
今回は、TCDが販売するWordPressテーマ「PANDORA(パンドラ)」について詳しくまとめました。
企業運営のオウンドメディアはもちろん、個人でメディアサイトやブログを使って情報発信するのにも最適のWordPressテーマです。
デザインは、シンプルですが洗練されており、カスタマイズの幅が広いのも特徴です。
例えば、ヘッダーバーは3タイプ、ヘッダーは7タイプから選ぶことができ、さらに記事領域は1~3カラムまで選べます。
このような方は、ぜひTCDの「PANDORA」をチェックしてみてください。
- 大規模なメディアサイトを作成したい方
- 企業のメディア担当者の方
- 個人でもメディアサイト・ブログを使って情報発信を行いたい方
- メディア運営に興味がある
テーマ名 | PANDORA(パンドラ) |
---|---|
販売価格 | 38,000円(税込み41,800円) |
おすすめの利用内容 | ■企業のオウンドメディア ■個人運営のメディアサイト |
子テーマ | 無し |
ライセンス | スプリットライセンス(PHPのみGPL) |
複数サイト利用 | 〇 |
特別ライセンス | 有り ・ライセンス料は、1テーマにつき33,000円 ・ライセンス料にテーマ本体価格は含まれない |
動作環境 | WordPress6.x以上 / PHPバージョン8.1以上 |

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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PANDORAはどんなWordPressテーマ?
PANDORA(パンドラ)は、デザインプラスが開発・販売を行っているTCDシリーズのWordPressテーマです。
企業運営のメディアサイトはもちろん、個人で情報を発信するためのメディア・ブログでも利用できます。
情報発信に最適化されているWordPressテーマで、PANDORAを使用することで自社メディアのブランディングに最適です。
さらに、集客のためのメディアとしても利用でき、自社の商品やサービスの成約へつなげることもできます。
PANDORAを使ってどんなWebサイトを作成できる?
PANDORAでは、3つのデモサイトが用意されています。
>> デモサイト 1
>> デモサイト 2
>> デモサイト 3
ヘッダーバーは3パターン、ヘッダーデザインは7パターンが用意されており、組み合わせ次第で21パターンのヘッダーが可能です。
デモサイトでトップページのヘッダーをチェックしてみると、画像を横幅いっぱいに広げてインパクトのあるファーストビューに仕上げられます。
2カラムのヘッダーを設定することもできます。
他にも、このように今どきのよくあるメディアサイトのようなヘッダーも設定できます。
また、記事部分は1カラム、2カラム、3カラムから選択が可能です。
例えば、2カラムだとこのようなデザインになります。
3カラムでは、このようなデザインも可能です。
さらに、PANDORAは集客力アップのための導線も計算されており、メディアを通して自社商品・サービスの売り上げアップに繋げることも可能です。
例えば、Webサイトのサイドに集客に導くためのボタンを設定することができます。
画面下には、固定で表示される広告を設定することもできます。

PANDORAでは、投稿者(ライター)ページとランキングページの作成機能も用意されています。
投稿者は、一覧での表示が可能です。
クリックすると、該当の投稿者の詳細ページが開きます。
例えば、投稿者の顔が見えることで記事の信頼度も上がります。
ランキングページでは、月間ランキングや通算ランキング、いいね数ランキングに分けて表示することもできます。
よく読まれている記事に興味を持つユーザーも一定数いるので、ランキングページから各記事へ誘導することもできそうです、
このようなページでメディアのバリエーションを増やすこともできます。
それにより、大規模なメディアサイトや企業メディアとしても最適なWordPressテーマとなります。
PANDORAはレスポンシブデザインでスマートフォン画面にも最適化
PANDORAは、レスポンシブ対応で開発されているWordPressテーマです。
そのため、パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンでの表示画面にも最適化されています。
引用:WordPressテーマ「PANDORA」 公式サイト
実際の表示を確認したい方は、スマートフォンを使ってPANDORAのデモサイトをチェックしてみましょう。
>> PANDORAのデモサイトを確認
最近は、特にスマートフォンからのアクセスがメインになるので、見やすい・読みやすい・使いやすいスマホ画面はとても重要です。
スマートフォン対応したメディアサイトにも簡単に作成できるので、この点もPANDORAの大きなメリットになります。
PANDORAを利用するメリット
PANDORAの一番のメリットは、誰でも高品質なWebメディアを持てるところです。
Web制作の知識がなくてもデモサイトのようなスタイリッシュなメディアサイトに仕上げることができます。
また、サービスページを作り込めるのもPANDORAの大きなメリットです。
対応できるサービス情報をしっかりと伝えることで問い合わせにもつながり、集客力アップも期待できます。
- 大規模なメディアサイトを運営できる
- 集客力アップを期待できる
- 自社メディアのブランディング力アップも期待できる
さらに、メディアサイトをオリジナルデザインで外注するとなった場合、かなりの金額になります。
コストを大幅に抑えてWebメディアを作成できるのもPANDORAの大きなメリットと言えます。
PANDORAの販売価格は高い?
PANDORAの販売価格は「41,800円」となっており、WordPressテーマとしては高額になります。
実際に、人気の他社WordPressテーマと販売価格を比べてみましょう。
費用 | 公式サイト | |
---|---|---|
PANDORA(パンドラ) | 41,800円 | チェック |
XWRITE(エックスライト) | 19,800円 | チェック![]() |
SWELL(スウェル) | 17,600円 | チェック |
THE THOR(ザ・トール) | 16,280円 | チェック![]() |
Diver(ダイバー) | 17,980円 | チェック |
他のWordPressテーマと比べると、PANDORAはかなり高いと言えますね。
また、集客力アップやブランディング力アップまで考えて開発されています。
これらのメリットに魅力を感じる方には、むしろ、PANDORAはコストパフォーマンスの高いWordPressテーマと言えます。
PANDORAの主な機能
PANDORAの主な機能もまとめておきます。
- ブロック&クラシックエディタ対応
- レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマホ)
- 画像スライダー、動画、Youtube対応ヘッダー
- アラートを表示できるヘッダーメッセージ
- グローバルメニュー&ドロワーメニュー
- コンテンツビルダーに対応したトップページ
- システムフォント(日本語3種類・英語13種類)
- Webフォント(5種類)
- スマホフッターバー
- カスタムCSS
- カスタムスクリプト
- カスタムカラー機能
- 5タイプのプリセットカラー
- 5タイプのロード画面
- ホバーエフェクト(ズーム・スライド・フェード)
- 登録済アイキャッチのサイズ一括調整(regenerate thumbnails)
- microdata形式対応パンくずリスト
- 「TCDクラシックエディタ」プラグイン対応
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- LP制作機能
- 日付・SNSボタン表示選択機能
- 404ページのカスタマイズ機能
- 検索結果ページのカスタマイズ機能
- 保護ページのカスタマイズ機能
- サイドボタン
- ポップアップCTA
- フッターCTA
- SNSボタン4タイプ
- SEO設定(metaタグ・OGP)
- 管理画面の多言語対応(日本語・英語)
- 自動初期設定機能(テーマオプション管理)
- ロゴアップロード(ヘッダー・フッター・スマホ)
- クイックタグ(Gutenberg対応)
- PWA対応
PANDORAのライセンス
PANDORAでは、スプリットライセンスを採用しています。
PHPコードのみがGPL、その他のファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像など)は別ライセンス
PANDORAは、「100% GPL」のWordPressテーマではないです。
WordPressテーマ内に含まれるHTML、CSS、JavaScript、画像などのファイルの複製や再配布には制限があるため、注意してください。

