じJPドメインでよく似ていますが、取得条件や利用用途は異なります。
違いや用途などを詳しく解説するので、チェックしてみましょう。

因みに、ドメインについて詳しく知りたい方は、こちらのページもチェックしてみましょう。

.jpドメインについて

「.jp」は、汎用型JPドメインと呼ばれるJPドメインです。
特に利用用途に制限が無いのが特徴です。

ただし、「.jp」は日本という国に対して割り当てられているドメインとなり、日本国内に住所がないと取得することができません。
日本国内に住所があれば誰でも取得することができ、取得できる数にも制限はありません。

※日本国内に住所が無ければ、日本人でも「.jp」のドメインを取得することができません。

Check

・個人、法人問わず誰でも取得できる
・取得できる数に制限がない
・日本国内に住所がないと取得できない

ダッチ
jpドメインは、利用料金が少しお高め!

「.jp」の利用料金に関しては、人気の「.com」と比べると倍以上の価格になります。
例えば、Xserverドメインであれば、「.com」が年間1,298円なのに対して、「.jp」は年間3,102円もします。
※2023.08.05時点でチェックした価格です。

その為、個人で利用されている方は少ないです。

.jpドメインのメリット・デメリット

「.jp」のメリット、デメリットについてもチェックしてみましょう。

メリット

  • 信頼性が高い
  • 利用用途に制限がない
  • 「.com」よりも取得できるドメインが多い

JPドメインは、日本レジストリサービス(JPRS)という日本企業が厳格に管理を行っているドメインです。
その為、信頼性がとても高いのが「.jp」の特徴です。

また、「.com」の登録件数は世界中で1億5000万件以上なのに対して、「.jp」は170万件です。
空いているドメイン数が「.com」と比べると非常に多く、取得しやすくなっています。

「.jp」は、利用用途に制限はないドメインです。
もし、「.com」でドメインが空いていない場合には、代替として「.jp」を取得するのもおすすめです。

デメリット

  • 年間の利用料金が高い

「.jp」には、デメリットはほとんどないです。

強い得て言うと、「.com」などと比べると年間の利用料金が高いのがデメリットです。
その為、個人だとどうしても敬遠してしまいますね。

.jpドメインがおすすめな場面・WEBサイト

「.jp」は、信頼性の高いドメインになり、ビジネス利用におすすめです。

例えば、コーポレートサイトやサービスサイト、商品サイト、販売サイトでの利用におすすめです。
さらに、企業が運営するメディアサイトで利用するのにも最適のドメインです。

ただ、「.jp」は、利用用途に制限がなく、上記以外のWEBサイトで利用するのにも問題はありません。

個人でも、例えば収益化を目的としたアフィリエイトサイトで利用するのにもおすすめです。

.jpはこのようなサイトでの利用におすすめ
・コーポレートサイト
・サービスサイト
・商品サイト
・販売サイト
・メディアサイト
・アフィリエイトサイト

 

.co.jpドメインについて

「.co.jp」は、属性型JPドメインと呼ばれるドメインの一つで、日本法人の為のドメインです。
※「co」は、commercialの略

日本国内で登記している法人のみが利用できる属性型JPドメインで、1つの組織で1ドメインしか取得することができません。

Check
  • 法人専用のドメイン
  • 1組織で1ドメインのみ取得できる
  • 日本国内で登記していないと取得できない
属性型JPドメインについて
属性型JPドメインとは、様々な属性に合わせて用意されたJPドメインを指します。
例えば、「.co.jp」であれば、法人という属性の為のJPドメインです。
この属性型JPドメインには、他にも、「.ne.jp」「.gr.jp」「.go.jp」「.ed.jp」「.ac.jp」「.or.jp」「.lg.jp」があります。

ダッチ
co.jpドメインの利用には、法人登記の確認が必要!

「.co.jp」は、個人や個人事業主では取得することができず、法人登記の情報を確認できければ取得することができません。
誰でも簡単に取得できるドメインではないので、非常に信頼性の高いドメインになっています。

.co.jpを取得できる組織
  • 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社、特殊会社など
  • 信用金庫、信用組合などの金融機関
  • 日本国内で登記を行っている外国企業
  • 半年以内に登記予定であれば、仮登録も可能

.co.jpドメインのメリット・デメリット

「.co.jp」のメリット、デメリットについてもチェックしてみましょう。

メリット

  • 非常に信頼性が高い

「.co.jp」のメリットは、非常に高い信頼性になります。

個人では取得できず、取得のハードルも高いので、誰もが簡単に取得できるドメインではありません。
その為、「.co.jp」を利用しているWEBサイトの信頼性も非常に高くなります。

デメリット

  • 年間の利用料金が高い
  • 取得に時間が掛かる
  • 1法人で1ドメインしか取得できない

「.co.jp」は、年間に利用料金が高いのが一番のデメリットです。

また、「.co.jp」のドメインを取得するには、登記情報の確認が必要になります。
その為、取得するのには、「.jp」よりも日数が掛かるのもデメリットになります。

さらに、「.co.jp」は、1つの法人で1個しか取得できないのもデメリットにはなりますね。

因みに、「.or.jp」も法人向けに用意されている属性型JPドメインになります。
もし、この「.or.jp」を取得していると、「.co.jp」を取得できない点にも注意しておきましょう。

「.or.jp」と「.co.jp」は、合わせて1法人1ドメインしか取得できない。

.co.jpドメインがおすすめな場面・WEBサイト

「.co.jp」のおすすめの利用場面は、コーポレートサイトでの利用になります。
というか、コーポレートサイト以外で利用されているのは、ほとんど見かけたことがないです。

