
今回は、TCDからリリースされたWordPressテーマ「QUALIA(クオリア)」です。
集客やブランディングにも利用できるWebサイトを作ることができ、機能性とデザイン性を兼ね備えたWordPressテーマとなっています。
また、ヨガやピラティス以外でも、個人で運営されているパーソナルジムやフィットネスジムなどのWebサイトでも使用しやすくなっています。
さらに、QUALIAは、女性に受け入れられやすいナチュラルなデザインを求められるWebサイトとも相性がいいです。
そのため、このようなWebサイトにもおすすめです。
- 健康サロン・美容サロン
- ダイエットサロン
- ヘアサロン・美容室
- ヘッドスパ
- オーガニックカフェ・自然派カフェ
- オーガニックショップ
- 瞑想サロン・マインドフルネスサロン
テーマ名 | QUALIA(クオリア) |
---|---|
販売価格 | 35,000円(税込み38,500円) |
おすすめの利用内容 | ■ヨガスタジオ・ヨガ教室のWebサイト ■ピラティススタジオのWebサイト ■小規模なパーソナルジムのWebサイト ■フィットネスジムのWebサイト |
子テーマ | 無し |
ライセンス | スプリットライセンス(PHPのみGPL) |
複数サイト利用 | 〇 |
特別ライセンス | 有り ・ライセンス料は、1テーマにつき33,000円 ・ライセンス料にテーマ本体価格は含まれない |
動作環境 | WordPress6.x以上 / PHPバージョン8.1以上 |
TCDテーマについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてください。
また、購入した有料テーマのインストール方法をお探しの方は、こちらの記事も合わせてチェックしてください。

こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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TCDテーマ「QUALIA」はどんなWordPressテーマ?
QUALIAは、ヨガやピラティスのスタジオにフォーカスして制作されたWordPressテーマです。
また、QUALIAは、店舗のブランディングだけでなく、同時に集客力をアップし、収益を上げるための設計もしっかりと行われています。
"とりあえずホームページがあればいい・・・"という方には、正直、QUALIAをおすすめはしません。
ですが、完成度が高く洗練されたWebサイトを作成したいという方は、QUALIAを使ってみましょう。
QUALIAではどんなWebサイトを作れる?
デモサイトを使って、QUALIAで実際にどのようなWebサイトを作成できるか説明していきます。
>> QUALIAのデモサイトを確認
まず、QUALIAでは、トップページに、画像スライダー、動画、Youtubeのいずれかをヘッダーに設定できます。
横幅いっぱいに表示することができ、デモサイトのように印象的な動画を作成することで、ファーストビューで訪問者の感性を揺さぶるWebサイトを作成できます。
ヘッダー下には体験レッスンやキャンペーンなどのページへ誘導するためのリンクを貼ることもできます。
体験レッスンやキャンペーンは、実際の来店へつなげやすいコンテンツになるので、非常に有効な設計になっています。
また、各ページには、サイドボタンを設定することもできます。
サイドボタンは、追従型になっており、常にユーザーを体験レッスンなどのページへ誘導できるようになっています。
この点も、QUALIAのポイントとなる部分です。
さらに、QUALIAでは、ヨガやピラティスの店舗サイトに必要なページを簡単に作成できるようになっています。
- アバウトページ(店舗の紹介ページ)
- アクセスページ
- インストラクター紹介ページ
- レッスン・プログラム紹介ページ
- 料金ページ
例えば、インストラクターの紹介ページは、一覧で見やすい画面設計になっています。
さらに、各インストラクターの写真をクリックすると、詳細なプロフィールページへ移動します。
特に、初めての利用者にとっては、不安も大きいです。
そのため、インストラクターの顔がしっかりと見えていることはとても重要です。
また、QUALIAの料金ページは、プラン毎に表で分かりやすく金額を見せることができます。
QUALIAは、グローバルメニューもしっかりと作り込まれています。
例えば、メニューにカーソルを乗せると、このように画像を使って見やすく表示することもできます。
他にも、QUALIAでは、「お知らせ」「ブログ」「よくある質問(FAQページ)」の機能も搭載されており、積極的に情報を発信することもできます。
記事が増えるとWebサイト全体のボリュームも大きくなり、SEO効果も期待できます。

FAQページも、しっかりと作り込んでおくことがとても重要です。
QUALIAではカテゴリーごとにQ&Aを掲載でき、見やすいFAQページを作成できます。
FAQページは、ユーザーの疑問を簡単に解決するために重要なページです。
ブログ同様にユーザーの流入を期待できるページで、SEO対策にもなるコンテンツになります。
QUALIAのスマートフォン対応について
QUALIAは、モバイル画面にもしっかりと最適化されています。
そのため、スマートフォンからのアクセスでも、美しい画面表示が可能です。
今の時代、特にヨガやピラティスのようなスタジオのWebサイトは、スマートフォンからのアクセスが大半を占めます。
そのため、パソコンでの画面表示よりも重要になるので、スマホ画面もしっかりと作り込まれているのもQUALIAの大きなメリットになります。
QUALIAはどんな人に向いてる?
