今回は、宅建士免許を持つプログラマーが、不動産会社のホームページを作成する方法を詳しく紹介します。
→ 宅建士免許をチェック
また、不動産サイトにおすすめのWordPressテーマやドメイン、レンタルサーバーなどもまとめています。
不動産サイトの立ち上げを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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不動産会社のホームページ制作にかかる費用は?
まず、不動産会社の会社ホームページのみの作成であれば、制作にかかる相場はこちらです。
小規模サイト | ~50万円 |
---|---|
中規模サイト | 50~100万円 |
大規模サイト | 100万円~ |
超大規模サイト | 最低でも数百万円 |
実際の金額は制作会社によっても異なります。
また、使用するツールによっても金額は大きく変わるので、上記は、あくまで相場とお考えください。
不動産会社の場合は、物件検索システムも必要です。
不動産会社の場合、通常のホームページ制作とは異なり、物件検索システムを導入する必要があります。
さらに、物件検索システムは、賃貸物件、売買物件、事業用物件、投資用物件など、物件の種別によって登録項目も変わります。
賃貸仲介しか行っていない業者であれば、賃貸物件のみの物件検索システムの作成になります。
ですが、例えば、賃貸も売買も行っているとなると、複数の物件検索システムが必要となり、費用も大幅に上がります。
また、物件検索システムを導入していると、毎月のランニングコスト(保守費など)が発生することもあります。
そういった点も含めて、予算を組んでおく必要があります。
そのような制作会社であれば、物件システムのASPサービスを提供している場合もあります。
そちらを利用することで、毎月のランニングコストは掛かりますが、自社専用のシステムを構築する必要もありません。
ホームページの制作費用を抑える方法
例えば、以下のようなことをもう一度検討して直してみましょう。
- 本当に物件検索システムの開発は必要か?
- 検索システムの規模を縮小できないか?
- 不動産会社向けの物件ASPを利用できないか?
- オリジナルデザインにする必要はあるか?
本当に物件検索システムの開発は必要か?
物件検索システムは、本当に自社で開発する必要があるのかも検討してみましょう。
例えば、SUUMOやHOMESなどを使用している場合、そこで発行できる検索ページで代用できる場合もあります。
正直、自社ホームページのSEO効果は薄れますが、その検索ページへリンクを貼ることでオリジナルで開発する必要はなくなります。
検索システムの規模を縮小できないか?
賃貸仲介も売買仲介も全て検索システムが必要かも検討してみてください。
例えば、賃貸仲介メインで事業を営まれている場合、売買物件に関しては、WordPressなどでブログ形式で紹介するというのもおすすめです。
不動産会社向けの物件ASPを利用できないか?
不動産会社専門でホームページを制作されている会社であれば、物件ASPを用意されている場合も多いです。
物件ASPであれば自社で物件検索システムを作成する必要がなく、初期にかかるコストを大幅に抑えることができます。
一般的には、ASPを利用すると毎月の利用料金が発生するので、ランニングコストが掛かるのが嫌な方にはおすすめできません。
ですが、初期コストを抑えたい方にはおすすめのサービスです。
オリジナルデザインにする必要はあるか?
デザインに関しても、こだわりすぎると、デザイン費用も大きくなります。
その為、デザインに凝りすぎないというのも、費用を抑える要因になります。
さらに、そもそも、デザインをオリジナルで作成する必要なのかも検討してみましょう。
例えば、WordPressの既存テーマを購入することで、不動産会社向けのデザインになっていることもあります。
そういったツールを利用することで、費用をかなり抑えることができます。
不動産会社のホームページに必要なコンテンツは?
