
今回紹介するのは、TCDテーマ「BLAZE(ブレイズ)」です。
BLAZEは、企業の信頼性を高めるコーポレートサイトと、商品を売り込むLP(ランディングページ)の機能を融合させたWordPressテーマです。
ただの会社サイトではなく、「売上」や「成約」に直結するWebサイトを構築したい経営者におすすめのテーマです。
このような方は、ぜひTCDの「BLAZE」をチェックしてみてください。
- ホームページから問い合わせや成約を増やしたい
- LP(ランディングページ)のような構成をトップページに作りたい
- 自社のサービスやプランを分かりやすく比較・提示したい
- 古い企業サイトを一新して、動的で信頼感のあるデザインにしたい
| テーマ名 | BLAZE(ブレイズ) |
|---|---|
| 販売価格 | 36,900円(税込40,590円) |
| おすすめの利用内容 | ■成約重視のコーポレートサイト ■商品・サービスの販売ページ ■システム開発、Web制作会社などの公式サイト |
| 子テーマ | 無し |
| ライセンス | スプリットライセンス(PHPのみGPL) |
| 複数サイト利用 | 〇 |
| 特別ライセンス | 有り ・ライセンス料は、1テーマにつき33,000円 ・ライセンス料にテーマ本体価格は含まれない |
| 動作環境 | WordPress6.x以上 / PHPバージョン8.1以上 |

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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BLAZEはどんなWordPressテーマ?
BLAZE(ブレイズ)は、デザインプラスが開発・販売している「TCDシリーズ」のWordPressテーマです。
企業サイトとしての品格を保ちつつ、"商品やサービスを売ること"に特化した構成が最大の特徴です。
通常の企業サイトテーマとは異なり、トップページ全体がひとつのランディングページ(LP)のように機能するため、訪問者をスムーズに「問い合わせ」や「購入」へ誘導する設計になっています。
明確な「売りたいサービス」「獲得したい案件」があるビジネス目的のWebサイトで真価を発揮します。
また、ユーザーの心をつかめるファーストビューで、Webデザイナーに依頼せずとも、プロ級の「売れるサイト」を自社で構築できます。
BLAZEを使ってどんなWebサイトを作成できる?
BLAZEを利用して、実際にどのようなホームページを作成できるか、デモサイトでチェックしてみましょう。
>> デモサイト
まず、ファーストビューでは画面いっぱいに広がる画像スライダーで、ユーザーの心を掴むダイナミックなヘッダーに仕上げることができます。
また、キャッチコピーがアニメーションで表示されるため、訪問者に強いインパクトを与えます。

さらに、BLAZEでは画像だけでなく動画を設定することもできます。
ファーストビューで動きを付けてよりインパクトのあるサイトに仕上げたい場合、動画を活用することもできます。
そして、BLAZE独自の機能として注目したいのが「3点訴求エリア」です。
アイコンとテキストを使って、自社の強みや選ばれる理由を直感的に伝えることができます。

※このエリアがあるだけで、サイトの「説得力」が段違いにアップします。
また、BtoBやサービスサイトで必須となる「プラン比較表(料金表)」も美しく作成できます。

HTMLでテーブルを組むと大変な作業ですが、BLAZEなら管理画面から入力するだけで、デザインされた料金表が完成します。
フッター直前には、強力なCTA(行動喚起)エリアが用意されています。

「お問い合せ」や「資料請求」にもつなげやすい設計になっていて、BLAZEを利用することでしっかりと集客も期待できる強力な会社サイトを仕上げることができます。
もちろん、BLAZEはモバイルファーストで設計されており、スマートフォンの画面でも非常に見やすいです。