ただ、TCDでは、自己所有のWebサイトに限り、テーマの使い回しが許可されています。
それにより、PANDORAを1度購入すると、追加でライセンスを購入しなくても、自身が所有する別サイトで使用することもできます。
ただ、第3者のWebサイト制作を有償で請け負う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
ライセンス料 | 1テーマにつき33,000円(税込) ※テーマ代金は含まれません |
---|---|
有効期限 | ライセンス証書の発行日から3年間 |
規約違反した場合 の違約金 |
【特別ライセンス未契約で請け負った場合】 特別ライセンス料の3倍 × 制作代行に使用したテーマ数 【上記以外の場合】 60,000円 |
第3者サイトの制作を請け負う場合には、必ず利用規約をチェックしてルールを守った上で行いましょう。
TCDでは、PANDORAを使ってWebサイトの作成を提案する場合や、クライアントへの営業用のデモサイトを作成する場合も注意してください。
案件を受注していなくても、PANDORAを使った営業活動を行う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
PANDORAにおすすめのレンタルサーバー3選
価格とスペック・容量・機能を考えると、PANDORAを利用するのにおすすめのレンタルサーバーがこの3つです。
いずれもバランスの取れたレンタルサーバーで、PANDORAを利用したWebサイトも問題なく動作します。
エックスサーバーを利用する場合は、申し込み方法をこちらの記事にまとめています。
ぜひ参考にしてください。
また、上記以外にも利用料金が少し高くてもOKという方には、高性能なmixhost(ミックスホスト)もおすすめです。
興味のある方は、mixhostも検討してみましょう。
TCDテーマのインストール方法
まず、TCDのマイページへログインして、購入したテーマをダウンロードしてください。
マイページにログインすると、「ダウンロードと帳票」というメニューがあります。
購入したテーマファイルは、その画面からダウンロードできます。
↓
テーマファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面を開きます。
画面左側にある「外観」というメニューを選択し、「新しいテーマを追加」をクリックします。
↓
続いて「テーマのアップロード」をクリックしてください。
テーマのアップロード画面が開くので「参照」をクリックしてください。
テーマの選択画面が出てくるので、上記でダウンロードしておいたテーマファイルを選択します。
テーマファイル選択後、「今すぐインストール」をクリックして、テーマのインストールを開始します。
↓
テーマのインストールが完了したら「有効化」をクリックします。
これでTCDのテーマファイルのインストールが完了し、Webサイトを公開できる状態になりました。
このあとは、TCDのマニュアルやサポートを利用して表示を整えていきましょう。
また、ブログ機能などを活用してページの追加も積極的に行っていきましょう。
それにより、Webサイトも規模が大きくなり評価も高くなっていくので、徐々にアクセスが増えてくるはずです。
最後に
今回は、TCDテーマ「PANDORA(パンドラ)」についてまとめました。
また、個人でも情報発信に用いるのに有効で、やる気次第では一人でもしっかりとアクセスを稼げるメディアに仕上げることができます。
PANDORAは、公開されたばかりのWordPressテーマで、他のメディア運営者とデザインや機能なども被りにくいです。
いち早くPANDORAを導入してメディアからの集客アップや情報発信を実現したい方は、ぜひこの機会にご購入ください!