不動産会社には、賃貸仲介を行っている業者もあれば、売買仲介や賃貸管理を行っている業者もあります。
もちろん、例えば、賃貸仲介も賃貸管理も両方を行われている業者もあり、その不動産会社によって必要なページは異なります。
ですが、一般的に必要なページはこちらになるので、チェックしてみましょう。
- トップページ
- 会社概要・会社案内ページ
- 店舗情報ページ
- アクセスページ
- 物件検索ページ
- スタッフ紹介
- オーナー様向けページ
- お問合せフォーム
- 物件リクエストフォーム
- 物件査定フォーム
- 物件解約フォーム
トップページ
トップページは、インターネット上の入り口になり、ユーザーが最初に訪れるページです。
ヘッダーエアリはファーストビューにもなり、インパクトのある画像にすることで、ユーザーの離脱率を減らすことにもつながります。
また、ヘッダーではスライダーの使用も有効です。
各スライダーに適切にリンクを貼ることで、ユーザーを物件ページへ上手く誘導することもできます。
さらに、ヘッダー下の領域には、バナーを利用して各ページへのリンクを設定することも有効です。
それにより問い合わせ数の増加や売り上げアップに繋げることもできます。
トップページでは、訪問者を下層ページへ上手く誘導するための導線を考え、サイト内をスムーズに移動できるようにすることが大切です。
会社概要・会社案内ページ
その会社がどのような会社なのかを、サイト訪問者へ伝えるためのページです。
企業の顔ともいえるページで、WEBサイトの重要なページの一つです。
会社の理念、事業内容、歴史などを分かりやすく伝えることで、会社のイメージや情報を正確に伝えるようにしましょう。
店舗情報ページ
複数の店舗を開設されている場合には、店舗ごとのページも作成しておきましょう。
店舗の情報を詳しく掲載することで、各店舗への問い合わせや来店数の増加も期待できます。
アクセスページ
遠方からの契約になると、ネット上で物件をチェックして契約される方もいます。
実際に不動産会社の店舗に訪れずに契約される方もいます。
ですが、まだまだ内検される方もいますし、店舗で契約される方も多いです。
なので、アクセスページは用意しておきましょう。
物件検索ページ
物件検索ページは、ほとんどの不動産会社にとって必要なページですね。
もしくは、ブログなどで物件情報を発信される方もいます。
物件検索ページも用意しておきましょう。
スタッフ紹介
利用者は、初めて訪れる不動産会社だと、少し不安を感じることもあります。
どんな人が対応されているかも気になります。
スタッフの顔を見えるようにすることで、利用者に安心感を与えることもできます。
スタッフ紹介も、出来れば用意しておきたいページです。
因みに、社員のプライバシーを重視される場合もあると思います。
その場合は、写真ではなくイラストを用意して掲載しましょう。
オーナー様向けページ
不動産オーナー(賃貸物件の所有者)に向けて作成するページです。
賃貸経営に関する様々な情報を提供し、オーナー様の疑問や不安を解消できるようにページを作成しましょう。
また、自社のサービス内容などを詳しく案内し、不動産オーナーからの問合せを促すようにしましょう。
お問合せフォーム
ユーザーが、不動産会社に問合せるための窓口になる入力フォームです。
お問合せフォームは、WEBサイトの信頼性にも繋がるので、必ず設定しましょう。
物件リクエストフォーム
利用者が希望する物件の条件を入力し、その条件を不動産会社へ伝えるための入力フォームです。
リクエストに合った物件情報を提供することで、制約にもつながります。
必須ではないですが、物件リクエストフォームは設定するようにしましょう。
物件査定フォーム
不動産を売却したい人が、その不動産の概算的な売却価格を知りたい場合に利用する入力フォームです。
自身の不動産の価値を知るきっかけにもなり、売却を検討するきっかけにもなります。
物件解約フォーム
物件解約フォームとは、賃貸物件を退去する際に、不動産会社に通知するための入力フォームです。
「退去の意思表示」「退去日時」「鍵の返却」などの項目を設定するようにしましょう。
不動産会社のホームページはWordPressでも作れる?
