今回は、WordPress本体のバージョンダウンを行えるプラグイン「WP Downgrade(WP Downgrade | Specific Core Version)」の紹介です。
WordPress本体は、最新バージョンに保っておくことがおすすめ!
本来、WordPress本体は最新バージョンに保っておくことがおすすめです。
ですが、「最新バージョンがリリースされたから更新してみたけど、致命的な不具合が発生した!」なんてこともあります。
WEBサイトの画面が表示されなくなるので、直ぐにでも以前のバージョンに戻したいですよね。
他にも、様々な理由でWordPress本体のバージョンダウンが必要となることもあります。
「WP Downgrade」は、そのような場合に非常に便利なプラグインとなります。
コンテンツ
WP Downgradeのインストール方法と使い方
WordPressは、セキュリティ面を考えると、常に最新バージョンに保っておくことがベストです。
ですが、何らかの理由でWordPress本体のバージョンをダウングレードしたい場合もあります。
その場合には、「WP Downgrade | Specific Core Version」を試してみてください。
データベースにも変更が加えられるので、ダウングレードを開始前には必ずデータベースのバックアップを取っておきましょう。
また、ファイルなども全てバックアップを取っておくようにしてください。
WP Downgradeのインストール方法
まずは、プラグイン「WP Downgrade」をインストールする方法から説明します。
WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」→「新規プラグインを追加」と移動してください。
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プラグインの新規追加画面が表示されるので、右側の検索ボックスに「WP Downgrade」と入力して検索を行います。
検索を行うと、左上に該当プラグイン「WP Downgrade | Specific Core Version」が出てくるので、「今すぐインストール」をクリックしてインストールを行います。
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インストールが完了したら「有効化」をクリックして、「WP Downgrade」を有効化します。
これで「WP Downgrade」のインストールが完了し、実際に利用できる状態になりました。
次は、実際に「WP Downgrade」を使ってWordPress本体のバージョンダウンを行う方法を説明します。
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WP Downgradeの使い方
インストールが完了したら、実際に「WP Downgrade」を使ってWordPress本体のバージョンダウンを行います。
次は、このバージョンダウンの方法を説明します。
まず、管理画面左メニューの「設定」→「WP Downgrade」をクリックして、画面を移動してください。
このような「WP Downgrade」の専用画面が開きます。
「WordPressターゲットバージョン」という項目があるので、そこに該当のバージョンを入力します。
因みに、今回は、バージョン6.4.2からバージョン6.3.2へ下げてみます。
※実際に作業を行う場合には、各自が必要とするとバージョンを設定してください。
「WordPressターゲットバージョン」に6.3.2と入力して、「変更を保存」をクリックします。
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このように変更の保存が完了します。
これで、WordPress本体のターゲットバージョンが「6.3.2」に変更されました。
この画面を下へスクロールしてください。
「本体 (コア) のアップ/ダウングレード」というボタンがあるので、それをクリックしてください。
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WordPressの更新画面が開きます。
ここで、「バージョン6.3.2-jaを再インストール」をクリックすると、WordPress本体の更新が開始します。
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データベースの更新が必要な場合には、こちらの画面が表示されます。
「WordPress データベースを更新」をクリックします。
※データベースの更新が発生しない場合もあります。
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データベースの更新が完了したら、「続行」をクリックします。
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これで、WordPress本体の更新が完了します。
このようにバージョンが「6.3.2」になっていれば、WordPress本体のバージョンダウンが完了です。
因みに、こちらの画面は、WordPress6.3.2のダッシュボードになります。
バージョンによってダッシュボードの表示は大きく異なるので、その点は注意して下さい。
プラグイン「WP Downgrade」のまとめ
今回は、プラグイン「WP Downgrade」を使ってWordPress本体のバージョンダウンを行う方法を紹介しました。
何かしらの理由でWordPress本体のバージョンダウンが必要になることもあります。
その場合には非常に便利なプラグインなので、活用してみてください。
因みに、WordPress本体のバージョン変更は、リスクを伴うこともあります。
その為、「WP Downgrade」を利用する前には、必ずデータベースとファイルのバックアップを取るようにしてください。
WordPressのバックアップ方法が分からないという方もいると思います。
ただ、エックスサーバーやConoHa WINGあたりのレンタルサーバーであれば、サーバー側の管理画面でバックアップを取ることもできます。
予め、バックアップ機能が充実したレンタルサーバーを使っておくのもおすすめです。