
アダルトコンテンツもOKな格安レンタルサーバー「ミニポップ(minipop)」についてまとめました。
ミニポップの利用を検討されている方は、参考にして貰えればと思います。
もくじ
格安サーバー「ミニポップ(minipop)」は格安サーバーだが高速でおすすめ!
こちらの記事では、格安レンタルサーバーの「ミニポップ(minipop)」について紹介します。
格安レンタルサーバーと言えば、やはり”格安だから・・・”と敬遠される方も多いです。
ですが、最近の格安レンタルサーバーはWordPressも問題なく動作します。
例えば、ロリポップは格安でもエックスサーバーやミックスホスト、Conoha WINGなどとも遜色のないレンタルサーバーとして有名ですね。
ミニポップもWordPressは動作しますし、コントロールパネルにcPanelを採用しているので様々な設定を行えます。
このような方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
■ブログ開設時の初期費用を抑えたい方
■格安レンタルサーバーをお探しの方
因みに、ミニポップで用意されているプランは「ミニプラン(税込み275円)」「ビックプラン(税込み550円)」の2つのみになります。
私の場合は費用を抑えたかったのでミニプランを利用しており、こちらの記事では主にミニプランの情報が中心になります。
また、10日間のお試し無料期間もあるので、実際に使ってみてから本契約に移行するようにしましょう。
ミニポップのおすすめポイント
ミニポップのおすすめポイントは以下の4つです。
■ストレージにSSD採用で、ミニプランでも容量が50Gもある
■コントロールパネルにcPanelを採用
■無料で利用できるトライアル期間が10日間ある
あくまでブロガー目線になってしまいますが、この4点は大切なポイントだと思います。
WordPressも問題なく動作する
私の場合、試験運用も兼ねてWordPressを使ったサイトを1つミニポップで運用しています。
エックスサーバーやmixhostといったはスペックなレンタルサーバーと比べると、多少表示が遅いかな・・・といった程度です。
ですが、月額費用を考えると十分な速度ですし、ブログ運営する上でも十分な速度です。
ストレージにSSD採用で、ミニプランでも容量が50Gもある
ストレージにHDDではなく高速処理が可能なSSDを採用しているの重要なポイントです。
HDDと比べるとSSDの方が読み込み速度が格段に速くなるので、サイトの表示速度にも影響します。
また、格安サーバーだと容量が5GBや10GB程度ということも多いですが、ミニポップではミニプランでも50GBあります。
さらに、その上のビックプランだと100GBも利用できるので、画像などを大量に使う場合にも安心です。
コントロールパネルにcPanelを採用
コントロールパネルとしてcPanelも利用できます。
cPanelと言えば、例えばmixhost(ミックスホスト)といった人気のレンタルサーバーでも採用されていますね。
こういう画面です。
一応オリジナルのコントロールパネルもあるので、そちらでドメイン追加などの設定を行うことも可能です。
無料で利用できるトライアル期間が10日間ある
ミニポップでは10日間の無料トライアル期間が用意されています。
10日間あれば、実際に利用してみて使用感や機能や速度を十分にチェックすることができます。
チェックして気に入れば本契約に移行するといったことも可能なので、その点もミニポップのおすすめポイントになります。
ミニポップの特徴
ミニポップの大きな特徴としては、以下になります。
■無料の独自SSL(comodo社製)を利用できる
■10日間の無料トライアル期間あり
■WordPressの自動インストール機能あり
■自動バックアップ機能あり
■エラーログ
■WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)を利用できる
■ストレージにSSDを採用
■マルチドメイン対応
他にも多くの特徴がありますが、特に重要だと思うポイントのみを上げています。
もし、さらに詳細に特徴を知りたい方は公式サイトでの確認をお願いします。
無料の独自SSLを利用できる
今の時代、SSLの設定は必須です。
ただ、格安レンタルサーバーだと、独自SSLを利用できない場合もあるので気を付ける必要があります。
ですが、ミニポップではcomodo社の独自SSLを無料で利用できるので安心してサイト運営が可能です。
WordPressの自動インストール機能あり
WordPressの自動インストール機能も大切ですよね。
WEB制作の知識がある方であればFFFTPなどを利用して直接サーバーに接続してインストールすることも可能です。
ですが、そういった知識がない場合にはWordPressの自動インストール機能は重要です。
それに、WEB制作の知識があっても、やはりコントロールパネル上からサクッとインストールできる方が楽ですしね。
自動バックアップ機能あり
サイト運営を行っていると、サーバー上のデータを誤って消してしまった・・・なんてことも起こりえます。
それに、稀にですが、レンタルサーバ側の不具合でデータが飛んでしまったという事故も過去には何社かで起きています。
また、外部からの不正アクセスによりデータを書き換えられてしまうこともあります。
そのような場合に備えてバックアップ機能はとても重要です。
ミニポップでは自動でのバックアップ機能も付いていますし、バックデータのリストアも可能です。
その為、安心して利用することができます。
WAFを利用できる
WAFとは「ウェブアプリケーションファイアウォール」の略で、セキュリティ対策として用いられるソフトウェアです。
不正なアクセスによるデータの改ざんなどを防いでくれるので、とても強力なセキュリティ対策となります。
今は多くのレンタルサーバーでWAFが導入されていますが、ミニポップでも導入可能なので安心してください。
マルチドメイン対応
1つのレンタルサーバーで複数サイトを運営される方も多いです。
私自身も複数のブログを運営しているのですが、その場合にはマルチドメインに対応している必要があります。
