WEBサイト作成時、ディレクトリ名を複数の単語をつなげて設定することも多いです。
例えば、「dir_test」や「dir-test」みたいになります。
今回は、単語をつなげる際には、アンダーバー(_)とハイフン(-)のどちらを使用すればいいのかをまとめています。
ディレクトリ名は、URL設計にも影響し、SEO対策にも関係しています。
WordPressで言うと、記事投稿時に設定するパーマリンクの部分になりますね。
コンテンツ
URLディレクトリをつなぐにはアンダーバーとハイフンのどちらが最適!
WEBサイトを作成する際、下層ページのディレクトリ名にアンダーバー(_)やハイフン(-)を付けることは良くあります。
このアンダーバーやハイフンですが、きちんと使い分けされているでしょうか?
はっきり言うと、どちらを使用しても大きな違いはないです。
ですが、一応、以下のようなルールも存在しています。
・複数の独立した言葉(キーワード)をつなげる場合には、ハイフン(-)
例えば、「アンダーバー(underbar)」というディレクトリ名を記号で区切る場合には、「under_bar」と"_"で区切ることになります。
「アンダーバー(underbar)」と「ハイフン(hyphen)」という2つのキーワードをつなげてディレクトリ名にする場合には、「underbar-hyphen」と"-"で区切るのが正しいようですね。
とは言え、厳密に守るほどの重要なルールでもなく、多くの方がかなりあいまいに使用されています。
なので、アンダーバーの方が好きという方は「アンダーバー」を、ハイフンの方が好きという方は「ハイフン」を使用されればいいと思います。
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じゃあ、どちらでもこだわりがない人はどちらを利用すればいい?
と聞かれた場合には、私は、ハイフン(-)でつなげることをおすすめしています。
URLの構造は、出来る限りシンプルに、かつ、分かり易くというのが基本です。
アンダーバーとハイフンのどちらを使用してもURLが複雑にはなることはないです。
ですが、ハイフンで単語を区切った方が、各キーワードを認識しやすいです。
アンダーバーだと、どうしても各キーワードがつながっているように感じてしまいます。
それに、Googleも、区切り文字にはハイフンの利用を推奨しています。
>> Google の URL 構造ガイドライン | Google 検索セントラル
なので、"素直にハイフンを使いましょう!"というのが、私の考えです。
ディレクトリとSEOの関係
皆さん、やはり一番気になるのは、ディレクトリ名がGoogleの検索ランキングにも影響するのか?という点ですよね。
そこで、ディレクトリ名とSEOとの関係についても、少しまとめておきます。
アンダーバーとハイフン、SEO上どちらがいい?
アンダーバーとハイフンの使い分けについて説明してきました。
個人的な経験からお話をすると、SEO上は、どちらを使っても大差は見られません。
検索順位への影響は、どちらを利用しても、意識する必要はないと考えています。
ただ、Googleは、以下のように推奨を行っています。
URL では、ハイフンを使用して単語を区切ることを検討してください。そのようにすると、ユーザーと検索エンジンにとって URL のコンセプトが理解しやすくなります。URL では、アンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
参照:>> Google の URL 構造ガイドライン | Google 検索セントラル
検索エンジンにとっては、ハイフンを使用した方がURLのコンセプトを理解しやすいと言っています。
素直に従うのであれば、ディレクトリ名にもハイフンを使用しておいた方が良さそうですね!
ディレクトリ名に含まれるキーワードとSEOとの関係
アンダーバー・ハイフンよりも、気にするべきは、ディレクトリ名に含まれるキーワードです。
URLに含まれるキーワードについては、わずかですが、Googleの検索順位にも影響すると言われています。
ただ、過度な期待はしないで下さい。
検索ランキングへの影響は極わずかです。
仮に、同じテーマで書かれた記事があり、そのURLにキーワードが含まれていなくても、
・コンテンツが充実していたり、
・他サイトから被リンクを一つでも多く貰っていれば、
そちらの記事の方が、確実に上位にきます。
その程度の効果だと考えて貰っていいと思います。
とは言え、やはり、わずかでも影響があるのであれば、ディレクトリ名にもキーワードを含めることをおすすめします。
それに、ディレクトリ名から記事の内容が分かるようにしておく方が、ユーザーにとっても親切だと思います。
最後に
URLのディレクトリ名に使用する区切り文字は、アンダーバー(_)とハイフン(-)のどちらでも構いません。
ですが、URLは「シンプルに、かつ、分かり易く」というのが基本なので、ハイフンを使って、各キーワードを分かりやすく区切った方がいいです。
Google自身も、ハイフンの使用を推奨しています。
また、URLに含まれるキーワードは、わずかな影響ですが、Google検索順位のシグナルにも利用されています。
その辺も意識して、ディレクトリ名にもキーワードを含めるようにしましょう。
※今回の記事の内容は、ファイル名を付ける場合にも、同様に考えて頂ければと思います。