
今回は、WordPressでカテゴリーを作成する方法を紹介します。
カテゴリーは、上手く活用することでWEBサイトへの流入を増やすこともできます。
カテゴリーを活用してSEO対策を行いたい方は、ぜひ最後までお読みください。
コンテンツ
カテゴリーについて
カテゴリーとは、特定の条件によって分類したグループのことです。
グループ分けすることで、その分類条件に属する情報を見つけやすくなり、便利に利用できる機能です。
ただ、カテゴリーを適当に設定されている方も多く、有効に活用されている方は少ないです。
ですが、カテゴリーを有効活用することで流入数を増やすこともできるので、ブログのSEO対策にもなります。
ブログを公開する場合には、カテゴリーの設計も行うようにしましょう。
カテゴリーはシンプルな設計にする
カテゴリーは、シンプルに設計するのが基本です。
数を増やしすぎず、5~6個程度にするのがおすすめです。
カテゴリーの数が多くなりそうな場合には、子カテゴリーを利用するのもおすすめです。
ただ、子カテゴリーも数を増やすと構造が複雑になるので、そこは注意しましょう。
1記事1カテゴリーにするのがおすすめ
基本的に、1つの記事で設定するカテゴリーは、1つのみにしましょう。
ですが、どちらか一方に指定することで、シンプルなカテゴリー設定にすることができます。
複数のカテゴリーに何度も同じ記事が出てくるとユーザーも混乱します。
また、WordPressでは、記事詳細ページの「パンくず」にカテゴリーが表示されます。
ですが、複数カテゴリーが設定されていても、パンくずには1カテゴリーしか表示されないです。
その点でも、複数のカテゴリーにまたがるのはおすすめできません。
デフォルトの「未分類」カテゴリーは使用しない
WordPressをインストールすると、デフォルトで「未分類」というカテゴリーが追加されています。
この「未分類」というカテゴリーは意味が分からないので、使用しないようにしましょう。
もしくは、リネームして使用しやすいカテゴリー名に変更するのがおすすめです。
カテゴリーの作成・SEO設定の方法
カテゴリーの作成は、「カテゴリー画面での作成」と「記事投稿画面での作成」の2パターンがあります。
また、利用しているWordPressテーマによっては、SEO対策を行える場合もあります。
今回は、以下の3つの方法を紹介します。
- カテゴリー画面上でカテゴリーを作成する方法
- 記事投稿画面上でカテゴリーを作成する方法
- カテゴリーのSEO対策の方法
因みに、カテゴリーは思い付きで作成するのは避けましょう。
事前に必要なカテゴリーを洗い出しておきましょう。
カテゴリー画面上でカテゴリーを作成する方法
カテゴリーの作成は、基本的にはカテゴリー管理画面から行います。
カテゴリー管理画面を開いたら、「新規カテゴリーを追加」からカテゴリーを作成していきます。
「名前」と「スラッグ」を設定したら、「新規カテゴリーを追加」をクリックして保存します。
これでカテゴリーの新規作成が完了しました。
同様にして、必要なカテゴリーを全て作成していきましょう。
スラッグ:半角英数字と-(ハイフン)のみでの設定を推奨
↓
それでは、記事の投稿画面を開いて、画面右側にある「カテゴリー」の項目をクリックしてください。
このように追加したカテゴリーを選択できるようになっていればOKです。
記事投稿画面上でカテゴリーを作成する方法
カテゴリーは、記事の投稿画面から作成することもできます。
ただ、記事作成のたびに思い付きで追加するのは避けましょう。
記事投稿画面を開き、画面右側のカテゴリーの項目を開いてください。
その中に「新規カテゴリーを追加」をクリックしてください。
カテゴリーの作成画面が開くので、カテゴリー名を入力し「新規カテゴリーを追加」をクリックします。
これで、カテゴリーが新規に追加されました。
ただ、記事投稿画面からカテゴリーを作成した場合、スラッグ名の修正だけ行っておきます。
カテゴリー管理画面を開いてください。
このように、スラッグ名が日本語で登録されているはずです。
これを、半角英数字のスラッグ名に修正しておきましょう。
カテゴリーのSEO対策の方法
カテゴリーのSEO対策については、利用するWordPressテーマによっても異なります。
カテゴリーの編集は、カテゴリー管理画面からアクセスできます。
カテゴリー管理画面を開くと、編集したいカテゴリーを選択してください。
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デフォルトでは、このようなカテゴリーの編集項目になっています。
ただ、この画面だとカテゴリーのSEO対策は行えません。
ですが、例えばCocoonであれば、このように様々な項目が用意されています。
せっかくなので、CocoonでのカテゴリーのSEO対策について紹介しておきます。
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CocoonのカテゴリーSEO対策
Cocoonでは、タイトルタグとメタディスクリプションの設定が可能です。
タイトルタグには、通常はカテゴリー名が設定されます。
ですが、「SEOタイトル」を設定しておくことで、その内容がタイトルタグに設定されます。
また、「メタディスクリプション」の項目を設定しておくことで、カテゴリーページの説明文として設定されます。
本文の項目を設定しておくことで、カテゴリーの説明や画像などを掲載することもできます。
試しに、以下のような文章と画像を入力してみます。
カテゴリーページの表示を確認すると、記事一覧の上にこのように表示されます。
カテゴリーの並び替えについて
WordPressには、デフォルトではカテゴリーの並び替えを行えません。
おすすめのプラグインは「Category Order and Taxonomy Terms Order」です。
今回は、このプラグインの使い方を説明するので、カテゴリーの並び替えを行う場合には参考にしてください。
まずは、WordPress管理画面上で「Category Order and Taxonomy Terms Order」のインストールを行います。
まずは、画面左側から「プラグイン」→「新規プラグインを追加」と移動してください。
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プラグインのインストール画面に移動するので、「Category Order and Taxonomy Terms Order」で検索をしてインストールを行います。
インストール後、「Category Order and Taxonomy Terms Order」を有効化すればOKです。
次は、「Category Order and Taxonomy Terms Order」の使い方を説明します。
まずは、カテゴリーの管理画面を開いてください。
このように追加済みのカテゴリーが表示されており、ブログの公開画面でもこの順番で表示されます。
「投稿」→「タクソノミーの並び順」と画面を開いてください。
このようなカテゴリーの並び替え画面が開きます。
この画面上でカテゴリーをドラッグ&ドロップして並び替えを行うことができます。
今回は、試しに一番下のカテゴリーを上に移動させて設定を保存します。
↓
もう一度、カテゴリーの管理画面へ戻ってください。
このように並び替えを行った順番にカテゴリーが並んでいるはずです。
ブログの公開画面もチェックしてみましょう。
並び変えた順番に表示されていればOKです。
カテゴリーのSEO効果について
カテゴリーに関しては、多くの方が適当に設定されています。
また、noindexを指定してインデックスさせないようにしている方も多いです。
ですが、しっかりと設定を行うことで、カテゴリーもGoogleの検索結果に表示されます。
さらに、カテゴリーページをクローラーが巡回することで、記事のインデックスにもつながります。
その為に、カテゴリーにもタイトルタグ・メタディスクリプションをしっかりと設定してください。
また、思い付きでカテゴリーを追加するのではなく、事前にしっかりと設計を行い追加するようにしましょう。
最後に
今回は、カテゴリーの作成方法を紹介しました。
カテゴリーは、上手く活用することでSEO対策にもなります。
カテゴリーに関しては適当に設定されている方が非常に多いですが、手を抜かず設定するようにしましょう。