シンレンタルサーバーとは、エックスサーバーの技術をベースにした共用タイプのレンタルサーバーです。
超高速環境であるKUSANAGIを搭載しており、WordPressで作成したWEBサイトの高速表示も期待できます。
今回は、シンレンタルサーバーの利用料金や特徴、メリット・デメリットをまとめています。
また、エックスサーバとの違いもまとめています。
シンレンタルサーバーを検討されている方は、ぜひ最後まチェックしてください。
こちらの記事を読むことで、以下のようなことが分かります。
- シンレンタルサーバーの利用料金や特徴
- エックスサーバーとの違い
- シンレンタルサーバーの口コミ・評判
- シンレンタルサーバーのメリット・デメリット
エックスサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。
また、アフィリエイト向けのレンタルサーバーをお探しの方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーについて
レンタルサーバーとは、ざっくりと言うとWEBサイトのコンテンツやメールデータなどを保存するためのディスクスペースを提供するサービスです。
自分だけのドメインを取得して、自分のWEBサイトを公開することもできます。
また、ドメインに紐づいたメールアドレス(例: info@example.com)の作成や、メールの送受信機能を利用することもできます。
さらに、データベースやプログラミング言語も利用することができ、多くのレンタルサーバーではWordPressというWEB制作ツールを利用することもできます。
因みに、レンタルサーバーは、個人・法人を問わず利用することができます。
ですが、大規模なWEBサイトになると、場合によっては、さらに高性能なVPSや専用サーバーを検討することもおすすめです。
レンタルサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
サーバーレンタルの利点
レンタルサーバーを利用するメリットは、やはり、サーバーを設置・管理する手間を省けて、運用コストも抑えられるところです。
専門的な知識や技術力が無くてもサーバーを利用することができ、誰でもWEBサイトを持つことができます。
また、多くのレンタルサーバーサーでは、専門的なサポートを利用することができ、初心者でもWEBサイトの公開が可能です。
バックアップ機能も搭載されており、セキュリティ対策を施されているレンタルサーバーも多いです。
機能が豊富なサービスも多く、利用目的や予算、技術的な条件に応じて適切なプランやサービスを選ぶこともできます。
シンレンタルサーバーの利用料金や特徴
まずは、シンレンタルサーバーの利用料金とスペックをチェックしてみましょう。
↓
利用料金、スペック
シンレンタルサーバーには3つの料金プランがあり、利用者の都合に合わせた料金やスペックから選ぶことができます。
最低利用期間が3ヶ月となっており、36ヶ月契約まで可能となっています。
※料金は月額で表示しています。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
ストレージ容量 | 700GB | 1,000GB | 1,200GB |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
3ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
6ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
12ヶ月 | 880円 | 1,780円 | 3,560円 |
24ヶ月 | 825円 | 1,650円 | 3,300円 |
36ヶ月 | 539円 | 1,540円 | 3,080円 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
どの料金プランがおすすめ?
初めて利用される方は、どの料金プランを利用すればいいのか迷われると思います。
個人で利用する場合、まずはベーシックプランから始めるのがおすすめです。
その後、WEBサイトが育ってくると、さらに上位のスタンダードプランやプレミアムプランへアップグレードするのがおすすめです。
ただ、ビジネス利用が目的であれば、初めからプレミアムプランをおすすめします。
また、通常プランとは別にビジネスプランも用意されているので、そちらを検討するのもおすすめです。
契約期間はどのくらいがいい?
