
今回紹介するのは、レンタルサーバー「エスツーサーバー」です。
サーバーに精通するコンシェルジュによるサポートが用意されており、初心者・個人事業主はもちろん、法人も安心して利用できます。
エスツーサーバーを使ってみたい方は、ぜひチェックしてください。

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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エスツーサーバーどんなサービス?何をできる?
エスツーサーバーは、株式会社エスツーが運営するレンタルサーバーです。
もちろん、WordPressを利用することもでき(スタンダードプラン以上)、他社レンタルサーバーと同様のことができます。

エスツーサーバーの主な特徴として上げられるのは3つです。
- 全プラン1年契約のみとシンプル
- サーバーコンシェルジュによる充実したサポート
- サーバーの管理画面がない
特に、専任のサーバーコンシェルジュが用意されているのがエスツーサーバーの特徴で、他社にはないサービスです。
エスツーサーバーの主な機能・仕様
エスツーサーバーの主な機能・仕様はこちらになります。
ライト | スタンダード | ビジネス | |
---|---|---|---|
Webサーバー |
Apache
|
||
データベース | × | 1個 | 3個 |
WordPress | × | 〇 | 〇 |
メールアカウント | 10個 | 30個 | 60個 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
CDN | 〇 | 〇 | 〇 |
WAF | × | 〇 | 〇 |
バックアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
サポート | ■24時間対応 ■専任サポートあり(コンシェルジュ) ■電話・メール・チャット |
最近のレンタルサーバーでは、メールアカウント無制限のサービスが多いです。
エスツーサーバーは、標準ではメールアカウント数に上限が設定されており、その点は気になるところです。
※メールアカウントは追加オプションが用意されています。
ただ、全プランでCDNを利用できるので、そこはエスツーサーバーの大きなメリットと言えます。
エスツーサーバーの利用料金
エスツーサーバーの料金プラン
エスツーサーバーでは3つの料金プランが用意されています。
各プラン、1年契約(12ヶ月契約)のみとシンプルで、月額換算で980円~利用できます。
ライト | スタンダード | ビジネス | |
---|---|---|---|
初期費用 |
無料
|
||
料金(総額) | 10,780円 | 20,790円 | 33,000円 |
料金(月額換算) | 980円 | 1,890円 | 3,000円 |
無料お試し期間 |
無し
|
オプション
エスツーサーバーで用意されているオプションもチェックしておきましょう。
メールアカウント追加 | 550円/30アカウント |
---|---|
データベース追加 | 550円/1個 |
スパムメール対策サービス | 1,100円/1ドメイン |
コンテンツバックアップ | 1,650円/3世代 |
URL監視サービス | 550円/1URL |
ドメイン取得代行・更新 | 330円/1ドメイン |
支払い方法
エスツーサーバーでは2つの支払い方法が用意されています。
- クレジットカード
- 銀行振込
エスツーサーバーのメリットは3つ
エスツーサーバーのメリットは3つあります。
- サポートが非常に充実
- サーバーの設定を丸投げできる
- CDNを使用できる
サポートが非常に充実
エスツーサーバーでは、専任のサーバーコンシェルジュによるサポートが用意されています。
- 必ずつながる電話相談窓口を開設
- オンラインミーティングも可能(事前連絡必須)
サーバーコンシェルジュは、他社にはないサービスで、エスツーサーバー独自のサービスです。
このサポートが充実しているのがエスツーサーバーの最も大きなメリットです。
サーバーの設定を丸投げできる
エスツーサーバーでは、サーバーの管理画面が用意されていません。
また、サーバーに関する変更などは、専任コンシェルジュに相談することで、迅速に対応してもらえます。
自身でサーバーの設定を行う必要がなく丸投げできるのも、エスツーサーバーのメリットです。
CDNを使用できる
最近は、NginxやLiteSpeedをWebサーバーとして採用しているレンタルサーバーが多いです。
■LiteSpeed:Nginxよりも高速なWebサーバー
それに対して、エスツーサーバーではApacheを採用しており、その点は少し気になるところです。
ただ、エスツーサーバーではCDNを使用することができます。
キャッシュサーバーからコンテンツを配信することで、Webサイトの「高速化」や「アクセス集中時の安定化」などの効果を期待できます。
CDNの採用により、エスツーサーバーでも高速なWebサイト表示を期待でき、さらに同時アクセス時でも安定した表示を期待できます。
エスツーサーバーのデメリットは4つ
エスツーサーバーのデメリットは、以下の4つです。
- 全プラン1年契約のみ
- 無料お試し期間がない
- サーバー管理画面がない
- 個人利用としては高い
全プラン1年契約のみ
エスツーサーバーは、全プラン1年契約のみとなっています。
シンプルな料金体系で利用しやすいですが、逆に選択肢が狭いとも言えます。
この点は、エスツーサーバーのデメリットとも言えます。
無料お試し期間がない
エスツーサーバーには、他社で用意されているような無料のお試し期間がありません。
初回申込時のみ2ヶ月分無料で利用はできますが、これはお試し期間ではありません。
そのため、まずは使ってみてから申し込みということができないのもエスツーサーバーのデメリットになります。
サーバー管理画面がない
サーバーの設定はエスツーサーバーに丸投げできます。
それにより、自身で設定を変更したりすることができず、エスツーサーバーに依頼する必要があります。
この点は、サーバー上級者にとっては、逆に手間にもなります。
個人利用としては高い
エスツーサーバーは、月額980円~とお手頃価格で利用できます。
そのため、実質的にはスタンダードプラン以上での申し込みがほとんどになります。
スタンダードプランは月額1,890円となり、個人で利用するには高額と言えます。
エスツーサーバーは中小企業に特におすすめ
エスツーサーバーは、特に中小企業におすすめのレンタルサーバーです。
また、トラブル時にも備えておくことができ、安心して利用できます。
ただ、サーバーのスペックや機能を考慮すると、大企業には向いていないです。
さらに、費用面で個人利用にもおすすめはできないです。
あくまで、法人、特に中小企業が安心して利用できるレンタルサーバーとお考えください。
最後に
今回は、エスツーサーバーについてまとめました。
サーバーコンシェルジュによる充実サポートが用意されており、特に中小企業におすすめです。
エスツーサーバーを使ってみたい方は、ぜひ公式サイトよりお申し込みください。