
今回紹介するのは、TCDテーマ「HARVES(ハーベス)」です。
HARVESとは、農家や生産者向けに開発されたWordPressテーマで、ECサイトの運営を目的としています
それにより、農家の売り上げアップにもつながり、集客のためにも利用できます。
このような方は、ぜひTCDの「HARVES」をチェックしてみてください。
- 作ったモノを消費者に直接届けたい
- 農業での売り上げをアップさせたい
- ホームページ制作を請け負っている制作会社
テーマ名 | HARVES(ハーベス) |
---|---|
販売価格 | 45,000円(税込み49,500円) |
おすすめの利用内容 | ■ECサイト・ネットショップ |
子テーマ | 無し |
ライセンス | スプリットライセンス(PHPのみGPL) |
複数サイト利用 | 〇 |
特別ライセンス | 有り ・ライセンス料は、1テーマにつき33,000円 ・ライセンス料にテーマ本体価格は含まれない |
動作環境 | WordPress6.x以上 / PHPバージョン8.1以上 |

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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HARVESはどんなWordPressテーマ?
HARVES(ハーベス)は、デザインプラスが開発・販売を行っているTCDシリーズのWordPressテーマです。
WooCommerceに対応しており、プログラミングの知識がなくても自身のネットショップを持つことができます。
もちろん、Amazonや楽天市場のような既存のECサイトを通して、栽培した野菜や果物を販売することもできます。
ですが、自身でECサイトを運営することで、余計な手数料がかからず、売上アップにもつながります。
また、間に余計な業者が入らず、消費者に直接商品を届けることができるのも、HARVESを購入するメリットになります。
HARVESを使ってどんなWebサイトを作成できる?
HARVESを利用することで、上記でも説明したようにWooCommerce対応のECサイトを作成することができます。
実際にどのようなECサイトを作成できるかは、最初にデモサイトでチェックしてみましょう。
>> デモサイト
まず、トップページでは、ヘッダーに横幅いっぱいの画像を表示させることができます。
デモサイトのように写真にこだわることでインパクトのあるファーストビューになり、一目でユーザーを惹きつけることができます。
また、ヘッダーには動画を使用することもできます。
より動きのあるファーストビューに仕上げたい方には、動画を作成して設定するのもおすすめです。
フッターもしっかりと活用でき、リンクを設定することでユーザーを下層ページへ誘導しやすくなります。
さらに、HARVESでは、トップページから下層ページへの導線もしっかりと考えられています。
例えば、商品一覧を掲載することで、商品ページへ誘導しやすくなります。
商品一覧ページへ移動すると、カテゴリや価格での絞り込み機能や並び替え機能を設置することもできます。
また、「お客様の声」を掲載することで、消費者のリアルな声を伝えることができます。
実際の声は、特に初めての訪問者にとっては安心材料にもなるので、ECサイトでは重要なコンテンツになります。
さらに、ランキングを掲載することもできます。
ランキングは、売上や評価など複数の項目でチェックすることもできます。
他にも、HARVESでは、「FAQ(よくある質問)」や「私たちについて」「ランディングページ」など、ネットショップに必要なページの作成が可能です。
商品の個別ページには、複数枚の画像を掲載することができ、画像で分かりやすく商品の魅力を伝えることができます。
さらに、商品の特徴を文章でもしっかりと伝えられます。
また、商品ごとのレビューを掲載することもできます。
HARVESはレスポンシブデザインでスマートフォン画面にも最適化
HARVESは、レスポンシブデザインで開発されており、タブレットやスマートフォンなどのモバイル画面にも最適化されています。
スマートフォン画面の最適化はとても重要で、売上にも大きく影響します。
そのため、レスポンシブデザインによるスマホ画面の最適化はとても重要です。
実際の表示を確認したい方は、スマートフォンを使ってHARVESのデモサイトをチェックしてみましょう。
>> HARVESのデモサイトを確認
HARVESを利用するメリット
HARVESの一番のメリットは、プログラミングやWeb制作の知識がなくてもネットショップを作成できるところです。
TCDのテーマは、マニュアルなどを参考に設定するだけで、誰でもデモサイトのようなECサイトの作成が可能です。
- プログラミングやWeb制作の知識不要でネットショップを開設できる
さらに、オリジナルでECサイトを作成する場合は高額な制作費がかかります。
そのため、コストを大幅に抑えてネットショップを立ち上げられるのも大きなメリットです。
HARVESの販売価格は高い?
