
今回は、ブログやWebサイトにおけるURLの設計についてのお話しです。
URL設計というとピンとこない方もいるかもしれないですが、URLに含まれるディレクトリ(名称・階層)やファイル名の設計になります。
Webサイトを公開する際には、URL設計も大切なので、しっかりと考えて設定することが大切です。
因みに、URLのディレクトリ(名称・階層)やファイル名とは、こちらになります。
http://example.com/dir01/dir02/sample.html ← ファイル名
静的に作成されているページであれば、実際にそのディレクトリやファイルがサーバー上にアップロードされているはずです。
動的なページであれば、.htaccessなどを使って、仮想的にURLが設定されています。
例えば、WordPressで作成したWebサイトであれば、仮想的にURLが表示されます。
Webサイトを作成する際には、URLに含まれるディレクトリ名やファイル名についても事前にしっかりと考えておきましょう。
URL設計も、Webサイト作成時の重要なお仕事と考えておきましょう!

こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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ディレクトリについて
ディレクトリについて考える際に意識すべき点は、以下の3点です。
- ディレクトリ名
- ディレクトリの階層(構造)
- クリック階層
ディレクトリ名
ディレクトリ名については、この2点を意識して設定するようにしましょう。
■複数の単語をつなげる場合には、ハイフン(-)、または、アンダーバー(_)でつなげる
簡潔に、かつ、ページの内容に合った名称にする
重要なのは、"ページの内容に合った"という点です。
URLに含まれているキーワードも、Googleの検索順位に影響するという意見もあります。
↓
例えば、「新橋の賃貸物件」を紹介するページであれば、以下のようなディレクトリ名になります。
https://example.com/shinbashi-chintai/
このディレクトリ名に含まれるキーワードが検索順位に影響するとしても、正直、大きく影響することはないと思います。
ですが、SEO対策は小さなことの積み重ねになります。
検索順位のシグナルとして使用されている可能性がある以上は、ディレクトリ名に含まれるキーワードについても意識するようにしましょう。
ディレクトリ名は簡潔に!
また、「簡潔に」というと、短くすることを意識されると思います。
ですが、決して短くするという意味ではありません。
例えば、ハイフンやアンダーバーで単語を区切っていくと、多少は長くなってしまうこともあります。
ディレクトリ名が多少長くなってしまうこと自体は問題ないです。
これを、「about-dir」といったように、敢えて短くする必要もないです。
※もちろん、「about-dir」でも全然問題はないです。
ただ、「about-dir-xxxx-xxxx-xxxx」といった感じで、単語を5つも6つもつなげるようなことはNGだと考えています。
単語をいくつつなげてもSEO上は問題は無いですが、ユーザーの目も意識する必要があるためです。
5つも6つも単語がつながっていると複雑になり、ユーザーがそのURLを見た時に、何についてのページか混乱してしまいます。
ディレクトリ名に含める単語は、重要なキーワードに絞って、多くても4つ以下になるようにした方がいいです。
できれば、3つ以下にするのがおすすめです。
複数の単語をつなげる場合には、ハイフン(-)、または、アンダーバー(_)でつなげる
ハイフンとアンダーバー(アンダースコア)の使い分けについては、以下のページにまとめました。
>> 【URL】ディレクトリ名とアンダーバーとハイフンと!
ハイフンとアンダーバーの使い分けについては、そこまで厳密に意識する必要はないです。
ですが、これらの記号を使って、分かりやすく単語を区切るという点も必ず意識してください
例えば、「dir01dir02dir03」のように各単語をそのままつなげるのではなく、「dir01-dir02-dir03」のように各単語を区切ってURLを見やすくしましょう。
ディレクトリの階層(構造)
まず、ディレクトリ階層が深くなっても問題はなく、Googleの検索結果にも表示されます。
階層の深さが検索結果に影響することもありません。
また、ディレクトリ階層が深くなっても、トップページ(または、評価の高い重要なページ)から適切にリンクを設定すれば問題なくインデックスされます。

ですが、それでも、やはり、ディレクトリ階層が深くなりすぎないことは重要です!
