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エックスサーバーのメールアドレスをGメールで利用(送受信)する方法

レンタルサーバー「エックスサーバー(Xserver)」で発行したメールアドレスをGメール(Gmail)で利用する方法をまとめました。

この設定により、オリジナルのメールアドレスを使って、Gメールでメールを受信できるようになります。
また、Gメールの画面から、メールを送信することも可能となります。

オリジナルで作成したメールアドレスをGメールで利用したいという方も多いです。
全てのメールをGメールにまとめられると、メール管理も楽になりますよね。

因みに、エックスサーバーに限らず、Conoha WINGロリポップ!ABLENETなど、他のレンタルサーバーで発行したメールアドレスも設定内容は同様です。
エックスサーバー以外のレンタルサーバーをお使いの方も、Gメールでの設定方法を知りたい方は、参考にしていただければと思います。

なお、エックスサーバーでのメールアドレス発行方法については、こちらの記事を参考にしてください。

 

エックスサーバーのメールアドレスをGメール(Gmail)で利用する方法

エックスサーバーで発行したメールアドレスを、Gメールに設定する方法をまとめていきます。
この設定により、オリジナルのメールアドレスを使って、Gメールでメールの送受信を行えるようになります。

エックスサーバーのメールアカウント情報をチェック

まず、事前にエックスサーバーのメールアカウント情報について確認しておきましょう。

メールアカウントの情報については、サーバーパネルの「メールソフトの設定」画面で確認できます。
サーバーパネルへアクセスして、「メール」→「ドメイン選択画面」→「メールソフト設定」タブの順番に画面を移動してください。

エックスサーバーのメールソフトの設定情報

この他にも、ポート番号の情報が必要になることもあります。
なので、メーラー設定時に必要となりそうな情報は、以下にまとめておきます。

■受信メール(POP)サーバー:「サーバー情報」に記載されているホスト名(例:sv123.xserver.jp)
■送信メール(SMTP)サーバー:「サーバー情報」に記載されているホスト名(例:sv123.xserver.jp)
■ユーザー名:作成したメールアドレス(例:info@example.com)
■パスワード:メールアドレスに設定したパスワード
■ポート番号(POP):995(SSLを利用しない場合は「110」)
■ポート番号(IMAP):993(SSLを利用しない場合は「143」)
■ポート番号(SMTP):465(SSLを利用しない場合「587」)

Gメール設定時の参考にしてください。

 

Gメールの設定方法

Gメール側の設定方法を、画像付きで詳しく説明します。

まずは、Gメールへアクセスして、画面右上にある歯車マークをクリックしてください。
Gメールのトップ画面

クイック設定の画面が開くので、その中にある「すべての設定を表示」のリンクをクリックします。
Gメールのトップ画面

Gメールの設定画面が開くので、「アカウントとインポート」というタブを開いてください。
Gメールの設定画面
この画面の中にある「メールアカウントを追加する」というリンクをクリックします。

メールアカウントの追加画面がポップアップで開くので、順番に設定していきます。

まずは、追加するメールアドレスを入力し「次へ」をクリックます。
メールアカウントの追加

「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」にチェックを入れて、「次へ」をクリックます。
メールアカウントの追加

次に、メールアカウントの設定(受信サーバーの設定)を行います。
メールアカウントの追加
ここでは、「ユーザー名」「パスワード」「POPサーバー」「(受信)ポート番号」を設定します。
各項目を入力したら、「アカウントを追加」をクリックしてください。

これで、メールの受信設定が完了しました。
メールアカウントの追加
もし、メールの受信のみ行えればいいという方は、「いいえ」をチェックして、これで設定を終了してOKです。

ただ、エックスサーバーのメールアドレスを使って、メールの送信まで行いたい方は、このまま設定を続けましょう。
「はい。xxx@xxxxxx.com としてメールを送信できるようにします。」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

