こちらの記事では、レンタルサーバー「リトルサーバー(Little Server)」について詳しくまとめました。
リトルサーバーは、月額150円~利用できるレンタルサーバーです。
格安レンタルサーバーをお探しの方や、リトルサーバーに興味のある方は、ぜひこちらの記事も最後までお読みください。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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リトルサーバー(Little Server)について
リトルサーバーは、月額150円~利用することができ、上位プランでも月額430円~となっていて、格安サーバーとしても知られています。
全プランで独自ドメイン(マルチドメイン)の設定が無制限となっていて、ストレージ容量もSSD採用・20~120GBと格安サーバーのわりには多いです。
20日間の無料お試し期間も付いて、たっぷりと使ってみてから本契約に移行することもできます。
また、全プランに自動バックアップ機能(7日分)が付いていて、データの復元も無料で行えます。
これで何が問題が発生しても安心です。
私自身もリトルサーバーを利用していますが、WordPressで構築したサイトもサクサク動作しています。
格安レンタルサーバーですが、「SSD + HTTP/2 + PHP高速化設定」でサイトの表示速度も速いです。
※ミニプランではHTTP/2とPHP高速化設定は利用できません。
リトルサーバーの魅力
リトルサーバーの最大の魅力は、やはり格安なのにサイトの表示速度が速い点です。
私自身も利用していますが、ワードプランだと年間2,340円(月換算195円)、そのひとつ上のリトルプランでも年間3,000円(250円)となっています。
あとで説明しますが、リトルサーバーは高速化のための対応がしっかりとなされています。
そのサーバーが月額数百円で利用できるのはかなりのコスパです!
各料金プラン・主なスペック
料金についても表にまとめておきます。
※2022年6月10日現在の情報です。
※また、全て税込み価格になります。
リトルサーバーでは、6ヶ月契約、または12か月契約(1年契約)のみになります。
契約期間 | ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | ビッグプラン |
---|---|---|---|---|
ディスク容量(SSD) | 20GB | 30GB | 60GB | 120GB |
転送量(保証) | 30GB/1日 | 45GB/1日 | 90GB/1日 | 180GB/1日 |
初期費用 | 920円 | 920円 | 920円 | 920円 |
6ヶ月 | 1,080円 ※月額180円 | 1,470円 ※月額235円 | 1,680円 ※月額280円 | 2,820円 ※月額470円 |
12ヶ月 | 1,800円 ※月額150円 | 2,340円 ※月額195円 | 3,000円 ※月額250円 | 5,160円 ※月額430円 |
無料お試し期間 | 20日 | 20日 | 20日 | 20日 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース(MySQL) | 3個 | 5個 | 10個 | 50個 |
メールアドレス ※独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
格安サーバーとしては、ディスク容量はそこそこ確保されている方です。
それに、転送量も、この価格帯のレンタルサーバーであれば、十分だと思います。
初期費用が掛かりますが、1,000円以下ですし、月額利用料もかなり安く、利用しやすい価格帯のレンタルサーバーになっています。
リトルサーバーの特徴
・無料独自SSL(Let's Encrypt)を利用できる
・独自ドメイン(マルチドメイン)が無制限
・バックアップ機能あり(7日分)
・コントロールパネルもシンプル
・CMS(WordPressなど)の簡単インストールあり
・格安サーバーだがストレージ容量がそこそこ
・20日間の無料お試し期間
SSD採用でサイトの表示がサクサク
リトルサーバーは上記で説明したように、格安にもかかわらず表示速度が速いのが特徴です。
その理由の一つが、ストレージに高速処理が可能なSSDを採用している点です。
もちろん、他にも高速な理由はあります。
その理由に関しては、後ほど説明します。
無料独自SSL(Let's Encrypt)を利用できる
今の時代、HTTPS通信はSEO対策にもなるので必須ですよね。
リトルサーバーでも、無料の独自SSLである「Let's Encrypt」を利用できます。
格安サーバーの場合にはSSLのインストールをできないところもありますが、リトルサーバーでは全プランで問題なく設定できるので安心してください。
独自ドメイン(マルチドメイン)が無制限
独自ドメインとは、マルチドメイン、バーチャルホスト、サブホスト、バーチャルホストなど呼び方はたくさんあります。
要は、メインとなるドメインとは別に複数の独自ドメインを利用するための仕組みです。
リトルサーバーでは、全プランで独自ドメインの設定が無制限となっているのも特徴です。
その為、1つの契約でいくらでもドメインを追加してサイトを設定することができます。
※もちろんプランごとにストレージ容量の上限があるので、その容量の範囲内での設定にはなります。
バックアップ機能あり(7日分)
リトルサーバーでは、全プラン7日分のバックアップ機能があります。
仮にデータが飛んでしまった場合でもバックアップがあるので安心です。
・全プランでバックアップ機能搭載
・バックアップ処理は1日1回実施
・復元データは無料で提供して貰える
・バックアップデータは7日分
コントロールパネルもシンプル
リトルサーバーでは独自のコントロールパネルが用意されています。
操作もシンプルで、初めてリトルサーバーを利用される方でも簡単に作業を行えます。
CMS(WordPressなど)の簡単インストールあり
WordPressの簡単インストール機能も用意されています。
その為、初心者の方でも簡単にWordPressを導入することができます。
■MovableType:ブログやホームページを構築できるツール
■XOOPS:コミュニティサイトを構築できるツール
■EC-CUBE:ECサイトを構築できる国産のツール
■ZenCart:オンラインショップを構築できるツール
■PukiWiki:ウィキのようなサイトを構築できるツール
格安サーバーだがストレージ容量がそこそこ
リトルサーバーには、現在ミニプラン、ワードプラン、リトルプラン、ビッグプランの4つのプランが用意されています。
それぞれのプランのストレージ容量は20GB、30GB、60GB、120GBとなっています。
一番料金の安いミニプランでも20GBあり、格安サーバーとしてはかなり多い方です。
中には、ストレージが5GB以下の格安レンタルサーバーもあるので、それを考えるとかなり多い方です。
20日間の無料お試し期間
無料お試し期間が20日間あるのもリトルサーバーの特徴です。
20日間あればかなり使いこなせるので、しっかりとチェックしてから本契約に移行することができます。
リトルサーバーはなぜ高速?
