当記事では、Xserver VPS(エックスサーバーVPS)で利用できるイメージタイプ(OS・アプリケーションイメージ)についてまとめました。
Xserver VPSの利用を検討されている方は、参考にして頂けると幸いです。
因みに、Xserver VPSは、エックスサーバー株式会社が2022年に提供を開始したVPSサービスです。
まだ新しいVPSサービスですが、既に多くのOS・アプリケーションイメージを利用できるようになりました。
申し込み時に、あらかじめ用意してあるイメージタイプを選択するだけで、OSやアプリケーションを簡単にインストールすることができます。
当記事はこのような方におすすめです!
- Xserver VPSのOS・アプリケーションイメージについて知りたい
- Xserver VPSの申し込みを検討している
Xserver VPSを検討されている方は、合わせてチェックしてみましょう。
>> Xserver VPSの料金、メリット・デメリット、申し込み方法などを解説!
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プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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Xserver VPSのイメージタイプとは何?
Xserver VPSでは、イメージタイプというものが用意されています。
OSイメージとアプリケーションイメージの2つがあり、イメージタイプを利用することで簡単にサーバー環境を構築できます。
テンプレートのようなもので、OS・アプリケーションイメージを利用することで、誰でも簡単に必要な環境を構築することができます。
例えば、OSイメージを利用することで、簡単にOSのインストールを行うことができます。
サーバー申込時に以下のような画面が表示されるので、そこから選択するだけです。
しかも、多くのOSをイメージとして用意されているのが、Xserver VPSのメリットにもなります。
→ OSイメージをチェックする
また、アプリケーションイメージも豊富に用意されています。
こちらも、サーバー申込み時に使用したいアプリケーションを選択するだけで、申し込みと同時にインストールが完了します。
例えば、世界的に人気のゲームであるマイクラやARK、パルワールドのマルチプレイサーバーも簡単にインストールが可能で、専門知識が無くても設定が可能です。
さらに、WordPress環境はもちろんですが、LAMPやPHPのフレームワーク環境、KUSANAGIなどのWEB環境の構築が可能になっています。
WEBサーバーやPHP、MySQLなどのミドルウェアもインストールされるので、利用者自身でインストールする必要がありません。
他にも、AIツールやビジネスツールなどをインストールして環境を構築することもできます。
→ アプリケーションイメージをチェックする
ですが、Xserver VPSでは契約完了後、あとからでもOS・アプリケーションを再インストール(変更)できるようになっています。
Xserver VPSで利用できるOS・アプリケーションイメージ
Xserver VPSで利用できるOS・アプリケーションイメージについてまとめました。
Xserver VPSでは、サービスが開始して以来、続々と新しいOSやアプリケーションイメージが追加されています。
まとめているのは現時点での情報になるので、最新情報は公式サイトよりチェックしてみてください。
>> Xserver VPS 公式サイト
利用可能なOSの一覧
Xserver VPSで利用できるOSイメージは以下になります。
- AlmaLinux 8.6(64bit)
- AlmaLinux 8.7(64bit)
- AlmaLinux 8.8(64bit)
- AlmaLinux 8.9(64bit)
- AlmaLinux 9.0(64bit)
- AlmaLinux 9.1(64bit)
- AlmaLinux 9.2(64bit)
- AlmaLinux 9.3(64bit)
- Arch Linux 2023.09.01(64bit)
- CentOS 7.9(64bit)
- CentOS Stream 8(64bit)
- CentOS Stream 9(64bit)
- Debian 10(64bit)
- Debian 11(64bit)
- Debian 12(64bit)
- Fedora 38(64bit)
- openSUSE Leap 15.4(64bit)
- Oracle Linux 8.6(64bit)
- Oracle Linux 8.7(64bit)
- Oracle Linux 8.8(64bit)
- Oracle Linux 8.9(64bit)
- Oracle Linux 9.0(64bit)
- Oracle Linux 9.1(64bit)
- Oracle Linux 9.2(64bit)
- Oracle Linux 9.3(64bit)
- Rocky Linux 8.6(64bit)
- Rocky Linux 8.7(64bit)
- Rocky Linux 8.8(64bit)
- Rocky Linux 8.9(64bit)
- Rocky Linux 9.0(64bit)
- Rocky Linux 9.1(64bit)
- Rocky Linux 9.2(64bit)
- Rocky Linux 9.3(64bit)
- Ubuntu 20.04(64bit)
- Ubuntu 22.04(64bit)
こちらは、2024.2.5時点での情報になります。
新しくOSが追加されている可能性もあるので、最新情報は公式サイトでチェックしてください。
利用可能なアプリケーションの一覧
Xserver VPSで利用できるアプリケーションイメージは以下になります。
- Auto-GPT
- BabyAGI UI
- Dify
- GPT Engineer
- StableStudio
- SuperAGI
- Jitsi Meet
- Mattermost
- Nextcloud
- Redmine
- Django
- GitLab
- Laravel
- Node.js
- Ruby on Rails
- baserCMS
- Bluesky
- Concrete CMS(旧 concrete5)
- Drupal
- Joomla
- KUSANAGI(AlmaLinux 8)
- KUSANAGI(AlmaLinux 9)
- KUSANAGI(CentOS Stream 8)
- KUSANAGI(CentOS Stream 9)
- LAMP
- Mastodon
- MediaWiki
- Misskey
- Strapi
インストール可能なゲーム環境はこちらです。
- ARK
- Arma 3
- Assetto Corsa
- Assetto Corsa
- Factorio
- FiveM(GTA V)
- Minecraft Forge
- Minecraft Java版
- Minecraft Mohist
- Minecraft Paper
- Minecraft Spigot
- Minecraft 統合版
- パルワールド(Palworld)
- Project Zomboid
- Rust
- Team Fortress 2
- Terraria
- Unturned
- Valheim
- 7 Days to Die
- ArchiveBox
- Cacti Nagios
- Docker
- Dokku
- Jenkins
- LEMP
- Matomo
- Metabase
- MongoDB
- OpenVPN
- Prometheus
- Redis
- Ubuntuデスクトップ(GNOME)
- Ubuntuデスクトップ(LXDE)
- Webmin
- Zabbix
こちらは、2024.2.5時点での情報になります。
新しくアプリケーションイメージが追加されている可能性もあるので、最新情報は公式サイトでチェックしてください。
因みに、エックスサーバー株式会社では、ゲーム専用サーバー「Xserver VPS for Game」も別サービスとして提供されています。
ゲームのマルチプレイサーバーを利用したい方は、「Xserver VPS for Game」もチェックしてみましょう。
最後に
Xserver VPSは、2022年にサービスを開始して以来、次々と利用できるOSやアプリケーションのイメージを増やしています。
そこで、こちらの記事では、Xserver VPSで利用できるイメージタイプについてまとめました。
Xserver VPSの利用を検討されている方は、参考にして頂けると幸いです。
因みに、Xserver VPSで用意しているアプリケーションイメージを使用しなくても、WEB環境やゲーム環境を構築することは可能です。
ですが、インストールにはそれなりに専門知識が必要で、時間も掛かります。
基本的には、用意されているアプリケーションイメージを利用するようにしましょう。
WordPressを使ったWEBサイトの運営であれば、VPSではなくレンタルサーバーもおすすめです。
WEBサイト運営だと、サイト規模によってはVPSだとオーバースペックになることもあります。
また、アフィリエイトや個人ブログでは、運用コストの掛かるVPSの利用はおすすめしません。
特に、WordPressを利用したWEBサイト運営を検討されている方には、共用サーバーであるエックスサーバーもおすすめです。