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H2(<h2>)タグについて
今回は、H2タグはSEO上必要なのか?というお話しです。
その前に、H2タグについて簡単に説明しておきます。
H2タグとは見出しタグと呼ばれるタグの1つで、H1タグの次に重要な見出しタグになります。
これだと、ざっくりしすぎですね・・・
もう少し詳しく説明すると、H1タグは、ページ全体の大見出しを設定する見出しタグになります。
それに対して、ページの内容をいくつかのグループ(段落)に分割した際に、段落毎の見出しタイトル的な役割を果たすのがH2タグとなります。
要は、ページ内の小見出しとして使用するタグと考えて下さい。
その為、ページ内に複数の見出しタグがある場合には、まずH1タグがあり、その下にH2タグ、H3タグ、H4タグ・・と続きます。
ただし、Googleの検索ランキングは、このHタグの順序を厳密には意識していないようです。
↓
文法上は、H1→H2→H3→H4→H5→H6の順番を守らなければいけません。
ですが、SEO上は順序を気にする必要はない!
ということになります。
とは言え、見出しタグの順番がバラバラだとコンテンツの階層が分かりにくくなるので、ユーザーが混乱する可能性もあります。
Hタグの順番は、必ず意識しておいた方が良いです。
今回は、このHタグの順序の詳しい話しは止めておきますが、その点も抑えておいて貰えればと思います。
H2(<h2>)タグはSEO上必要なタグ?
H2タグにも、キーワードを埋め込んでおくべきと考えています。
Googleの検索順位に影響する直接的なシグナルとしては、あまり大きくはないです。
理由としては、
・H2タグにもキーワードをちりばめていくことで、メインキーワード以外のキーワードでの流入も増やす
・見出しタグを使用して段落を適切に分けることで、訪問ユーザーがページの各コンテンツを見やすくする
といったものです。
ページの内容が段落毎に分けてまとまっていることで、Googleへもユーザーへも情報を伝えやすくできます。
また、流入キーワードが増えることは、SEO対策にもなります。
それに、"見出しタグを使用して段落を適切に分けることで、訪問ユーザーがページの各コンテンツを見やすくする"ことは、ページ全体の質の向上にもつながります。
結果的に、ページ全体へもいい効果をもたらすと考えています。
H2タグの設定内容
それで、H2タグを設定する際には、以下の点を意識しておけば、OKです。
■複数のH2タグを設定する場合、それぞれの内容が被らないようにする
■各H2タグにはメイン以外のキーワードを適度にちりばめる
■1つのH2タグにキーワードを詰め込みすぎない(理想は1個か2個)
■各段落の内容が分かりやすい見出しを付ける
H1タグと文章、キーワードが被らないようにする
H1タグとは文章やキーワードが被らないようにしましょう。
H2タグごとに別々のキーワードをいれて文章を作るようにしましょう。
複数のH2タグを設定する場合、それぞれの内容が被らないようにする
H2タグは、1つのページ内に複数個使用することはよくあります。
複数個使用する場合には、H2タグの内容が被ったり、似通ったりしないように注意しましょう。
各H2タグにはメイン以外のキーワードを適度にちりばめる
H2タグには、ページ全体のメインキーワードとは別のキーワードを設定しましょう。
そうすることで、メインキーワード以外での流入も見込めます。
1つのH2タグにキーワードを詰め込みすぎない(理想は1個か2個)
1つのH2タグに、キーワードをいくつも詰め込まないようにしてください。
理想は、欲張らずに1個か2個です。
キーワードが多いと、1個1個のキーワードの役割が薄れてしまう可能性もあるので、注意してください。
各段落の内容が分かりやすい見出しを付ける
H2タグは、各段落毎の見出しになります。
各段落の内容が分かる見出しにしてください。
また、文章が長くなりすぎず、簡潔に分かりやすく伝えるようにしましょう。
最後に
H2タグは、小見出しとも呼ばれ、各段落毎の見出しになります。
その為、H2タグは、検索順位に直接大きな影響を与えるタグではありません。
ですが、ページ内の段落を見やすく整理するためには重要なタグになります。
コンテンツを見やすくすることでページ全体の質も上がりますし、結果的にSEO的に良い影響を期待できます。
また、キーワードもきっちりとちりばめていきましょう。
ただし、無理にキーワードを詰め込みすぎないようにしてください。
不自然にキーワードを積み込みすぎていると、Googleからもペナルティを受けたり、ユーザビリティが下がる可能性もあります。
その辺も意識して、H2タグを上手に活用していきましょう。