リトルサーバーが高速な主な理由は以下の3点です。
・ストレージにSSDを採用
・PHPの高速化設定あり
HTTP/2とはWEBのプロトコルで、前のバージョンであるHTTP/1.1と処理が比べるとかなり改善されています。
その為、WEBの表示速度も改善されて高速になります。
HTTPとは、ブラウザとサーバー間でのデータ(画像やHTMLなど)の処理方法を定めたプロトコル(仕様)です。
HTTP/2はデータの同時処理を効率よく行えるように改良されたバージョンで、HTTP/2を採用することで高速化を図れます。
因みに、HTTP/2はデフォルトではオフになっているので、手動で有効化する必要があります。
と言っても、コントロールパネル上から簡単に有効化できます。
また、ストレージにSSDを採用しているのも高速な理由です。
HDDと比べると処理速度が速くて、最近はSSDをストレージとして採用するレンタルサーバーも増えてきています。
こういった基本的なところに取り組んでいるのもリトルサーバーが高速な理由です。
さらに、PHPの高速化設定があり、この設定を有効化することで高速化が図れます。
メールアドレスの発行・設定について
リトルサーバーでは、独自ドメインでのメールアドレスの発行も無制限になっています。
発行もコントロールパネル上から簡単に行えるようになっています。
「転送設定」「フィルタ設定」「自動返信」などの設定も簡単に行うことができます。
■フィルタ設定:スパムフィルタやウィルスフィルタ、ホワイトリストとブラックリストの設定を行える機能
■自動返信:該当メールアドレスでメールを受信した場合に自動でサンクスメールなどを送信できる機能
【メーラー設定内容】
■ユーザー名:メールアドレス(example@example.com)
■パスワード:設定したパスワード
■POPサーバー(POP3):pop.lsv.jp
■SMTPサーバー:smtp.lsv.jp
■ポート番号(受信サーバー):110
■ポート番号(送信サーバー):587
FTPアカウントの発行
リトルサーバーでは、FTPアカウントの発行も行えます。
プランによって発行できるアカウント数は異なりますが、ミニプランでも最大で20個まで発行することができます。
このような画面から簡単に発行することができるようになっています。
特に、WEBサイトの制作業を行っている人達にとってFFFTPは必須のツールなので、FTPアカウントを簡単に発行できるのは助かりますね。
おすすめプラン
やはり、一番のおすすめはリトルプランです。
月額250円~利用できて、しかもストレージ容量が60GBもあります。
このスペックであれば複数サイトの運営も問題なく行えて、使い勝手がいいプランになります。
もう少し料金を抑えたいという方にはワードプランでも問題はないですが、ストレージ容量が30GB(リトルプランの半分)になってしまいます。
月額で数十円しか差がないのであればリトルプランを選んだ方がお得です。
ただし、ミニプランはおすすめできません。
月額150円~とかなり安くて、ストレージ容量も20GBあるので、この点だけを見るとコスパ最高です。
WordPressも問題なく利用できます。
ですが、「HTTP/2」と「高速化設定」が利用できないので、サイトの表示速度も期待できません。
必ずミニプランは避けて、上記で説明したワードプラン以上を利用しましょう。
リトルサーバーの口コミを7件チェック
リトルサーバーの口コミも、X(ツイッター)でチェックしてみました。
全体的に評判は良くて、サポートやコスパの良さを投稿する口コミが多かったです。
お試し20日間ある
リトルサーバーお試し20日間あるので試しにアップロードしてみたらうまく動きそうなだ
画像も問題なく投稿できた
エックスサーバーとの違いは一体何だろう🤔— トワサブ (@towasubsite) September 24, 2023
リトルサーバーは、無料のお試し期間が20日間あるのもメリットです。
契約する前にしっかりと機能や速度を確認することができますね。
特にサポートが神すぎる
今日リトルサーバーとの交渉で起きた奇跡の数々を声を大にして言いたいけれどメールでのやりとりだから言えない
ただ1つ言える事はリトルサーバーはあらゆる面で凄く良い。特にサポートが神すぎる
問題は全て解決したのであとは移転作業を淡々と進めるだけです(まだ先は長いのと来月の支払いが怖い)— ミミニャ~ (@oekakiartnet) August 24, 2023
リトルサーバーのサポートはかなり対応が良さそうですね。
サポートが良いと、初心者の方も安心して利用できます。
返事早すぎるし謙虚だし
サポートに関しては、もう1件口コミが見つかりました。
初めてリトルサーバーにお問い合わせしたけど返事早すぎるし謙虚だし「またいつでも聞いてね!」的な返事来てめっちゃいい……