長期契約の方が安くなりますが、いきなり36ヶ月契約にするのは不安だと思います。
その為、まずは12ヶ月契約で開始するのがおすすめです。
1年間使ってみて継続できそうであれば、その次からは24ヶ月契約や36ヶ月契約で更新するのも良いです。
ただ、長期契約することが決まっていて、少しでもコストを抑えたいという方もいます。
その場合には、36ヶ月契約で申込むのもおすすめです。
36ヶ月契約だと12ヶ月契約よりも月額480円安くなります。
↓
3年間利用した場合には、36ヶ月契約にしておくことで17,280円(480円×36ヶ月)も安くなる計算になります。
スペック・機能・仕様
次は、シンレンタルサーバーの主なスペック・機能や仕様をチェックしてみましょう。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
WEBサーバー | nginx | ||
RAID構成 | RAID10 | ||
通信プロトコル | HTTP/2をサポート | ||
ストレージ | NVMe SSD | ||
ストレージ容量 | 700GB | 1,000GB | 1,200GB |
転送量 | 転送量課金無し | ||
無料独自SSL | 〇 ※有料のSSL証明書もあり | ||
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | 全プランに標準搭載 ※データ復旧も無料 | ||
データベース | MySQL(MariaDB10.xx)を利用可 ※無制限に作成可能 | ||
SQLite | 〇 | 〇 | 〇 |
PHP | PHP7.2.x / PHP7.3.x / PHP7.4.x / PHP8.0.x / PHP8.1.x / PHP8.2.x / PHP8.3.xを利用可 | ||
Perl | Perl5.16.x / Perl5.26.xを利用可 | ||
Ruby | Ruby2.5.xを利用可 | ||
Python | Python2.7.x / Python3.6.xを利用可 | ||
SSI | 〇 | 〇 | 〇 |
Cron | 〇 | 〇 | 〇 |
再販 | 原則禁止 | ||
商用利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
アダルト利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
サポート | メールサポート、電話サポート、設定代行サービス(有料) |
転送量に関しては、無制限となっており、シンレンタルサーバーでは転送量課金は発生しません。
ですが、あまりにもアクセスが集中すると、制限を受ける可能性もあります。
また、シンレンタルサーバーは商用利用は可能で、さらにアダルトサイトの運営も可能となっています。
信頼性・セキュリティ
シンレンタルサーバーでは、様々なセキュリティ機能が実装されています。
それにより、安心してWEBサイトの運営を行えるのもポイントです。
具体的には、以下のような機能が設定されています。
【WEBアプリに関する設定】
- WAF
シンレンタルサーバーでは、全プランに標準でWAFが搭載されています。
WAFとは、WEBアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃をブロックしてくれるソフトウェアです。
例えば、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などの攻撃もブロックしてくれます。
非常に強力な脆弱性対策になり、WordPressも安全に運用することができます。
WordPressに関するセキュリティ機能も搭載しており、サーバーの管理画面上から以下のような設定を行うことができます。
【WordPressに関する設定】
- ログイン試行回数制限
- 国外IPアドレスからのアクセス制限(ダッシュボード、XML-RPC、REST API)
- 大量コメント・トラックバック制限
- 国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限
これらの機能は、通常はWordPressのプラグインを利用することになります。
それをサーバー側で対応することができ、プラグインの数を減らすことができます。
【メールに関する設定】
- アンチウィルス(ウィルスメールのブロック)
- スパムフィルター(特定条件の受信メールを排除)
- POP over SSL
- SMTP over SSL
- IMAP over SSL
- DKIM対応
- DMARC対応
【FTPに関する設定】
- FTP制限設定
- FTP over SSL
FTP接続できるIPアドレスを指定することで、FTPサーバーへ接続できる環境を制限することができます。
特定のIPアドレス以外からのアクセスが不可になるので、FTPサーバへ不正アクセスやサーバー上にアップしているファイルの改ざんを防ぐことができます。
【アクセスログの取得】
外部から攻撃や不正アクセスが発生した場合には、アクセスログはとても重要な存在になります。
アクセスログをチェックして、そこから不正なIPアドレスを割り出すこともできます。
そのIPアドレスをブロックしてしまえば、そこからの不正アクセスを防ぐこともできます。
【外部業者によるセキュリティ診断】
- セコムセキュリティ診断
シンレンタルサーバーでは、セコムトラストシステムズ社のセキュリティ診断を定期的に実施しています。
セコムトラストシステムズとは、ホームセキュリティで有名なセコムのグループ会社です。
世間的にはあまり知られていませんが、WEBアプリケーションやネットワークなどのセキュリティ診断の分野ではかなり有名です。
シンレンタルサーバーは外部業者による客観的なセキュリティ診断を実施することで、ネットワーク上の脆弱性をより厳格に診断して見つける仕組みを取り入れています。
バックアップ機能
シンレンタルサーバーには、自動バックアップ機能が標準で搭載されています。
バックアップデータは、データ復旧用にも利用することができ、万が一のトラブルにも備えておくことができます。
・サーバー上のデータ(WEBデータ、メールデータ、MySQLデータベース)を毎日自動でバックアップ
・バックアップ専用サーバーに自動でコピーされる
・バックアップデータは14日分保存
・バックアップデータはデータ復旧用としても利用可能(無料)
・バックアップデータはコントロールパネル上から取得できる
WEBサイトを運用していると、トラブルはつきものです。
WEBサイトを運営していると、外部からの攻撃でデータが書き換えられてしまう可能性もあります。
そのような場合に備えて、自動バックアップ機能が無料で付いているのはとてもありがたいですね!
