
今回は、人気ドメインの.comと.jpの違いを紹介します。
両ドメインともに個人・法人を問わず取得することができ、利用者が非常に多いドメインです。
【結論を先にチェック!】
- .comと.jpの最大の違いは「信頼性」と「料金」
.jpは日本国内在住者のみ取得可能で信頼性が高く、.comは世界中で誰でも取得できる汎用ドメイン - 料金は.comが年1,500円前後、.jpが年3,000〜4,000円前後で.jpが約2倍高い
- SEOへの直接的な優劣はないただし.jpは日本国内ローカルSEO的に有利になる場合がある
- 個人ブログ・アフィリエイト → .comがおすすめ/企業サイト・日本向けビジネスサイト → .jpがおすすめ
.comと.jpのどちらを取得すればいいか分からない方は、ぜひチェックしてください。
ドメインの基本についてはこちらもあわせてご覧ください。
→ ドメインとは?意味・仕組みをわかりやすく解説
こちらの記事を読むことで、以下のようなことが分かります。
- .comドメインと.jpドメインの違いを知りたい
- .comドメインと.jpドメインのSEOへの影響を知りたい
- .comドメインについて知りたい
- .jpドメインについて知りたい
- .comドメインと.jpドメインのどちらがおすすめか知りたい
- .comドメイン、.jpドメインを安く取得できるサービスを知りたい

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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.comドメインと.jpドメインの違い
まずは、.comドメインと.jpドメインの違いを表でチェックしてみましょう。
| .comドメイン | .jpドメイン | |
|---|---|---|
| 概要 | ドメイン創世記(1985年)から存在し、世界中で最も登録数が多いドメイン。 元々は商用向けに用意されたドメインだが、現在は様々なサイトで利用されている。 |
日本に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン。 日本国内に住所があれば、個人・法人を問わず誰でも取得できる。 |
| 用途 | 商用向け ただし、どのような用途で利用してもOK |
どのような用途で利用してもOK |
| 信頼性 | .jpと比べると低め (ただし絶対的に低いわけではない) |
高い (日本在住者のみ取得可能) |
| SEOへの影響 | 直接的な差なし (Googleは同等に扱う) |
直接的な差なし (日本向けシグナルになる可能性あり) |
| ドメイン登録料 | 年間1,500円前後 | 年間3,000~4,000円程度 |
| おすすめの人 | アフィリエイト、個人ブログ、個人メディア、海外展開予定のサイト | 企業メディア、商品・サービスの販売サイト、個人情報を取り扱うWebサイト |
.comドメインと.jpドメインの大きな違いは、信頼性と費用(ドメイン登録料)です。
この2点を意識しながら、それぞれのドメインの詳細をチェックしてみましょう。
↓
.comドメインについて
.comは、1985年1月のドメイン創設時から存在する、非常に歴史のあるドメインです。
comは「Commercial」の略で、.comドメインは、本来は商用向けのドメインです。
ただし、現在は商用向けドメインということを意識して使用している利用者は少なく、.comドメインは様々なWebサイトで利用されています。
.jpドメインと比べると、信頼性という点では低く見られることもあります。
.comドメインは、世界中の人がお手軽に取得・利用できるため、悪質な使われ方をされることもあります。
そのため、.jpドメインと比べると信頼度が落ちるのがデメリットです。
ですが、.comドメインは、年間1,500円程度で取得・利用することができ、個人だととても取得しやすいドメインです。
アフィリエイトサイトや個人ブログにおすすめで、企業利用向けではありません。
.comドメインについて詳しくはこちらもご覧ください。
→ .comドメインとは?無料で利用する方法まで徹底解説!