QUALIAは、主に、このような方におすすめです。
- ヨガスタジオ、ピラティススタジオ、パーソナルジムなどの経営者
- 費用を抑えてWebサイトを作成したい
- Webサイトを使って集客にも取り組みたい
また、QUALIAは、Web制作会社のにもおすすめです。
制作代行に利用することで、相場より格安でホームページを提供することもでき、案件を受注しやすくなります。
ただし、制作代行に使用する場合には、QUALIAのライセンスにだけは注意してください。
→ QUALIAのライセンスを確認する
QUALIAの主な機能
QUALIAの主な機能もまとめておきます。
- ブロック&クラシックエディタ対応
- レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマホ)
- 画像スライダー、動画、Youtube対応ヘッダー
- アラートを表示できるヘッダーバー
- グローバルメニュー&ドロワーメニュー
- コンテンツビルダーに対応したトップページ
- システムフォント(日本語3種類・英語13種類)
- Webフォント(5種類)
- スマホフッターバー
- カスタムCSS
- カスタムスクリプト
- カスタムカラー機能
- 5タイプのプリセットカラー
- 5タイプのロード画面
- ホバーエフェクト(ズーム・スライド・フェード)
- 登録済アイキャッチのサイズ一括調整(regenerate thumbnails)
- microdata形式対応パンくずリスト
- 「TCDクラシックエディタ」プラグイン対応
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- カスタム投稿タイプ「よくある質問」
- カスタム投稿タイプ「プログラム」
- LP制作機能
- 日付・SNSボタン表示選択機能
- いいね機能(いいねランキング)
- 404ページのカスタマイズ機能
- 検索結果ページのカスタマイズ機能
- 保護ページのカスタマイズ機能
- サイドボタン
- SNSボタン4タイプ
- SEO設定(metaタグ・OGP)
- 管理画面の多言語対応(日本語・英語)
- 自動初期設定機能(テーマオプション管理)
- ロゴアップロード(ヘッダー・フッター・スマホ)
- クイックタグ(Gutenberg対応)
QUALIAのメリットは4つ
QUALIAのメリットはこちらです。
- デザインが作り込まれている
- 誰でもデモのような完成度の高いサイトを作れる
- コストを抑えてジム・ピラティスのWebサイトを作成できる
- Webサイトの表示が速い
デザインが作り込まれている
QUALIAは、既に説明しているように、感性に訴えかけるような印象的なデザインが特徴です。
誰でも洗練されたデザインのWebサイトを持つことができ、集客にもつなげることができる作りになっています。
誰でもデモのような完成度の高いサイトを作れる
TCDテーマは、マニュアルに沿って設定を行うことで、デモサイトのようなWebサイトに仕上げることができます。
誰でも完成度の高いWebサイトを持てるのも、QUALIAのメリットになります。
>> QUALIAのデモサイトを確認
コストを抑えてジム・ピラティスのWebサイトを作成できる
通常、Webサイトを制作会社にフルオーダーで依頼すると、デザイン・コーディングを一から行うことになります。
そのため、時間も費用も掛かるのがデメリットになります。
ですが、QUALIAはすでに完成されたデザインのWordPressテーマで、一からデザイン・コーディングを行う必要がありません。
そのため、時間的にも費用的にもコスト抑えてWebサイトを作成できるのも、QUALIAの大きなメリットになります。
Webサイトの表示が速い
QUALIAは、Webサイトのパフォーマンスも追及したWordPressテーマです。
これにより、TCDの他テーマと比べても、QUALIAは、かなりの軽量化を実現しているのもメリットです。
特に、スマートフォンでの表示速度が大幅に改善されており、スムーズにWebサイトを閲覧することができます。
Webサイトの高速化は、SEO面での優遇だけでなく、サイトからの離脱対策やページ滞在時間・リピート率の向上にも有効です。
QUALIAのデメリットは2つ
QUALIAのデメリットはこちらです。
- 他社人気WordPressテーマと比べると高い
- デザインのカスタマイズ性がやや低い
