今回は、アニメ情報を取得できるAPI(WebAPI)についてまとめました。
アニメAPIの利用を検討されている方は、ぜひチェックしてください。
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アニメ関連のAPI(WebAPI)まとめ
最近、アニメのAPI(WebAPI)について調べる機会があったので、まとめました。
最近はアニメの情報もネット上に大量に公開されているので、正直今更APIを使ってサイトを作ったところでアクセスを集めるのは難しいです。
ただ、使い方によってはとても便利なツールなので、もしアニメ関連のAPIをお探しの方は参考にしてみて下さい。
自分で調べる限りでは、使えそうだと感じたのは以下のAPIです。
■メディア芸術データベース
■しょぼいカレンダー
■Animumemo MADB API
Shangrila Anime API
「Shangrila Anime API」はシーズン毎にアニメの番組情報を返してくれるWebAPIです。
現時点(2021年4月)では、2014年度以降のアニメ情報を取得することができて、認証不要で使用できるようになっています。
データ形式はJSONです。
メインとなるクエリは「http://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/」。
年度とシーズンをパラメータとして設定するだけです。
↓
http://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/2021/2
シーズンのパラメータは以下。
冬アニメ => 1
春アニメ => 2
夏アニメ => 3
秋アニメ => 4
他にもクエリを用意されているので、利用できるクエリをまとめておきます。
http://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/年度/シーズン
例:2021年の春アニメ => http://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/2021/2
例:2020年の放送アニメ => http://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/2020
■アニメのクール情報を取得(年度とシーズンを返してくれる)
https://api.moemoe.tokyo/anime/v1/master/cours
APIの詳細については、QiitaとGithubにまとめてあります。
Qiita => https://qiita.com/AKB428/items/64938febfd4dcf6ea698#get-animev1mastercours
Github => https://github.com/Project-ShangriLa/sora-playframework-scala
まとめ
現時点では2014年以降のアニメ情報を返してくれますが、それ以前の情報も追加予定ありとなっています。
また、V1では認証不要ですが、V2以降では認証が追加される可能性もあり、そうなるとセキュリティ面でもより安全に使用できるようになります。
今後の機能拡張が楽しみなアニメAPIです。
贅沢を言えば、公開予定のアニメ(公開時期未定のアニメも含む)の情報も追加されると、より使い易くなるのではないかと思います。
その辺も期待したいAPIですね。
メディア芸術データベース
公開元が「文化庁」という信頼性の高い機関で、「メディア芸術データベース」のアニメ情報をWebAPIとして利用できます。
データ形式はJSONです。
アニメだけでなくマンガの情報も取得できる便利なAPIです。
メインとなるクエリは「https://mediaarts-db.bunka.go.jp/api/search」です。
↓
https://mediaarts-db.bunka.go.jp/api/search?fieldId=animation&subcategoryId=an207&name=のんのんびより
デメリットとしては、情報が少し古いという点です。
例えば、「のんのんびより」で検索すると、レスポンスデータに「のんのんびより のんすとっぷ(2021年放送)」の情報は入っていません。
※2021年4月現在
また、各話毎にデータを返すので、アニメタイトルが重複することもあります。
タイトルごとにアニメ情報を取得する場合には、パラメータの設定などをして工夫する必要にがあります。
ただ、かなり古いアニメ情報もデータベース化されており、利用できるデータ量が多いです。
例えば、2,000年以降だけでなく、19xx年のデータも活用したいという方におすすめのAPIです。
まさに、アニメのデータベースとして利用できるAPIです。
APIの仕様書はPDFで詳しくまとめらされています。
使用できる検索パラメータも多いのでチェックしてみて下さい。
https://mediaarts-db.bunka.go.jp/resources/pdf/mediaartsdb_webapi_documents.pdf
こちらのAPIを利用する場合には、出典の表記義務など利用規約も決められているので、APIを利用する場合にはそちらにも目を通してください。
https://mediaarts-db.bunka.go.jp/user_terms?utf8=%E2%9C%93&locale=ja
まとめ
「文化庁」が公開しているAPIになり、利用できるデータ量が非常に多いです。
ただ、取得できるアニメの情報が少し古く、データ自体も工夫しないと扱いづらいAPIになっています。
ただ、「文化庁」が公開しているということもあり、信頼性の高いAPIではあると言えます。
Animumemo MADB API
「メディア芸術データベース」のデータベースを活用したWebAPIです。
上記で紹介した文化庁が公開している「メディア芸術データベース」のAPIよりもかなり使用しやすくなっています。
データ形式はXMLです。
メインとなるクエリは、
・https://api.animedb.moe/madb/anime/search
と
・https://api.animedb.moe/madb/anime/series/
です。
https://api.animedb.moe/madb/anime/search?title=のんのんびより
シリーズ毎に情報を取得する場合には、以下のようなクエリになります。
https://api.animedb.moe/madb/anime/series/ANS008059700
さらに、各話の情報を取得する場合には、以下のようなクエリになります。
https://api.animedb.moe/madb/anime/series/ANS008059700/episodes
APIの詳細については以下のページに詳しくまとめられているので、そちらを確認して下さい。
https://animedb.moe/doc/api/madb
まとめ
「メディア芸術データベース」のデータを活用したAPIになります。
ただ、文化庁が公開している「メディア芸術データベース」のAPIを直接利用するよりも、こちらのAPIの方が利用しやすくなっています。
活用しているデータは同じなので、取得できるアニメ情報は少し古いなどのデメリットもありますが、
個人的にはこちらのAPIの方が分かり易いので活用しやすいと思います。
しょぼいカレンダー
「しょぼいカレンダー」とは、アニメやアニメ関連番組のスケジュール表のようなサイトです。
データは全て手作業で登録されているらしくて、手間の掛かっていて、全くしょぼくないサイトです。
で、「しょぼいカレンダー」のデータもAPIとして活用できて、アニメ関連のサイトを作成する際に利用できるようになっています。
データ形式はXMLです。
APIのURLは「https://cal.syoboi.jp/db.php」になっています。
Commandパラメータが必須になっていて、
「タイトルデータ」を取得する場合には「Command=TitleLookup」を
「放送時間データ」を取得する場合には「Command=ProgLookup」を
指定してクエリを実行します。
「のんのんびより」の1期のアニメ情報を取得する場合には、「TID」を使用して以下のようなクエリを実行します。
↓
https://cal.syoboi.jp/db.php?Command=TitleLookup&TID=3137
※「3137」が「のんのんびより」1期に振られている「TID」です。
もし、「のんのんびより」の全ての情報を取得する場合には、「TID」にIDを複数指定すればOKです。
↓
https://cal.syoboi.jp/db.php?Command=TitleLookup&TID=3137,3792,5830,5031
因みに、「TID」に「*」を指定すると、全ての「タイトルデータ」を取得できます。
https://cal.syoboi.jp/db.php?Command=TitleLookup&TID=*
もし特定の「TID」を調べたい場合には、このクエリを実行して調べて下さい。
APIの詳細については以下のページに詳しくまとめられているので、そちらを確認して下さい。
https://sites.google.com/site/syobocal/spec/db-php
まとめ
「しょぼいカレンダー」のデータを利用できるAPIです。
個人的には少し癖のあるAPIと感じましたが、「しょぼいカレンダー」のデータを利用できるのは大きいです。
おすすめのアニメAPIの一つです。