不動産会社のホームページは、WordPressでも問題なく作成できます。
ホームページの内容にもよりますが、例えば、会社サイトを構築するだけであれば、専用のWordPressテーマを使って予算を抑えて作成することもできます。
不動産会社向けテーマを利用することで、自身でもクオリティの高いホームページを公開できるので、コストを抑えることもできます。
もちろん、物件の検索システムも、カスタムフィールドなどを活用することで構築が可能です。
ただ、カスタムフィールドを使用する場合には、プログラミングの知識も必要になるので、WEB制作会社へ発注することになります。
また、カスタムフィールドを使いすぎると速度に影響が出る可能性もあるので、検索項目が複雑な場合にはオリジナルで作成することも検討しましょう。
とは言え、検索システムをオリジナルで開発すると、かなりの費用が掛かります。
費用を抑えたい場合には、オリジナル検索システムをあきらめて、SUUMO(スーモ)やHOMESなどの検索ページへ飛ばすのもおすすめです。
もし、アパマンの加盟店になられている場合には、そちらでも自社専用のURLを作成できるはずです。
その為、アパマンの検索画面へリンクを貼るのもおすすめです。
おすすめのWordPressテーマ
不動産会社向けのWordPressテーマを使ってみたいという方に、おすすめテーマを2つ紹介します。
物件検索システムは別途用意する必要がありますが、物件情報の掲載もブログでOKという方には、おすすめの選択肢です。
MONOLITH(モノライト)
MONOLITH(モノライト)は、建築デザイン、インテリアデザイン、不動産デベロッパーなどの開発されたWordPressテーマです。
不動産会社のホームページにも利用しやすく、知性、信頼、洗練を感じさせるオシャレなWEBサイトを作成することができます。
イベント告知やインフォーメーション、商品紹介・実績紹介に使えるプロジェクトなど、様々なシーンを演出できるので便利です。
トップページのヘッダー部分は、1枚の画像だけでなく、異なる4枚の画像を配置することもでき、ダイナミックな演出も可能です。
各画像にはリンクを設定することができ、目的のページへ誘導することもできます。
詳しくは、デモサイトをチェックしてみてください。
→ MONOLITHのデモサイトをチェックする
手順通りに設定するだけでデモサイトのような美しいサイトが完成するテーマオプションも用意されており、初めての方でもスタイリッシュなWEBサイトを簡単に作成することもできます。
また、ブログやお知らせ機能も用意されており、積極的に情報を発信することもできます。
特に、ブログで物件情報を発信することで、WEBサイトへの入り口を増やすことにもなります。
その為、ブログを継続的に更新して記事(ページ)を増やすことでSEO対策にもなります。
MONOLITHは、不動産会社のホームページにも使えるWordPressテーマです。
スタイリッシュなデザインで、トップページではダイナミックな演出でユーザーを引き付けることもできます。
もちろん、レスポンシブデザインにも対応しており、スマートフォンの画面でも美しい表示が可能です。
MONOLITHを使ってみたい方は、まずは、公式サイトをチェックしてみましょう。
VOGUE(ヴォーグ)
VOGUE(ヴォーグ)は、アーキテクチャー、デベロッパー、コンドミニアム系の企業やリゾートホテル向けのWordPressテーマです。
また、画像などを工夫することで、不動産会社のホームページにも利用することもできます。
トップページでは、ヘッダー部分に4分割のヒーロヘッダーを採用しており、インパクトのあるファーストビューにすることができます。
画面いっぱいに広がるフルスクリーンの表示で、臨場感を演出することもできます。
詳しくは、デモサイトをチェックしてみてください。
→ VOGUEのデモサイトをチェックする
手順通りに設定を進めていくだけでデモサイトのような美しいWEBサイトを作成することもでき、WEB制作の知識がなくてもホームページを公開することができます。
また、VOGUEはSEOにも強いWordPressテーマで、Googleの検索結果上位の表示も期待できます。
ブログ機能も用意されており、定期的に更新しコンテンツを追加することで、よりSEOに強いWEBサイトに育てることもできます。
スマホでも美しい表示が可能で、スマホユーザーにもインパクトのある画面を表示することができます。
VOGUEは、インパクトのあるホームページを作成することのできるWordPressテーマです。
手順通りに設定を行うことで、デモサイトのようなWEBサイトにすることもできます。
その為、自身で作成することができ、制作会社に依頼しなくても美しいWEBサイトの公開が可能です。
VOGUEを使ってみたい方は、まずは、公式サイトをチェックしてみましょう。
おすすめの不動産プラグイン
不動産会社サイトを構築できるWordPressプラグインもいくつか販売されています。
こちらは、テーマとは異なりWordPressで検索システムを構築できるので、興味のある方はチェックしてみましょう。
不動産プラグイン | 高度な物件検索システムも構築できる、業界では老舗のプラグインです。 不動産プラグイン本体は無料で利用することができますが、不動産プラグインProという有料バージョンの本体も販売されています。 また、本体とは別に、様々な有料プラグインも販売されており、足りない機能を追加することもできます。ですが、費用がかさむこともあるので、そこだけ注意しておきましょう。 |
---|---|
簡単不動産pro | 賃貸・売買だけでなく投資物件サイトも構築できる高機能なプラグインです。「通常版」と「テーマ版」が用意されており、物件コンバーターが必要な方は「通常版」を利用することになります。また、「通常版」では、各物件の近隣情報の表示(地図)が可能で、さらに、WEBサイトの公開まで対応して貰うことができます。 |
これらのプラグインの詳細を知りたい方は、公式サイトをチェックしてみましょう。
公式サイトには、デモサイトも公開されています。
デモサイトもチェックしてどのような不動産サイトを作成できるかもイメージした上で、購入を検討しましょう。
因みに、これらのプラグインは、ある程度の知識がないと設置が難しい場合もあります。
その場合は、WEB制作会社に発注することになるので、外注費用が高くついてしまうこともあります。
その点も理解した上で、導入するようにしましょう。
不動産サイトにおすすめのドメインもチェック!