.jpドメインについて
.jpは、日本に割り当てられたドメインで、日本国内に住所があれば個人・法人を問わず誰でも取得できます。
取得できる数に制限もなく、一人でいくつでも取得することが可能です。
.jpドメインは、非常に信頼度の高いドメインです。
.jpドメインは日本レジストリサービス(JPRS)がしっかりと管理しており、海外に住所を持つ人は取得できません。
また、個人での利用も.comドメインと比べるとかなり少なく、非常に信頼性の高いドメインと言えます。
ドメイン取得サービスにより幅はありますが、.jpドメインは、一般的に年間登録料は3,000~4,000円程度となっています。
個人で利用するには高く、あえてアフィリエイトや個人ブログなどで利用する必要はないです。
ただ、信頼性の高いドメインなので、個人運営のWebサイトでも、個人情報を取り扱う場合には.jpドメインの利用をおすすめします。
.co.jpドメインは個人では取得することができず、.jpドメインよりもさらに信頼性が高いのが特徴です。
→ .co.jpドメインとは?取得条件・メリット・法人限定ドメインの注意点を解説
.jpドメインについて詳しくはこちらもご覧ください。
→ .jpドメインとは?取得条件やメリット・無料で使う方法まで徹底解説
.comと.jpそれぞれのメリット・デメリット
.comと.jp、それぞれのメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
- 年間1,500円前後と取得・更新費用が安い
- 1985年から続く長い歴史がある
- 世界中で最も認知されているドメイン
- 海外展開・グローバルサイトに最適
- 誰でも取得でき、用途制限がない
- .jpと比べると信頼性がやや低く見られることがある
- 誰でも取得できるため悪用事例もある
- 希望のドメイン名が取得済みのことが多い
- 日本在住者のみ取得可能で信頼性が高い
- 「日本のサイト」と一目でわかる
- ユーザーへの安心感・信頼感を与えやすい
- 日本市場向けサイトとしての明確なシグナル
- 年間3,000〜4,000円前後と.comの約2倍の費用
- 日本在住者しか取得できない(海外在住不可)
- 海外展開には向かない
.comと.jpドメインはSEOに影響するの?
.comと.jpを比較する際によく出てくる疑問が「どちらがSEOに有利か?」という点です。
Googleは公式に「ドメインの種類(TLD)は検索順位に影響しない」と発表しています。
つまり、.comであっても.jpであっても、それだけで検索順位が上がったり下がったりすることはありません。
重要なのは、ドメインの種類よりもコンテンツの質・被リンク・ユーザー体験などのSEO対策です。
.jpが間接的にSEOに影響する場合
ただし、.jpには以下の理由で間接的にSEOへ良い影響をもたらす可能性があります。
- 日本向けのシグナルになる:.jpは国別コードドメイン(ccTLD)のため、Googleに「このサイトは日本向け」と伝えるシグナルになります。日本国内のローカルSEO的に有利に働く場合があります。
- 信頼性がCTR(クリック率)を高める:検索結果に.jpドメインが表示された場合、ユーザーが「日本の安心できるサイト」と判断してクリックしやすくなります。CTRが高まることで、間接的に検索順位の向上につながる場合があります。
まとめると、「.comか.jpかで迷うよりも、コンテンツの充実に注力する方がSEO対策として重要」というのが現在のSEO業界の一般的な見解です。
ドメイン選びはブランディングや信頼性・費用の観点から判断しましょう。
.comと.jp、どちらがおすすめ?
.jpドメインと.comドメインのどちらがおすすめかは、利用する場面で異なります。
- アフィリエイトサイト
- 個人ブログ・趣味サイト
- 個人運営のWebメディア
- 海外展開・グローバルサイト
- コストを抑えたいサイト運営
- 複数サイトを運営するアフィリエイター
- 企業運営のメディアサイト・企業サイト
- 商品・サービスの販売サイト(日本向け)
- 個人情報を取り扱うWebサイト
- ユーザーへの信頼性が重要なサイト
- 個人事業主のサービスサイト
- 日本市場への訴求を重視したサイト
迷ったら、「誰に向けたサイトか・どれくらいの信頼性が必要か・コストをどう考えるか」で判断しましょう。コスト重視なら.com、信頼性重視の日本向けサイトなら.jpがおすすめです。
.comも.jpも希望のドメイン名が取れない場合は?
.comと.jpはどちらも人気が高く、希望するドメイン名が既に取得されていることもよくあります。
その場合は.netや.orgなど汎用性の高い別ドメインで代替するのもおすすめです。
ドメイン名の決め方について詳しくはこちらを参考にしてください。
→ ドメインの決め方!失敗しない選び方を解説
→ ドメインにハイフン(-)を使うのは日本人だけ?SEO上不利にはならない?