HARVESの販売価格は、「49,500円」になっています。
WordPressテーマとしては高額で、購入をためらってしまう方も多いと思います。
実際に、人気の他社WordPressテーマと販売価格を比べてみましょう。
費用 | 公式サイト | |
---|---|---|
HARVES(ハーベス) | 49,500円 | チェック |
XWRITE(エックスライト) | 19,800円 | チェック![]() |
SWELL(スウェル) | 17,600円 | チェック |
THE THOR(ザ・トール) | 16,280円 | チェック![]() |
Diver(ダイバー) | 17,980円 | チェック |
他のWordPressテーマと比べると、やはり、HARVESはかなり高いと言えますね。
ただ、HARVESは、誰でも自身のネットショップを開設できます。
それを考えると、49,500円でネットショップを開設できるのは、かなり安いと言えます。
このメリットに魅力を感じる方には、むしろ、HARVESはコストパフォーマンスの高いWordPressテーマと言えます。
HARVESの主な機能
HARVESの主な機能もまとめておきます。
- WooCommerce対応
- マイページ&決済環境のUIのスタイル調整
- レビュー評価機能対応
- 商品カードリンク&商品一覧ショートコード
- お気に入り登録機能
- 人気&売れ筋ランキングページ
- 画像スライダー、動画、Youtube対応ヘッダー
- アラートを表示できるヘッダーメッセージ
- グローバルメニュー&ドロワーメニュー
- システムフォント(日本語3種類・英語13種類)
- Webフォント(5種類)
- スマホフッターバー
- カスタムCSS
- カスタムスクリプト
- カスタムカラー機能
- 5タイプのプリセットカラー
- 5タイプのロード画面
- ホバーエフェクト(ズーム・スライド・フェード)
- 登録済アイキャッチのサイズ一括調整(regenerate thumbnails)
- microdata形式対応パンくずリスト
- 「TCDクラシックエディタ」プラグイン対応
- ブロック&クラシックエディタ対応
- 楽々制作できるトップページビルダー
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- カスタム投稿タイプ「よくある質問」
- 著者プロフィール&著者一覧ページ
- LP制作機能
- 日付・SNSボタン表示選択機能
- 404ページのカスタマイズ機能
- 検索結果ページのカスタマイズ機能
- 保護ページのカスタマイズ機能
- SNSボタン4タイプ
- SEO設定(metaタグ・OGP)
- 管理画面の多言語対応(日本語・英語)
- 自動初期設定機能(テーマオプション管理)
- ロゴアップロード(ヘッダー・フッター・スマホ)
- クイックタグ(Gutenberg対応)
- PWA対応
- レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマホ)
HARVESのライセンス
HARVESでは、スプリットライセンスを採用しています。
PHPコードのみがGPL、その他のファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像など)は別ライセンス
HARVESは、「100% GPL」のWordPressテーマではないです。
WordPressテーマ内に含まれるHTML、CSS、JavaScript、画像などのファイルの複製や再配布には制限があるため、注意してください。

ただ、TCDでは、自己所有のWebサイトに限り、テーマの使い回しが許可されています。
それにより、HARVESを1度購入すると、追加でライセンスを購入しなくても、自身が所有する別サイトで使用することもできます。
ただ、第3者のWebサイト制作を有償で請け負う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
ライセンス料 | 1テーマにつき33,000円(税込) ※テーマ代金は含まれません |
---|---|
有効期限 | ライセンス証書の発行日から3年間 |
規約違反した場合 の違約金 |
【特別ライセンス未契約で請け負った場合】 特別ライセンス料の3倍 × 制作代行に使用したテーマ数 【上記以外の場合】 60,000円 |
第3者サイトの制作を請け負う場合には、必ず利用規約をチェックしてルールを守った上で行いましょう。
TCDでは、HARVESを使ってWebサイトの作成を提案する場合や、クライアントへの営業用のデモサイトを作成する場合も注意してください。
案件を受注していなくても、HARVESを使った営業活動を行う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
HARVESにおすすめのレンタルサーバー3選
価格とスペック・容量・機能を考えると、HARVESを利用するのにおすすめのレンタルサーバーがこの3つです。
いずれもバランスの取れたレンタルサーバーで、HARVESを利用したWebサイトも問題なく動作します。
エックスサーバーを利用する場合は、申し込み方法をこちらの記事にまとめています。
ぜひ参考にしてください。
また、上記以外にも利用料金が少し高くてもOKという方には、高性能なmixhost(ミックスホスト)もおすすめです。
興味のある方は、mixhostも検討してみましょう。
TCDテーマのインストール方法
まず、TCDのマイページへログインして、購入したテーマをダウンロードしてください。
マイページにログインすると、「ダウンロードと帳票」というメニューがあります。
購入したテーマファイルは、その画面からダウンロードできます。
↓
テーマファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面を開きます。
画面左側にある「外観」というメニューを選択し、「新しいテーマを追加」をクリックします。
↓
続いて「テーマのアップロード」をクリックしてください。
テーマのアップロード画面が開くので「参照」をクリックしてください。
テーマの選択画面が出てくるので、上記でダウンロードしておいたテーマファイルを選択します。
テーマファイル選択後、「今すぐインストール」をクリックして、テーマのインストールを開始します。
↓
テーマのインストールが完了したら「有効化」をクリックします。
これでTCDのテーマファイルのインストールが完了し、Webサイトを公開できる状態になりました。
このあとは、TCDのマニュアルやサポートを利用して表示を整えていきましょう。
また、ブログ機能などを活用してページの追加も積極的に行っていきましょう。
それにより、Webサイトも規模が大きくなり評価も高くなっていくので、徐々にアクセスが増えてくるはずです。
最後に
今回は、TCDテーマ「HARVES(ハーベス)」についてまとめました。
WooCommerceに対応したECサイトを作成することができ、自身のネットショップを開設することができます。
Amazonや楽天市場のようなネットモールのように手数料をかけず、また直接消費者に商品を届けることもできます。
ネットからの売り上げをアップしたい方は、ぜひHARVESの購入を検討してください。