— ふぉる (@solo_forte0511) June 4, 2023
リトルサーバーはコスパ最強
ノダブログでは、リトルサーバーからWordPressを立ち上げています。
やっぱり、リトルサーバーはコスパ最強です。年間で3000円くらいの維持費でまかなえています。#リトルサーバー
— ノダブログ (@nodablog_noda) July 15, 2023
リトルサーバーはコスパ最強と言われています。
私もリトルサーバーで1サイト運営していますが、確かに、年間3,000円以下でも問題なくWordPressを使えています。
かなりコスパの良いレンタルサーバーと言えます。
ロリポかリトルサーバーか悩んでて
ロリポかリトルサーバーか悩んでてどっちもお試し契約中なんですけど……
ロリポが月額220円+ライト12カ月無料で今なら超お得なんだけど
長期ランニングコストで見たら月額は安い事にこしたことがないし~……でも容量少ないから画像沢山上げたらすぐオワリになりそうな気もしていて……悩— ヨコヨコ (@yk555mr) August 16, 2023
リトルサーバーと他社との比較
今回は、同じ格安サーバーのロリポップ!(ライト)、クイッカプラス、バリューサーバーと比較してみましょう。
リトルサーバー | ロリポップ! | クイッカプラス | バリューサーバー | |
---|---|---|---|---|
プラン | ワードプラン | ライト | エントリー | エコ |
月額料金 (12ヶ月契約) | 195円 (年額2,340円) | 418円 (年額5,016円) | 198円 (年額2,376円) | 220円 (年額2,640円)円 |
初期費用 | 920円 | 無料 | 無料 | 1,100円 |
無料お試し期間 | 20日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
ストレージ | 30GB | 350GB | 5GB | 200GB |
WEBサーバー | Apache | Apache | Nginx | Apache |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
転送量 | 45GB/日 | 無制限 | 無制限 | 150GB/月 |
バックアップ機能 | 無料 7日分のデータ保存 | 有料オプション | 無し | 無料 15日分のデータ保存 |
アダルト | ソフトアダルトならOK | × | × | × |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ストレージに関しては、ロリポップ!(ライト)がずば抜けて多いですが、利用料金は倍近くになってしまいます。
また、転送量は、リトルサーバーが最も少なく設定されており、そこはたサーバーと比べるとデメリットになりますね。
他にも様々な違いがあるので、リトルサーバーと他社レンタルサーバーの違いを知りたい方は、チェックしてみてください。
リトルサーバーのまとめ
こちらの記事では、格安レンタルサーバー「リトルサーバー」について詳しくまとめました。
リトルサーバーは全プランで独自ドメインの設定が無制限で、ストレージも20GB~120GBと大容量です。
サイトの表示速度も速くて、コントロールパネルの操作もシンプルなので、初心者だけでなく中級者・上級者の方にもおすすめのレンタルサーバーとなっています。
格安レンタルサーバーをお探しの方や、リトルサーバーに興味をお持ちの方は、まずは無料お試し期間を利用して申し込みを行ってみてください。
そして、気に入ればそのまま本契約に移行しましょう!
リトルサーバーのよくある質問
クレジットカード、銀行振込のいずれかを利用できます。
リトルサーバーの初期費用は、全プラン920円となっています。
12ヶ月契約の場合 → ミニプラン150円、ワードプラン195円、リトルプラン250円、ビッグプラン430円となっています。
ミニプラン20GB(SSD)、ワードプラン30GB(SSD)、リトルプラン60GB(SSD)、ビッグプラン120GB(SSD)となっています。
ミニプラン30GB、ワードプラン45GB、リトルプラン90GB、ビッグプラン180GBとなっています。
リトルサーバーは、20日間の無料お試し期間が付いています。
簡単インストール機能が搭載されているので、誰でもWordPressを簡単にインストールすることができます。
リトルサーバーでは、無料SSL「Let's Encrypt」を利用することができます。コントロールパネル上からインストールできるようになっています。
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