ドメインを安く取得できるサービス
.comドメインと.jpドメインは共に非常に人気の高いドメインで、取得できるドメイン管理サービスも多いです。
そこで、各ドメインを取得できる最安値級のサービスを紹介します。
ちなみに、ドメインを取得する上で最も重要なのは更新料です。
2年目以降には必ず適正な料金を請求されるので、運用コストを抑えたい方は、更新料を特に気にするようにしましょう。
.comドメインを安く取得できるドメイン取得サービス
.comドメインを安く取得できるドメイン取得サービスはこちらです。
※ドメインは1年ごとに登録料が発生し、全て年間料金の表示になります。
| 新規取得 | 移管 | 更新 | |
|---|---|---|---|
| XServerドメイン |
1個目は1円 2個目以降は770円 |
1個目は1円 2個目以降は1,602円 |
1,602円 |
| お名前.com |
1個目は0円 2個目以降は750円 |
1,012円 | 1,287~1,408円 |
| ラッコドメイン | 1,738円 | 1,738円 | 1,958円 |
| ムームードメイン |
750円 | 0円 | 1,728円 |
| ConoHa |
1,408円 | 1,408円 | 1,408円 |
| スタードメイン |
980円 | 1,780円 | 1,780円 |
| シンドメイン |
1,180円 | 1,793円 | 1,793円 |
更新料で比較すると、特に料金が安いのがXServerドメイン、お名前.com、ConoHaですね。
ドメインのコストを抑えたい方は、この3サービスの中で、新規取得料金の安いXServerドメインかお名前.comがおすすめです。
各サービスの詳細はこちらもあわせてご覧ください。
→ XServerドメインの料金・特徴を詳しく解説
→ お名前.comの料金・特徴を詳しく解説
→ ラッコドメインの料金・特徴を詳しく解説
ただし、GMO系列のドメイン取得サービスは、サービス維持調整費として10~20%程度の料金が上乗せされます。
上記サービスの中では、「お名前.com」「ムームードメイン」「ConoHa」がGMO系列になります。
サービス維持調整費が20%のタイミングだと、例えばお名前.comの場合には「1,408円×1.2」が実際の更新料になります。
20%を超えることもあり、GMO系列ではサービス維持調整費も意識しておく必要があります。
サイト売却まで考慮されている方には、ラッコドメインもおすすめです!
ラッコドメインは、同じ系列サービスのラッコマーケットやラッコM&Aと連携しやすく、Webサイトの売却までスムーズに行えます。
.jpドメインを安く取得できるドメイン取得サービスはこちらです。
※ドメインは1年ごとに登録料が発生し、全て1年ごとの料金表示になります。
| 新規取得 | 移管 | 更新 | |
|---|---|---|---|
| XServerドメイン |
1個目は350円 2個目以降は1,980円 |
1個目は1円 2個目以降は3,102円 |
3,102円 |
| お名前.com |
1個目は330円 2個目以降は1,880円 |
3,124円 | 3,091~3,124円 |
| ラッコドメイン | 2,728円 | 2,728円 | 3,168円 |
| ムームードメイン |
999円 | 0円 | 3,344円 |
| ConoHa |
3,058円 | 3,058円 | 3,058円 |
| スタードメイン |
1,900円 | 3,000円 | 3,100円 |
| シンドメイン |
1,880円 | 3,120円 | 3,340円 |
| バリュードメイン |
2,035円 | 3,882円 | 3,882円 |
| さくらのドメイン | 3,982円 | 3,982円 | 3,982円 |
| ゴンベエドメイン |
3,124円 | - | 3,124円 |
| Qドメイン |
3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
更新料が最も安いのはQドメインで、年間3,000円を切っていますね。
ただ、XServerドメインやお名前.com、ラッコドメイン、ConoHa、スタードメイン、ゴンベエドメインもかなり安いです。
この中で、XServerドメインとお名前.comは新規取得費も安いので、コストを抑えたい方はこの2つのサービスがおすすめです。
各サービスの詳細はこちらもあわせてご覧ください。
→ XServerドメインの料金・特徴を詳しく解説
→ お名前.comの料金・特徴を詳しく解説
→ ゴンベエドメインの料金・特徴を詳しく解説
ただし、GMO系列のドメイン取得サービスは、サービス維持調整費として10~20%程度の料金が上乗せされます。
上記サービスの中では、「お名前.com」「ムームードメイン」「ConoHa」「バリュードメイン」がGMO系列になります。
サービス維持調整費が20%のタイミングだと、例えばお名前.comの場合には「3,124円×1.2」が実際の更新料になり、600円以上が上乗せされることになります。
サービス維持調整費は20%を超えることもあり、GMO系列ではこの点も意識しておく必要があります。
ドメインを無料で利用できるサービス
最近では、レンタルサーバーとセットで契約すると、ドメインを永久無料で利用できるサービスも増えています。
本来、独自ドメインを無料で利用することはできませんが、サーバーを利用している間に限り1~2ドメインをずっと無料で利用できるというサービスです。
例えば、エックスサーバー
やロリポップ!