不動産サイトを公開するためには、ドメインも必要です。
不動産サイト向けのドメインはたくさんあり、状況に応じて選びやすくなっています。
ドメインの取得も検討されている方は、参考にしてください。
内容 | 取得先・年間費用 | |
---|---|---|
.realestate | 不動産を意味するドメイン 不動産会社のWEBサイトに最適 |
・お名前.com:12,850円 |
.estate | 不動産、地所を意味するドメイン 不動産会社、地所・エステートのWEBサイトに最適 |
・お名前.com:4,598円 ・ラッコドメイン:5,973円 |
.property | 不動産物件を意味するドメイン 不動産会社や物件検索サイトにおすすめ |
・お名前.com:16,280円 ・ラッコドメイン:21,164円 |
.rent | 賃貸を意味するドメイン 賃貸仲介会社や賃貸物件検索サイトに最適 |
・Xserverドメイン:8,265円 ・お名前.com:7,568円 ・ラッコドメイン:9,834円 |
.forsale | 販売中を意味するドメイン 売買仲介会社や>売買物件検索サイトに最適 |
・お名前.com:4,048円 ・ラッコドメイン:5,258円 |
.homes | 家、住居を意味するドメイン 不動産会社や物件検索サイトにおすすめ |
・お名前.com:3,280円 ・ラッコドメイン:4,257円 |
.house | 家、住宅を意味するドメイン 不動産会社や物件検索サイトにおすすめ |
・お名前.com:4,598円 ・ラッコドメイン:5,973円 |
.haus | ドイツ語で「家」を意味するドメイン 不動産会社、建築家、建築業者のWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:4,048円 ・ラッコドメイン:5,258円 |
.maison | フランス語で「家」を意味するドメイン 不動産会社、建築家、建築業者のWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:6,798円 ・ラッコドメイン:8,833円 |
.immobilien | ドイツ語で「不動産」を意味するドメイン 不動産会社のWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:4,048円 ・ラッコドメイン:5,258円 |
.immo | フランス語で「不動産」を意味するドメイン 不動産会社のWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:4,598円 ・ラッコドメイン:5,973円 |
.apartments | アパートメントを意味するドメイン アパートなど集合住宅やアパート・マンション経営に関連するWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:6,798円 ・ラッコドメイン:8,833円 |
.land | 土地を意味するドメイン 不動産デベロッパー、不動産会社、土地の売買のWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:4,598円 ・ラッコドメイン:5,973円 |
.dev | 開発を意味するドメイン 不動産デベロッパーのWEBサイトにおすすめ |
・お名前.com:2,178円 ・ラッコドメイン:2,827円 |
ドメインと言えば、通常は、.comドメインや.jpドメインを利用される方が多いです。
ですが、不動産サイトの内容に合ったドメインを使用することで、WEBサイトのブランディングにもなります。
不動産サイトであることを明確にアピールすることもでき、上記で紹介したドメインの利用も検討してみましょう。
不動産会社のWEBサイトにおすすめのレンタルサーバーを紹介
不動産会社では、WEBサイトに物件検索システムを設置されている場合も多いです。
物件検索システムはデータベースを使用していることが多く、データ量が増えるとWEBサイト全体の表示速度にも影響します。
また、外部から攻撃やトラブルでデータが消えてしまうと物件データも消えてしまい、かなりまずい状況になります。
その為、「表示速度」「スペック」「安定性」「バックアップ機能」「セキュリティ」などのポイントをしっかりとチェックしてサーバーを選択する必要があります。