また、手動でバックアップを取ることもできます。
例えば、WordPressのバージョンアップを行う前のバックアップ処理で利用するのにもおすすめですね。
シンレンタルサーバーが高速な理由
シンレンタルサーバーが人気の利用の一つに、WEBサイトの表示速度が速いところにあります。
その理由としては、以下のような仕様が考えられます。
- KUSANAGIの搭載
- WEBサーバーとしてNginxを採用
- HTTP/2をサポート
- ストレージに高速のNVMe SSDを採用
- メモリ8GB~、vCPU6コア~と高スペック
- 高速なプログラム(PHP)の実行環境FastCGIが有効
- OPcache(PHP高速化モジュール)
- 国内最大級のバックボーン回線に10Gbpsで直結
- 最新CPU(第4世代「AMD EPYCTM」)を搭載
- サーバースペックが非常に高い(メモリ 1.5T/vCPU 256コア)
シンレンタルサーバーでは、WordPressの超高速実行環境のKUSANAGIを搭載しています。
また、WEBサーバーに高速なNginxを採用しているのもポイントです。
Nginxは同時アクセスにも強く、アクセス集中時でも安定した表示速度を維持することができます。
さらに、ストレージに「NVMe SSD」を採用している点もポイントです。
NVMeはSSD向けに最適化された通信規格で、通常のSSDよりも高速な処理を期待することができます。
因みに、HTTP/2を利用する場合には、HTTPS通信が必須になっています。
つまり、SSLを利用することでWEBサイトの高速化になるので、SSLは必ずインストールしておきましょう。
また、独自の高速化設定機能も用意されています。
- Xアクセラレータ
- ブラウザキャッシュ設定
- XPageSpeed
Xアクセラレータは、オリジナルの高速化技術です。
静的ファイルの高速化に加えて、PHPの処理速度もかなり改善されるので、WordPressを使ったWEBサイトもサクサクになります。
XPageSpeedは、Google社の「PageSpeed Module」をもとにして開発されたWEBサイトの高速化機能です。
画像、CSS、JavaScriptなどのファイルの最適化を行い、WEBサイトの高速化を期待できます。
再販は原則禁止
シンレンタルサーバーでは、再販(リソースの一部を第3者へ貸し出す行為)は原則禁止となっています。
再販目的の方は、その点だけ注意してください。
ただし、あくまで不特定多数の相手へ貸し出す行為が禁止されていると考えてください。
例えば、WEB制作会社が、サーバースペースの一部へ顧客のWEBサイトを乗せる行為に関してはOKです。
実際にサーバーリソースを第3者へ貸し出す場合には、シンレンタルサーバーへ直接連絡して問題がないかを必ず確認するようにしましょう。
メール機能・仕様
シンレンタルサーバーはメール機能も充実しており、ビジネス利用にもおすすめです。
メールの機能・仕様については、以下の表でチェックしてください。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
メールサーバー | Postfix | ||
メールアカウント数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールボックス容量設定 | メールアドレス毎に、メールボックスの容量設定が1~20,000MB(20GB)の範囲で可能。 | ||
メールサイズの送信制限 (目安) | 1メールあたり100MBまで。容量を超えたメールの送信は不可。 ※受信に関しては制限なし | ||
メールの送受信制限 (目安) | ■1,500通/時間 ■15,000通/日 | ||
対応プロトコル | SMTP、POP3、IMAP | ||
暗号化 | SMTP over SSL、POP over SSL、SMTP over SSL | ||
SMTP-AUTH | 〇 ※メールの送信時の認証方式 | ||
アンチウィルス | 〇 | 〇 | 〇 |
スパムフィルタ | 〇 | 〇 | 〇 |
WEBメール | ブラウザで利用できるオリジナルのWEBメーラーを利用可。パソコン、スマートフォン、タブレットに対応。 | ||