、CORESERVER
などは、.comドメインも.jpドメインも永久無料特典の対象ドメインになっています。
独自ドメインの永久無料特典が付いているレンタルサーバーは、他にもたくさんあります。
詳しくは、こちらの記事も合わせてチェックしてください。
→ 独自ドメイン永久無料特典ありのレンタルサーバーをまとめてみた!
.comドメイン、.jpドメインのよくある質問
.comと.jpでSEOに直接的な優劣はありません。Googleはドメインの種類(TLD)は検索順位に影響しないと公式に発表しています。ただし、.jpは日本在住者のみが取得できる国別コードドメイン(ccTLD)のため、日本市場向けのシグナルとしてローカルSEO的に有利になる場合があります。また、.jpの信頼性の高さがユーザーのクリック率(CTR)向上につながり、間接的にSEOに影響することもあります。SEOよりもコンテンツの充実に注力することの方が重要です。
個人ブログやアフィリエイトサイトには.comがおすすめです。.comは年間1,500円前後と.jpの約半額で取得・運用でき、コスト面で優れています。個人ブログや趣味サイトには高い信頼性(.jpの特徴)は必須ではないため、.comで十分です。ただし、個人情報を取り扱うサービスや、信頼性を重視した個人サイトには.jpの方が向いている場合もあります。
.comドメインのメリットは、年間1,500円前後と費用が安いこと、1985年から続く長い歴史と世界最多の登録数を誇ること、海外展開やグローバルサイトにも適していることです。誰でも取得でき用途制限もないため、個人ブログからビジネスサイトまで幅広く利用できます。詳しくは→ .comドメインとは?無料で利用する方法まで徹底解説!
.jpドメインは日本に住所を置いている個人・法人のみが取得することができ、海外在住の方は取得できません。そのため、非常に信頼性の高いドメインです。「日本のサイト」であることをユーザーに一目で伝えられ、日本市場向けサイトでの信頼感向上に効果的です。詳しくは→ .jpドメインとは?取得条件やメリット・無料で使う方法まで徹底解説
日本に住所があれば、個人・法人を問わずに誰でも取得できます。また、取得できる個数に上限もありません。ただし、海外在住の方は取得できません。なお、法人向けの.co.jpドメインは日本で登記した法人のみが取得できます。詳しくは→ .co.jpドメインとは?取得条件・メリット・法人限定ドメインの注意点を解説
用途によって異なります。アフィリエイトや個人ブログ、コストを抑えたい場合には.comドメインがおすすめです。企業メディアや商品・サービスの販売サイト、個人情報を取り扱うサイトには.jpドメインをおすすめします。SEOへの直接的な影響はどちらも差がないため、信頼性・費用・ターゲットの観点から選ぶのが良いでしょう。
.netや.orgなど汎用性の高い別ドメインで代替するのがおすすめです。また、ドメイン名にハイフン(-)を加えたり、省略形を使うのも有効です。ドメインの種類はSEOに影響しないため、.comや.jpにこだわりすぎる必要はありません。詳しくは→ ドメインの決め方!失敗しない選び方を解説