ここからは、メールアドレスの送信設定(送信サーバーの設定)になります。
まず、「名前」を入力して、「次のステップ」をクリックします。
メールアドレスを追加

次に、メールの送信サーバー(SMTP)の設定を行います。
メールアドレスを追加
「SMTPサーバー」「ユーザー名」「パスワード」「(送信)ポート番号」を設定します。
「アカウントを追加」をクリックすると、次の画面へ移動します。

最後に、送信メースアドレスの追加確認画面が開きます。
メールアドレスを追加
この画面が開くと同時に、メールアドレスに対して認証メールが届きます。

Gメールからのメール
「承認用のURL」をクリックすると、メールアドレスの追加確認画面が開きます。
メールアドレスの追加確認画面
「確認」をクリックすると、メールアドレスの追加が完了します。

もしくは、「確認コード」をコピペして、「確認」をクリックしてください。

メールアドレスを追加

これで、送信メールアドレスの設定が完了しました。

Gメールの設定画面をチェックして、メールアドレスが追加されたかを確認してみましょう。
Gメールの設定画面

送信(SMTP)も受信(POP)も問題なく追加できていますね。

あとは、試しにメールを送ってみて、メールの受信を行えるかチェックしてみましょう。

送信設定に関しては、今回追加したエックスサーバーのメールアドレスをデフォルトに設定することも可能です。

デフォルトに設定することで、そのメールアドレスが、Gメールからメールを送信する際のデフォルトの送信元メールアドレスになります。
デフォルトの設定

「デフォルトの返信モードを選択」についても、必要であれば設定しておきましょう。

デフォルトの返信モードの設定

「メールを受信したアドレスから返信する」へ設定を変更することで、メールを返信する際の送信元が受信メールアドレスになります。
「常にデフォルトのアドレスから返信する」のままだと、返信時の送信元が全てデフォルトのメールアドレスになってしまいます。

 

「Google Workspace(旧G Suite)」の利用もおすすめ!

上記では、エックスサーバーで発行したメールアドレスをGメールに設定して利用する方法を紹介しました。

ただ、ドメインのMXレコードをGoogleに向けて、Gメールを独自ドメインで利用することもできます。
「Google Workspace(旧G Suite)」というGoogleのサービスを利用することになります。

こちらのサービスを利用すると、メールアドレスの発行も全て「Google Workspace」から行うことになります。
それにより、メールアカウントの管理もGoogle側で行うことができます。

方法については、また別の機械に紹介します。
ですが、DNSレコードの編集画面からドメインのMXレコードをGoogleに向けて、あとはGoogle側で諸々の設定を行うだけです。

因みに、設定するMXレコードはこちらです。

Google WorkspaceのMXレコード

ASPMX.L.GOOGLE.COM.(優先度「1」)
ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM.(優先度「5」)
ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM.(優先度「5」)
ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM.(優先度「10」)
ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM.(優先度「10」)


レコードに関する詳細は、以下のページもチェックしてください。
https://support.google.com/a/answer/48090

「Google Workspace」の使い方については調べればいくらでも情報が出てくるので、興味のある方は調べてみてください。

例えば、WEBサイトはエックスサーバー、メールの送受信はGメールと、サーバーを完全に使い分けることもできます。
それにより、仮にWEBサイトが落ちてもメールは使い続けられるので、ビジネスも安心して続けられますね。

 

最後に

今回は、エックスサーバーで作成したメールアドレスを、Gメールに設定する方法をまとめました。

この設定により、オリジナルで作成したメールアドレスをGメールでも利用できるようになります。
複数のメールアドレスを利用されている方だと、Gメールでまとめてしまえるので便利です。

ただ、この方法だとメールアドレス毎に追加することになります。
もし、独自ドメインでGメールを利用したい方は、「Google Workspace」というサービスを利用することもおすすめです。

ビジネス利用におすすめで、私も会社員の時には、「Google Workspace」を利用して会社メールアドレスを全て一括管理していました。
興味のある方は、一度調べてみてください。

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この記事を書いた人
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ダッチ
    プログラミング15年、WEB制作15年以上になります。

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