
今回は、Wix(ウィックス)は設計が大事!というお話しです。
Wixというホームページ作成ツールをご存じの方も多いと思います。
オンライン上で簡単にホームページを作成できるサービスとして、現在では世界中で利用されている人気のサイト作成ツールです。
これからWixを使ってホームページを作成しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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Wix(ウィックス)とは
まず、簡単にWixについてまとめておきます。
Wixは2006年にイスラエルでスタートしたホームページ作成サービスで、日本語版は2012年から提供されています。
クラウド型のWebサイト作成サービスであり、ブラウザ上でホームページを作成・管理できるのが特徴です。
ソフトウェアのインストールやサーバーの準備などは不要で、誰でもすぐにWebサイトを作成できるようになっています。
現時点では、全Webサイトの中でWixで作成されているサイトは約3.0%とされています(2024.10.02時点)。

出典:
https://w3techs.com/technologies/overview/content_management
3%という数字は、数多くのWebサイト作成ツールが存在する中では非常に大きなシェアと言えます。
WordPressのようなCMSとの大きな違いは、Wixはクラウドサービスとして提供されている点です。
ドメインは取得する必要がありますが、サーバー管理やシステム更新を自分で行う必要がないのは大きなメリットです。
また、HTMLやCSSなどの専門知識がなくてもホームページを作成できるという点も、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。
Wixは設計が大事!
それでは、タイトルにもなっている「Wixは設計が大事!」という話をしていきます。
Wixには、多くのデザインテンプレートが用意されています。
無料テンプレートも豊富にあり、業種ごとに様々なデザインから選ぶことができます。
基本的に、最初に選んだテンプレートがサイト全体のデザインのベースになります。
そのため、テンプレート選びは非常に重要です。
そして、ここがWixを使う上での大きなポイントになりますが、
Wixは作成途中でテンプレートを変更することができません。
途中で「やっぱり別のデザインにしたい」と思っても、テンプレートを変更することは基本的にできない仕様になっています。
もしデザインを変更したい場合は、新しいテンプレートを選び直して、サイトを作り直す必要があります。
ある程度サイトが完成していて、独自ドメインの設定やコンテンツの追加まで行っている場合は、作り直しの負担もかなり大きくなります。
Wixは比較的簡単にホームページを作れるツールですが、
ビジネス用途のサイトになると、ページ数も増え、制作にはそれなりの時間がかかります。
そのため、最初にサイト構成や完成イメージをしっかり考えてから制作を始めることが重要になります。
一番の問題は、代行して制作作業を行っている場合
ホームページ制作を仕事として行っている方なら経験があると思いますが、制作途中でクライアントから
「デザインを大きく変更したい!」
と言われることがあります。
最初に
「途中でテンプレート変更はできません。」
と説明していても、後から要望が出るケースは珍しくありません。
そうならないためには、制作を始める前の段階で
完成後のデザインやサイト構成をしっかり共有しておくこと
が非常に重要です。
Wixはとても便利なサイト作成ツールですが、このような仕様を理解したうえで導入することが大切です。
WixはSEO対策が微妙?
Wixは「SEOが弱い」と言われることがあります。
ただし、これは少し古い情報でもあります。
以前のWixはSEO機能が限られていましたが、現在では大きく改善されており、基本的なSEO設定は問題なく行えるようになっています。
- タイトルタグの設定
- メタディスクリプション
- XMLサイトマップ
- URL設定
- Google Search Console連携
これらの機能はすべてWixでも利用できるため、SEO対策自体ができないわけではありません。
また、テンプレート構造の影響で表示速度が遅くなるケースがあるとも指摘されています。
表示速度もGoogleのランキング要素の一つなので、この点は注意しておくとよいでしょう。
それと、Wix無料版では独自ドメインを利用することができません。
無料版の場合「example.wixsite.com」のようなURLになるため、
ビジネス用途では使いにくい場合があります。
Wixでも上位表示は十分に可能
Wixで作成されたサイトでもGoogle検索で上位表示されている例は多くあります。
決してSEO対策ができないツールではありませんので、その点は安心してください。
Wixは有料版を利用するメリット
最後に、タイトルとは少し話が変わりますが、
「Wixは有料版を使いましょう」という話もしておきます。
Wixは無料でもWebサイトを公開できるので、誰でも気軽に始めることができます。
しかし、無料版には以下の制限があります。
- 独自ドメインを利用できない
- Wixの広告が表示される
SEOやサイトの信頼性を考えるなら、独自ドメインの利用はほぼ必須です。
また、企業サイトや店舗サイトで広告が表示されていると、ユーザーからの信頼性が下がる可能性もあります。
そのため、Wixをビジネス用途で利用する場合は、最初から有料プランを前提に考えておくことをおすすめします。
有料プランの価格については、以下のページを確認してください。
https://ja.wix.com/upgrade/website
Wixはアフィリエイト・メディア運営には不向き
Wixはホームページ作成ツールとしては非常に便利です
ですが、アフィリエイトサイトやメディアサイトの構築には向いていません。
理由としては、以下のような点があります。
- 記事管理の自由度がWordPressより低い
- 拡張機能やカスタマイズ性が限られている
- そもそもブログツールではない
Wixにもブログ機能はありますが、WordPressのようなCMSと比べると記事管理や拡張性の面ではやや弱いと言われています。
そのため、大量の記事を公開するアフィリエイトサイトやメディアサイトを運営する場合は、WordPressの方が向いているケースが多いです。
また、Wixは他のCMSへの完全な移行が難しいという特徴もあります。
将来的に別のシステムへ移行する可能性がある場合は、この点も理解しておく必要があります。
Wixがおすすめの人
Wixは、このような方におすすめのツールです。
- HTMLやCSSの知識がなくてもホームページを作りたい
- 豊富なデザインテンプレートから選びたい
- ドラッグ&ドロップで直感的にサイトを作りたい
- 小規模サイトや店舗サイトを作りたい
小規模〜中規模のサイトやシンプルなホームページを作るのに適したツールと言えます。
また、専門的なWeb制作の知識がなくてもサイトを公開できる点も大きな魅力です。
最後に
Wixは、ホームページ制作を手軽に始められる非常に便利なツールです。
無料でスタートできますし、テンプレートも豊富なので、自分のイメージに合ったデザインを見つけることもできます。
ただし、
途中でテンプレートを変更できないため、最初の設計がとても重要
という点はしっかり理解しておきましょう。
また、ビジネス用途で利用する場合は
有料プランで独自ドメインを利用することをおすすめします。
ちなみに、小規模サイトであれば、グーペやjimdoなどのサービスも選択肢になります。
用途や目的に合わせて、最適なツールを選ぶことも意識しておきましょう。