メール転送 | 受信メールを、他メールアドレスへ転送できる機能。 | ||
メール自動返信 | 受信メールに対して、定型文を自動で返信できる機能。 | ||
メーリングリスト | 〇 | 〇 | 〇 |
メールマガジン | 〇 | 〇 | 〇 |
DKIM | 〇 | 〇 | 〇 |
DMARC | 〇 | 〇 | 〇 |
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの主な違い
シンレンタルサーバーは、シンクラウド株式会社が運営するレンタルサーバーです。
このシンクラウド株式会社はエックスサーバー株式会社が設立した会社で、シンレンタルサーバーはエックスサーバーの技術を用いて構築されています。
そこで、両サーバーの違いをまとめておくので、どちらかで迷われている方はチェックしてみてください。
シンレンタルサーバー | エックスサーバー | |
---|---|---|
プラン数 | 3プラン | 3プラン |
月額利用料金 (12ヶ月契約) | 880~3,560円 | 1,100~4,400円 |
独自ドメイン永久無料特典 | 1ドメイン | 2ドメイン |
アダルト利用 | 〇 | × |
ストレージ容量 | 700GB~1,200GB | 500GB~700GB |
メモリ | 8GB~16GB | 8GB~16GB |
vCPU | 6~10コア | 6~10コア |
安さと革新性に重点を置いている | サーバーの安定性に重点を置いている | |
運営会社 | シンクラウド株式会社 | エックスサーバー株式会社 |
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの一番の違いは、アダルト利用が許可されているかどうかです。
また、シンレンタルサーバーの方が容量が多く、最大1,200GBのプランまで用意されています。
利用料金もシンレンタルサーバーの880円~利用することができるので、コストを抑えて利用を開始することができます。
シンレンタルサーバーと他サーバーとの比較
シンレンタルサーバーと、他の人気レンタルサーバーを比較してみましょう。
シンレンタルサーバー | エックスサーバー | ConoHa WING | カラフルボックス | ABLENET | |
---|---|---|---|---|---|
プラン名 | ベーシック | スタンダード | ベーシック | BOX2 | ライト |
月額利用料金 (12ヶ月契約) | 880円 | 1,100円 | 941円 | 1,166円 | 830円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
無料お試し期間 | 10日 | 10日 | 無料 | 30日 | 30日返金保証 |
無料ドメイン | 1個 | 2個 | 2個 | 1個 | 1個 |
WEBサーバー | nginx | nginx | nginx + Apache | LiteSpeed | LiteSpeed |
ストレージ | NVMe SSD | NVMe SSD | SSD | SSD | SSD |
ストレージ容量 | 700GB | 500GB | 300GB | 700GB | 300GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 6コア/8GB | 6コア/8GB | 6コア/8GB | 6コア/8GB |
WordPress インストール機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
再販 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
アダルト利用 | 〇 | × | × | 〇 | × |
サポート | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール、チャット | 電話、メール、チャット | 電話 |
公式サイト | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