「.jp」をコーポレートサイトで利用されているのもよく見かけます。
ですが、コーポレートサイトでは、「.co.jp」を利用することでより信頼性が高くなります。

 

.jpと.co.jpの違い

.jpドメインと.co.jpドメインの違い

JPは、日本を表すドメインで、国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)

中でも「example.jp」というように「.jp」のみのドメインを、汎用型JPドメインと呼びす。
日本国内に住所があれば、個人・法人を問わず誰でもいくつでも取得することができます。

それに対して、「.co.jp」は、属性型JPドメインと呼ばれるドメインです。
日本国内で登記している法人が取得できるドメインで、1つの組織で1ドメインしか取得することができません。

「.jp」と「.co.jp」の2つの違いを表にまとめておくので、チェックしておきましょう。

.jp.co.jp
分類汎用型JPドメイン属性型JPドメイン
料金相場年間3,000~4,000円年間4,000~5,000円
取得できる人制限なし ※個人・法人問わず法人
取得条件日本国内に住所がある個人・組織日本国内に登記している法人
取得できる数制限なし1組織で1個のみ
利用用途制限なしコーポレートサイトにおすすめ
信頼度とても高い非常に高い

※ドメイン料金については、ドメイン取得サービスによって異なります。

 

.jpと.co.jpの料金相場

「.jp」と「.co.jp」のドメイン登録に掛る料金相場はこちらです。

  • .jpドメイン:年間3,000~4,000円
  • .co.jpドメイン:年間4,000~5,000円

人気のドメイン取得サービスでのドメイン料金もチェックしてみましょう。

.jp.co.jp
お名前.com■新規取得:330円(2個目以降は1,880円~)
■更新:3,091円
■新規取得:3,960円
■更新:7,678円
Xserverドメイン■新規取得:350円(※2個目以降は1,980円)
■更新:3,102円
■新規取得:4,136円
■更新:4,136円
スタードメイン■新規取得:1,900円
■更新:3,000円
■新規取得:4,080円
■更新:4,080円
ムームードメイン■新規取得:2,035円
■更新:3,344円
■新規取得:4,378円
■更新:4,378円
ラッコドメイン■新規取得:2,728円
■更新:3,168円
■新規取得:4,510円
■更新:4,510円

※お名前.comは、上記料金にサービス調整維持費が加算されます。

お名前.comとXserverドメインに関しては、「.jp」の新規取得時の料金がかなり安くなっています。
ただ、2年目以降の更新料はどのサービスも4,000円以上になっており、少しお高めの料金設定ですね。

 

.jpと.co.jpを無料で利用する方法

独自ドメインを利用する場合には、必ず年間利用料が掛かります。
ですが、一部のレンタルサーバーでは、無料で独自ドメインを利用できる特典を用意されています。

新規登録時だけでなく、サーバーを契約している間はずっと無料で利用できるので、コストを抑えてWEBサイトの運営を行うことができます。

そこで、.jpドメイン、または.co.jpドメインを無料で利用できるレンタルサーバーをまとめておきます。

.jpを永久無料で利用できるレンタルサーバー

.jpドメインを無料で利用できるレンタルサーバーは、「エックスサーバーのプレミアム・ビジネスプラン」と「ロリポップ!のハイスピードプラン」の2つです。

利用料金容量メモリ/vCPU
エックスサーバー
プレミアム・ビジネスプラン
■プレミアム:月額2,200円
■ビジネス:月額4,400円
■プレミアム:400GB
■ビジネス:500GB
■プレミアム:12GB/8コア
■ビジネス:16GB/10コア
ロリポップ!
ハイスピードプラン
月額990円500GB非公開

.co.jpを永久無料で利用できるレンタルサーバー

.co.jpドメインを無料で利用できるレンタルサーバーは、「エックスサーバーのビジネスプラン」と「ConoHa WINGのビジネスプラン」の2つです。

利用料金容量メモリ/vCPU
エックスサーバー
ビジネスプラン
月額4,400円500GB16GB/10コア
ConoHa WING
ビジネスプラン
■Bizライト:月額1,452円
■Bizスタンダード:月額3,086円
■Bizアドバンス:月額6,171円
■Bizライト:300GB
■Bizスタンダード:400GB
■Bizアドバンス:500GB
■Bizライト:1GB/2コア
■Bizスタンダード:2GB/3コア
■Bizアドバンス:4GB/4コア

 

最後に

今回は、日本を表す「JPドメイン」である「.jp」と「.co.jp」についてまとめました。

汎用型JPドメインである「.jp」は、汎用JPドメインとも呼ばれ、日本国内に住所があれば誰でも取得することができます。
とても信頼性の高いドメインで、利用制限がなく、いくつでも取得できるのが特徴です。

それに対して、「.co.jp」は、日本国内で登記をしている法人のみが取得できるJPドメインです。
非常に信頼性が高く、コーポレートサイトでの利用に最適のドメインとなっています。

「.jp」をコーポレートサイトで利用されている企業もありますが、コーポレートサイトでは、基本的には「.co.jp」をおすすめしています。

因みに、ドメインを取得する場合には、Xserverドメインお名前.comがおすすめです。
このどちらかのサービスであれば、年間のドメイン料金も安く、また管理もしやすいです。

また、Xserverドメインについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。

>> Xserverドメイン

 

この記事を書いた人
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ダッチ
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