他社人気WordPressテーマと比べると高い
QUALIAが、他テーマと大きく違う点は、やはりヨガスタジオやピラティススタジオに特化して開発されているところです。
その分、他社の人気WordPressテーマと比べると、販売価格が高くなるがデメリットとも言えます。
費用 | 公式サイト | |
---|---|---|
CURE(キュア) | 28,380円 | チェック |
XWRITE(エックスライト) | 19,800円 | チェック![]() |
SWELL(スウェル) | 17,600円 | チェック |
THE THOR(ザ・トール) | 16,280円 | チェック![]() |
Diver(ダイバー) | 17,980円 | チェック |
デザインのカスタマイズ性がやや低い
QUALIAのメリットの一つが、作り込まれたデザインになります。
ですが、作り込まれている分、逆に他テーマと比べるとデザインのカスタマイズ性が低いのがデメリットにもなります。
そのため、独自デザインのWebサイトにこだわられている方には、QUALIAはおすすめできません。
QUALIAのライセンス
QUALIAでは、スプリットライセンスを採用しています。
PHPコードのみがGPL、その他のファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像など)は別ライセンス
QUALIAは、「100% GPL」のWordPressテーマではないです。
WordPressテーマ内に含まれるHTML、CSS、JavaScript、画像などのファイルの複製や再配布には制限があるため、注意してください。

ただ、TCDでは、自己所有のWebサイトに限り、テーマの使い回しが許可されています。
それにより、QUALIAを1度購入すると、追加でライセンスを購入しなくても、自身が所有する別サイトで使用することもできます。
ただ、第3者のWebサイト制作を有償で請け負う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
ライセンス料 | 1テーマにつき33,000円(税込) ※テーマ代金は含まれません |
---|---|
有効期限 | ライセンス証書の発行日から3年間 |
規約違反した場合 の違約金 |
【特別ライセンス未契約で請け負った場合】 特別ライセンス料の3倍 × 制作代行に使用したテーマ数 【上記以外の場合】 60,000円 |
第3者サイトの制作を請け負う場合には、必ず利用規約をチェックしてルールを守った上で行いましょう。
TCDでは、QUALIAを使ってWebサイトの作成を提案する場合や、クライアントへの営業用のデモサイトを作成する場合も注意してください。
案件を受注していなくても、QUALIAを使った営業活動を行う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
QUALIAを使ったサイト事例
QUALIAは、まだリリースされたばかりのWordPressテーマです。
そのため、QUALIAを使ったWebサイトの事例は見つかりませんでした。
もし、QUALIAを使ってどのようなWebサイトを作成できるか知りたい方は、公式のデモサイトをチェックしてみましょう。
>> QUALIAのデモサイトを確認
実際に公開さ入れているWebサイト事例は、見つかれば、こちらにも追加していきます。
QUALIAの利用におすすめのレンタルサーバー
利用料金とスペック・容量・機能などを考慮すると、QUALIAにおすすめのレンタルサーバーがこの3つです。
いずれもバランスの取れたレンタルサーバーで、QUALIAを利用したWebサイトも問題なく動作します。
もしエックスサーバーを利用する場合は、申し込み方法をこちらの記事にまとめているので参考にしてください。
また、上記以外にも利用料金が少し高くてもOKという方には、高性能なmixhost(ミックスホスト)もおすすめです。
興味のある方は、mixhostも検討してみましょう。
最後に
今回は、TCDのWordPressテーマ「QUALIA(クオリア)」についてまとめました。
また、個人で運営されているパーソナルトレーニングの店舗サイトにもおすすめです。
QUALIAは、感性に訴えかけるような印象的なデザインで、洗練されたWebサイトを作成できます。
Webからの集客も強化したい方は、QUALIAを使ってみましょう。