ミニポップの場合には設定できるドメイン数に上限はありますが、しっかりとマルチドメインに対応しています。
ミニポップの利用料金
ミニポップの料金プランは、ミニプランとビックプランの2つのみです。
プラン | 設定費用 | 料金 | ストレージ |
---|---|---|---|
ミニプラン | 1,650円(税込み) | 月額275円(税込み) | 50GB |
ビックプラン | 1,650円(税込み) | 月額550円(税込み) | 100GB |
ミニプランだと、税込みで月額275円で利用できます。
その上のビックプランでも月額550円とレンタルサーバーとしては格安料金となっています。
初期設定費用として1,650円が掛かってしまいますが、月額費用がかなり安いのでサイト公開時にかかる全体費用もかなり抑えられます。
ミニプラン:3,300円 (年間) + 1,650円 (初期設定料) = 4,950円 (税込)
ビックプラン:6,600円 (年間) + 1,650円 (初期設定料) = 8,250円 (税込)
ミニポップのデメリット
ミニポップにも、もちろんデメリットはあります。
特に、私が気になるのは以下の4点です。
■データベースの利用数が少ない(ミニプランの場合)
■マルチドメインの設定数が少ない(ミニプランの場合)
■最低契約期間は12ヶ月
開通までに時間が掛かる
他社のレンタルサーバーと違って、申し込みを行えばすぐに利用できるようになるわけではあります。
申し込み後、サーバーの開通が完了すると運営者からメールで連絡があります。
実際にレンタルサーバーを利用できるようになるのはその後です。
その点は気を付けておきましょう。
データベースの利用数が少ない(ミニプランの場合)
ミニポップでは、データーベースとして利用できるのはMySQLとPostgreSQLになっています。
もしWordPressを利用する場合にはMySQL一択ですが、オリジナルでシステムを構築する場合などにはPostgreSQLの利用も可能です。
ただし、ミニプランの場合には利用できるデータベースの数が1つとなっています。
複数ブログを運営する際には、これは少し不便です。
といっても、WordPressをインストールする場合に「テーブルプレフィクス」を変更することで、1つのデータベース内に複数ブログをインストールすることは可能です。
WordPressインストール時に「テーブルプレフィクス」の設定項目もあるので、それを変更するだけです。
マルチドメインの設定数が少ない(ミニプランの場合)
ミニポップではマルチドメインに対応しています。
ただし、ミニプランの場合には設定できるドメイン数が5つまでとなっています。
中には1つのレンタルサーバーで多数のサイトを運営される方もいるので、その際には注意が必要です。
ビックプランだとマルチドメインの設定数が100個までとなっています。
もし6サイト以上の運営を検討されている場合には、そちらを利用するようにしましょう。
それに、ビックプランでも月額550円となっているので、他のレンタルサーバーを利用することを考えるとかなり格安になっています。
最低契約期間は12ヶ月
ミニポップでは最低契約期間が12か月という縛りがあります。
月額費用が安いので年間でも高額にはならないですが、契約後(契約更新後も)に1年間は途中解約できないです。
その点も、契約時には注意しておく必要がありますね。
ドメインについて
ミニポップでもドメインを取得することができます。
取得する場合にはログインが必要ですが、こちらの画面から検索することができます。
↓
取得できるドメインはこちらになっています。
「.jp」を取得できないのが気になりますが、「.com」や「.net」「.info」「.biz」辺りは取得できるので、サイト運営には問題ないようですね。
「.tokyo」「.me」「.media」も取得できますし、「.moe」や「.xyz」「.name」のようなドメインも取得できるようですね。
レンタルサーバーとドメインの支払先をまとめたいのなら、ミニポップでドメインも一緒に取得することをおすすめします。
もちろん、他社でドメインを取得してミニポップでサイトを公開することも可能です。
ミニポップだとドメイン費用が少し高いので、お名前.comやXserverドメイン
などでドメインを取得してサイト運営を行うのもおすすめです。
ミニポップを使ってみての感想(デメリットもあり)
ミニポップを実際に利用して感じたことは、ブログで利用するのであれば十分な表示速度です。
WordPressも問題なく動作しています。
ただ、例えばエックスサーバーやロリポップなどと比べると、やはりWEBサイトの表示速度は遅く感じます。
また、契約期間が12ヶ月縛りというのはデメリットになります。
ですが、ミニポップには10日間の無料利用期間があります。
機能などを十分にチェックして納得した上で本契約できるので、まずは実際に使ってみて欲しいです。
因みに、私が利用しているのは「ミニプラン」ですが、このプランでも問題はないです。
ですが、複数サイトの運営を考えているのであれば、「ビックプラン」を利用することをおすすめします。
格安レンタルサーバー「ミニポップ(minipop)」のまとめ
こちらの記事では、格安レンタルサーバーの「ミニポップ(minipop)」についてまとめました。
WordPressで構築したサイトも問題なく動作しますし、cPanelを利用できるので設定もスムーズに行えます。
それに、料金も月額で税込み275円(ビックプランでも税込み550円)で利用できるので、サイト公開時の初期費用を抑えることも可能です。
ただ、アダルトサイトも可能となっているレンタルサーバーなので、その点で敬遠される方もいるかもしれません。
ですが、あくまで運営しているのは他者であって、自身には何も問題はないですよね。
WAFなども利用できてセキュリティ対策もしっかりと行えるので安心して利用できるレンタルサーバーとなっています。
もしこちらの記事を読んで「ミニポップ(minipop)」を利用してみたくなった方は、まずは10日間無料トライアルを申し込んでみましょう!
10日間しっかりと使いこんでみて、問題なければそのまま本契約に移行しましょう!