■人間からみても、分かりやすいディレクトリ構造にすべき
という点です。
当たり前ですが、Googleクローラーだけではなく、人間もURLを目にする機会はあります。
誰かのサイトから、自分のページのURLを貼って貰える可能性もあります(被リンクは、SEOにも大きく関係します)。
そんな時に、URLが簡潔に設計されている方が、ページの内容を判断しやすいです。
それに、覚えやすいです。
↓
理想のディレクトリ階層
ディレクトリ階層は、例えば、ブログサイトであれば理想はこちらです。
■カテゴリページ:第3階層(例:http://example.com/cat/category-name/)
※トップページを、第一階層と考えます。
また、企業サイトであれば、出来れば、各ページ第2階層以内にするのが理想です。
※店舗(支店)が複数ある場合の店舗サイトは、第3階層まで。
ただ、どうしても階層が深くなってしまうこともよくあります。
東京都->新橋の賃貸の物件一覧ページであれば、
http://example.com/rent/tokyo/shinbashi/list/~
といったURLの方が、ユーザーには分かりやすいですよね。
このような場合には、無理に階層を浅くしない方がいいです。
ただし、必ず、トップページから詳細ページまでを辿れるように、リンク設定だけはしっかりと行う必要があります。
リンク設定は、この後で説明するクリック階層にも関係します。
↓
クリック階層(リンク階層)
クリック階層とは、トップページから何クリック目で辿りつけるかということを表しています。
※リンク階層という言い方をすることもあります。
ディレクトリ階層については、上記で触れたように、深くなっても、適切にリンクを設定しておけば、記事やページは問題なくインデックスされます。
それに、ユーザーもページを辿ることができます。
ですが、クリック階層が深くなってしまうと、クローラーが、そのページを見つけるまでに時間が掛かってしまう可能性もあります。
※クローラーは、分かりやすいクリック階層を好みます。
それに、何度もクリックしないと辿り着けないようなページであれば、トップページからサイトに訪問してきたユーザー(人間)にも、見つけて貰えない可能性が高いです。
そのため、クリック階層も意識しておいて下さい。
※ディレクトリ階層よりも、むしろ、クリック階層の方がより重要です。
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理想のクリック階層
クリック階層については、少なくとも、トップページから2クリック以内で辿りつけるのが理想です。
ただ、不動産のような検索サイトとなると、2クリック以内というのは難しです。
例えば、スーモにアクセスして貰うと分かりやすいと思います。
トップページから各物件の詳細ページにまでたどり着くまでには、何度もクリックする必要があります。
何度もクリックが発生する場合には、必ず、トップページから詳細ページまでを確実に辿れるように、リンク設定(設計)だけはしっかりと行っておきましょう。
WordPressにおけるディレクトリ名の設定
WordPress(ワードプレス)におけるディレクトリ名の設定となると、パーマリンク(Permalink)の設定になります。
パーマリンクとは記事URLのことで、WordPressでは記事ごとに自身で設定することができます。
つまり、WordPressを利用されている方は、パーマリンクにキーワードを含めることでSEO対策になります。
検索順位に大きく影響するものではないですが、SEOを意識した設定を行うようにしましょう。
パーマリンクの設定に関しては、以下の記事で詳しくまとめています。
合わせてチェックしてみましょう。
ファイル名について
ファイル名について意識すべきは、ディレクトリ名と同様です。
ディレクトリ名の解説のところで記載しているように、以下の点について意識しておきましょう。
■ファイル名にキーワードを含める
■複数の単語をつなげる場合には、ハイフン(-)、または、アンダーバー(_)でつなげる
■つなげる単語数は3個以下が理想
ドメインエイリアス(www)は必要
今回は、ディレクトリ名についてメインでお話をしました。
ですが、URL設計を行う上で、他にも考えていただきたいのが、ドメインエイリアスである「www」の有無についてです。
ですが、すでにwwwありのURL(https://www.example.com/)で運営している場合には、無理にwww無しへ変更するのだけは避けましょう。
このwwwに関する詳細は、以下のページでまとめています。
詳しくは、こちらの記事でチェックしてください。
>> URLにwww(エイリアス)は必要?
URLは、極力、短くスッキリさせるのが理想です。
wwwあり・なしについても考えるようにしましょう。
まとめ
今回の内容をまとめると、以下のようになります。
■ディレクトリ階層は、深くしすぎない
■ディレクトリ階層が深くなる場合には、トップページからのリンク設定だけ適切に行っておく
■クリック階層は浅くして、トップページから1クリック、または、2クリックで移動できるようにする
URLに含まれるディレクトリやファイル名は、事前にしっかりと設計しておくことが重要です。
URLに含まれるキーワードは、若干ですが、検索順位にも影響します。
その為、ディレクトリ名やファイル名にキーワードを含めることで、SEO対策にもなります。
また、簡潔に見やすいディレクトリ名・ファイル名にすることで、ユーザーもページの内容を理解しやすくなります。
さらに、クリック階層もしっかりと意識しておきましょう。
クリック階層の理想は、トップページから1クリックまたは2クリック目で下層ページにたどり着けるようにすることです。