基本的には、各レンタルサーバーの一番下のプランを比較しています。
※カラフルボックスのみ、下から2つ目のプランをチェックしています。
料金の安さで選ぶと、シンレンタルサーバーかABLENETですね。
特に、ABLENETは12ヶ月契約で月額830円となり、年額で10,000円を切るのは大きいです。
スペックに関しては、各社大きな差は見られないです。
ですが、シンレンタルサーバーとエックスサーバーは、ストレージに通常のSSDよりも高速な「NVMe SSD」を採用しているのが特徴です。
あとは、どのように利用したいかにもよって、どのレンタルサーバーを選ぶかは変わってきます。
例えば、アダルト利用したい場合にはシンレンタルサーバーかカラフルボックスですし、再販利用したならシンレンタルサーバーやエックスサーバーは不可ですね。
シンレンタルサーバー以外も気になるという方は、こちらからチェックしてみてください。
メリット・デメリット
シンレンタルサーバーのメリット・デメリットもチェックしてみましょう。
メリット
まず、シンレンタルサーバーのメリットと言えるのが、以下の6つです。
- 処理速度が速い
- セキュリティ対応が充実している
- 自動バックアップ処理が付いている
- メール機能が充実している
- アダルト利用が可能
- 独自ドメイン永久無料特典が付いている
処理速度が速い
シンレンタルサーバーは、高スペックで、かつKUSANAGI搭載、ストレージに「NVMe SSD」を採用しています。
また、高速なHTTP/2をサポートするなど様々な高速化のための仕組みを取り入れています。
その為、高速な処理を期待することができ、それもシンレンタルサーバーが人気の理由の一つです。
セキュリティ対応が充実している
シンレンタルサーバーは、セキュリティも充実しています。
例えば、WAFの導入やWordPressにセキュリティ設定もコントロールパネ上から行うことができます。
その為、WEBサイトの運営も安全に行えるのも大きなメリットです。
→ シンレンタルサーバーの信頼性・セキュリティについてチェックする
自動バックアップ処理が付いている
シンレンタルサーバーでは、自動バックアップ機能も標準で搭載しています。
最大14日間のバックアップデータが保存されており、データ復旧も無料で行うことができます。
→ シンレンタルサーバーの自動バックアップ機能をチェックする
メール機能が充実している
シンレンタルサーバーは、メール機能も充実しています。
特に、ビジネス利用だとメールアドレスを発行される方も多いです。
その場合でも、安心してメールを利用することができます。
アダルト利用が可能
シンレンタルサーバーは、アダルトコンテンツの公開も許可されています。
一般サイトの運営をメインで行っている方には、特に気にすることではないです。
ですが、アダルトサイト運営者にとっては大きなメリットになります。
独自ドメイン永久無料特典が付いている
シンレンタルサーバーには、独自ドメイン(1個)を永久無料で利用できる特典が付いています。
シンレンタルサーバーを契約している間はずっと無料で使用することができるので、コストを抑えてWEBサイトの運営を行えるのメリットです。
デメリット
シンレンタルサーバーのデメリットは、以下になります。
- 1ヶ月単位での契約ができない
- プラン変更が即日反映されない
1ヶ月単位での契約ができない
シンレンタルサーバーでは、最低利用期間が3ヶ月となっています。
1ヶ月単位での契約を行えないので、短期間のみサーバーを利用したいという方にはおすすめできないです。
プラン変更が即日反映されない
シンレンタルサーバーでは上位プランへも下位プランへも変更が可能です。
ですが、上位プランへの変更が適用されるのは、申込みを行った翌月からになるので、その点もデメリットになります。
↓
翌月1日から上位プランへ変更
また、下位プランへの変更はサーバーの利用期限月のみ可能となっています。
↓
翌月1日から下位プランへ変更
シンレンタルサーバーの口コミ・評判
シンレンタルサーバーの口コミも5件チェックしてみましょう。
こちらは、トラブルらしいトラブルが一度もないという口コミです。
メインのブログはVPSで一から構築しましたが、サブのブログは「シンレンタルサーバー」を使っています。