さらに、1物件あたりの画像枚数が多いと、容量を圧迫する恐れもあるので、ストレージの「容量」についてもチェックする必要があります。
これらのポイントを考慮すると、不動産会社におすすめのレンタルサーバーは、この5つです。
1. エックスサーバー
エックスサーバーは、高スペック・多機能なレンタルサーバーで、国内で非常に人気です。
利用者が多いためにインターネット上にも多くの情報が公開されており、初心者でも使いやすいサービスです。
私も実際に仕事でも個人でも利用していますが、WordPressもストレスなく運用できています。
利用料金も、12ヶ月契約にすることで月額1,100円~利用することができ、非常にコストパフォーマンスに優れたサービスです。
キャンペーンも頻繁に実施されており、費用を抑えて利用を開始することもできます。
また、WEBサーバーには高速でアクセス集中にも強いNginxを採用しており、高速で安定した不動産サイトの運営が期待できます。
バックアップ機能も充実しており、さらに、高セキュリティなレンタルサーバーとなっています。
2. mixhost
mixhostは、アズポケットが提供する超高性能なレンタルサーバーです。
容量が無制限となっており、理屈の上ではWEBサイトを無制限に作成することができます。
WEBサーバーには高速なLiteSpeedを採用し、最新の高速化技術であるHTTP/3もサポートしているので、ストレスのない不動産サイトの運営を期待できます。
また、サポート体制も充実しており、専門スタッフによるWordPressサポートやZoomサポートを利用することもできます。
さらに、セキュリティ対応にも力を入れており、不動産サイトも安全に運営することができます。
デメリットを上げるとすると、エックスサーバーなどと比べると、更新時の料金が高くなるところです。
ですが、充実したサポート体制とセキュリティ対応で、初心者でも安心して利用できるレンタルサーバーです。
3. シンレンタルサーバー
シンレンタルサーバーは、シンクラウドが提供する人気のレンタルサーバーです。
業界では後発組のサービスですが、エックスサーバーの技術をベースにして構築されている高性能なサーバーです。
さらに、WordPressの高速化エンジンであるKUSANAGIを搭載しています。
それにより、WordPressを使ったWEBサイトの高速化を期待でき、不動産サイトの運営にもおすすめです。
4. wpX Speed
wpX Speedは、WordPress専用のクラウド型レンタルサーバーです。
ストレージには、高速なNVMe SSDを採用し、さらに容量も最大1TBのプランまで用意されているので、大規模な不動産サイトの運営にもおすすめです。
また、Nginxを搭載することで、アクセス集中時でも安定した不動産サイトの運営が可能です。
他にも、WordPressを高速・安定的に動作さるために様々なチューニングが行われており、安心して利用できるレンタルサーバーです。
それと、wpX Speedでは、業界では珍しく、従量課金制となっており、1時間単位で料金が発生する仕組みなっています。
初期費用無料になっているので、使った分だけ料金が発生し、最低利用期間も設定されていないので、いつでも解約することができます。
5. ConoHa WING
ConoHa WINGは、GMO系列の大手が運営するレンタルサーバーです。
稼働率が99.99%以上となっており、安定した不動産サイトの運営を期待できます。
また、ConoHa WINGはスペックも高く、ストレージにSSDを採用、WEBサーバーに「Apache + Nginx」を採用することで、WEBサイトの高速な表示も期待できます。
無料お試し期間がないのが、他社と比較した場合のConoHa WINGのデメリットになります。
ですが、初めて利用される方でも使いやすく、初心者にもおすすめのレンタルサーバーです。
最後に
不動産会社のサイトは、物件検索システムも必要で、一般のホームページと比べても費用がかかる場合もあります。
ですが、工夫をすることで制作にかかる費用を抑えることもできます。
また、不動産会社向けのWordPressテーマを購入することで、大幅に費用を抑えることもできます。
不動産サイトの作成を検討されている方は、当記事を参考にしていただけると幸いです。