下へスクロールしても見やすくまとまっており、スマホ時代にも対応したWebサイトを作成できます。

また、スマホ画面では、追従型のフッターバー(電話や問い合わせボタン)を表示させることも可能です。

これにより、機会損失を防ぐ作りになっています。
BLAZEで構築したWebサイトの実際の動きやアニメーションを確認したい方は、お手元のスマートフォンを使ってBLAZEのデモサイトへアクセスしてみましょう。
>> BLAZEのデモサイトを確認
BLAZEでは、他にも「導入事例」「お客様の声」などページも用意されています。
これらのページをしっかりと作り込んでいくことで、そこから具体的なサービスページへ誘導する動線が確保されています。
「事例を見て信頼する」→「サービスを知る」→「問い合わせる」という黄金ルートを作れるのがBLAZEの強みです。
BLAZEを利用するメリット
BLAZEの一番のメリットは、LP制作費をかけずに、LP並みの成約力を持つサイトを作れるところです。
通常、ランディングページを制作会社に依頼すると数万円かかりますが、BLAZEならテーマ代だけでその機能を実装できます。
- トップページがそのままLP(ランディングページ)になる
- プログラミング不要で「売れる構成」が完成する
- 料金表やCTAなど、営業に必要なパーツが全て揃っている
さらに、一般的な企業サイトテーマだと「堅苦しい」印象になりがちですが、BLAZEは動き(マイクロインタラクション)を取り入れているため、先進的でオシャレな印象を与えられます。
BLAZEの販売価格は高い?
BLAZEの販売価格は、「40,590円(税込)」になっています。
WordPressテーマとしては高額な部類に入り、即決するのは難しい金額かもしれません。
実際に、人気の他社WordPressテーマと販売価格を比べてみましょう。
| 費用 | 公式サイト | |
|---|---|---|
| BLAZE(ブレイズ) | 40,590円 | チェック |
| XWRITE(エックスライト) | 19,800円 | チェック |
| SWELL(スウェル) | 17,600円 | チェック |
| THE THOR(ザ・トール) | 16,280円 | チェック |
| Diver(ダイバー) | 17,980円 | チェック |
ブログ用のテーマであるSWELLやXWRITEと比べると、BLAZEは2万円以上高い設定です。
ですが、BLAZEは「ブログ」ではなく「ビジネスサイト兼LP」を作るためのツールです。
サイト制作を外注すれば30万円~50万円かかるのが相場です。
この「集客・成約への効果」に価値を感じる方には、むしろ、BLAZEは非常にコスパの良い選択肢になります。
BLAZEの主な機能
BLAZEの主な機能もまとめておきます。
- ヘッダー「プロダクトフェードイン機能」
- 楽々制作できるトップページビルダー
- 画像スライダー、動画(mp4)対応ヘッダー
- アラートを表示できるヘッダーメッセージ
- ロゴアップロード(ヘッダー・フッター・スマホ)
- パララックス
- グローバルメニュー&ドロワーメニュー
- システムフォント(日本語3種類・英語13種類)
- Webフォント(7種類)
- スマホフッターバー
- カスタムCSS
- カスタムスクリプト
- カスタムカラー機能
- 5タイプのプリセットカラー
- 5タイプのロード画面
- ホバーエフェクト(ズーム・スライド・フェード)
- 登録済アイキャッチのサイズ一括調整(regenerate thumbnails)
- microdata形式対応パンくずリスト
- レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマホ)
- 「TCDクラシックエディタ」プラグイン対応
- ブロック&クラシックエディタ対応
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- カスタム投稿タイプ「事業紹介」
- カスタム投稿タイプ「お客様の声」
- 著者プロフィール&著者一覧ページ
- ネイティブ広告対応
- LP制作機能
- 日付・SNSボタン表示選択機能
- 404ページのカスタマイズ機能
- 検索結果ページのカスタマイズ機能
- 保護ページのカスタマイズ機能
- SNSボタン4タイプ
- SEO設定(metaタグ・OGP)
- 管理画面の多言語対応(日本語・英語)
- 自動初期設定機能(テーマオプション管理)
- クイックタグ(Gutenberg対応)
- PWA対応
BLAZEのライセンス
BLAZEでは、スプリットライセンスを採用しています。
PHPコードのみがGPL、その他のファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像など)は別ライセンス
BLAZEは、「100% GPL」のWordPressテーマではないです。
WordPressテーマ内に含まれるHTML、CSS、JavaScript、画像などのファイルの複製や再配布には制限があるため、注意してください。
ただ、TCDでは、自己所有のWebサイトに限り、テーマの使い回しが許可されています。
それにより、BLAZEを1度購入すると、追加でライセンスを購入しなくても、自身が所有する別サイトで使用することもできます。
ただし、第三者のWebサイト制作を有償で請け負う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
| ライセンス料 | 1テーマにつき33,000円(税込) ※テーマ代金は含まれません |
|---|---|
| 有効期限 | ライセンス証書の発行日から3年間 |
| 規約違反した場合 の違約金 |
【特別ライセンス未契約で請け負った場合】 特別ライセンス料の3倍 × 制作代行に使用したテーマ数 【上記以外の場合】 60,000円 |
第三者サイトの制作を請け負う場合には、必ず利用規約をチェックしてルールを守った上で行いましょう。
TCDでは、BLAZEを使ってWebサイトの作成を提案する場合や、クライアントへの営業用のデモサイトを作成する場合も注意してください。
案件を受注していなくても、BLAZEを使った営業活動を行う場合には、特別ライセンスの購入が必要になります。
BLAZEにおすすめのレンタルサーバー3選
価格とスペック・容量・機能を考えると、BLAZEを利用するのにおすすめのレンタルサーバーがこの3つです。
いずれも価格とスペックのバランスのいいレンタルサーバーで、BLAZEを利用したWebサイトも問題なく動作します。
エックスサーバーを利用する場合は、申し込み方法をこちらの記事にまとめています。
ぜひ参考にしてください。
また、上記以外にも利用料金が少し高くてもOKという方には、高性能なmixhost(ミックスホスト)もおすすめです。
興味のある方は、mixhostも検討してみましょう。
TCDテーマのインストール方法
まず、TCDのマイページへログインして、購入したテーマをダウンロードしてください。
マイページにログインすると、「ダウンロードと帳票」というメニューがあります。
購入したテーマファイルは、その画面からダウンロードできます。

↓
テーマファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面を開きます。
画面左側にある「外観」というメニューを選択し、「新しいテーマを追加」をクリックします。

↓
続いて「テーマのアップロード」をクリックしてください。

テーマのアップロード画面が開くので「参照」をクリックしてください。

テーマの選択画面が出てくるので、上記でダウンロードしておいたテーマファイルを選択します。

テーマファイル選択後、「今すぐインストール」をクリックして、テーマのインストールを開始します。

↓
テーマのインストールが完了したら「有効化」をクリックします。

これでTCDのテーマファイルのインストールが完了し、Webサイトを公開できる状態になりました。
このあとは、TCDのマニュアルやサポートを利用して表示を整えていきましょう。
また、ブログ機能などを活用してページの追加も積極的に行っていきましょう。
それにより、Webサイトも規模が大きくなり評価も高くなっていくので、徐々にアクセスが増えてくるはずです。
最後に
今回は、TCDテーマ「BLAZE(ブレイズ)」についてまとめました。
商品やサービスの魅力を最大限に伝え、訪問者を成約へと導く機能が満載です。
・自社サービスを比較検討してもらい
・問い合わせを増やしたい
といった方は、BLAZEの利用を検討してみましょう。