エックスサーバーの安定性をちょっと犠牲にして先進性を追加したものらしいです。(運営会社はエックスサーバー社)
使い始めてから10ヶ月経過、トラブルらしいトラブルは一度もなしです。— ツインターボ (@twinturbo_power) September 14, 2023
シンレンタルサーバーを利用することで、安定したWEBサイトの運営を期待できそうですね。
日本製で安心できるという口コミもありました。
独自ドメインでエログを運営する時に重要なのがレンタルサーバー選びですが、エログは画像や動画など転送量が多く、海外のものや、月額費用が高いレンタルサーバーが多いです。そんな中、mixhostとシンレンタルサーバーは転送量と月額費用のコスパが良く、日本製なのである程度安心です。
— しののめ@複合キーワードで集客する狂人 (@yoake0101) August 27, 2023
確かに、シンレンタルサーバーはアダルトOKのレンタルサーバーの中でもスペックが高く、コスパも良いサービスです。
サポートに関する口コミ見つかりました。
シンレンタルサーバー(エックスサーバー)、サポート返信も速い😳
サイト落ちたままGWを迎えてしまうかと思った。。@xserverjp
— 八重洲のリーマン (@ura_yaeri) April 28, 2022
サポートの対応が早いと安心して利用できますね。
速度に関する口コミも見つかりました。
こちらは、"速い"という口コミです。
未公開のサイトなんだけど3回目のサーバー移行完了
とりあえずシンレンタルサーバーは速い— ヤマオタクロウ (@yamaotakuro) July 5, 2022
逆に、"遅い"という口コミも見つかりました。
シンレンタルサーバー、現環境ではかなり遅いですね・・・。
テスト移行実施後でして、移行前のConoHaが90点台。
今後に期待するか、エックスサーバーにするか、他探すかConoHaで続けるか・・・😭 pic.twitter.com/couJyXS7kw
— 吉屋 光翼(Yoshiya Kosuke)|GiveDesign (@yoshiyakosuke) November 26, 2022
私個人としては、シンレンタルサーバーを利用していてWEBサイトが遅いと感じたことはないです。
ですが、人によって感じ方も異なりますし、運営しているWEBサイトによっても速度は変わってきます。
シンレンタルサーバーには、10日間の無料お試し期間も付いています。
まずは無料お試し期間を利用してサーバーを使ってみて、実際に速度を確かめてみるのがおすすめです。
シンレンタルサーバーのよくある質問
シンレンタルサーバーについて、よくある質問をまとめました。
簡単インストール機能が用意されており、誰でもWordPressを利用できます。
700~1,200GBです。
転送量課金は発生しません。ただし、転送量の目安は設定されており、その目安値を大幅に超えることがあれば、速度制限などを受ける可能性はあります。
転送量目安はこちらです。
ベーシック:1日900GB / スタンダード:1日1,200GB / プレミアム:1日1,500GB
3ヶ月からの契約が可能となっています。
利用できます。
利用できます。
ネームサーバー1:ns1.wpx.ne.jp / ネームサーバー2:ns2.wpx.ne.jp / ネームサーバー3:ns3.wpx.ne.jp
まとめと結論
シンレンタルサーバーは、KUSANAGI搭載で高速な処理を期待できるサーバーサービスです。
エックスサーバーが安定性重視なのに対して、シンレンタルサーバーは最新技術を迅速に取り入れ、安さと革新性を重視するレンタルサーバーです。
バックアップ機能やセキュリティ機能、メール機能も充実しており、アフィリエイトでの利用はもちろん、ビジネスでの利用にもおすすめです。
さらに、アダルトコンテンツの公開も可能で、アダルトサイトの運営にも最適です。
アダルト対応している高スペック・高機能のレンタルサーバーをお探しの方にもおすすめとなっています。
当記事では、シンレンタルサーバーについて詳しくまとめています。
また、公式サイトへもアクセスして、シンレンタルサーバーをチェックしてみましょう。