
今回紹介するのは、レンタルサーバー「エスツーサーバー」です。
サーバーに精通するコンシェルジュによるサポートが用意されており、初心者・個人事業主はもちろん、法人も安心して利用できます。
【この記事でわかること】
- エスツーサーバーとはどんなサービスか
- 料金プランと他社との比較
- メリット3つ・デメリット4つ
- 契約から利用開始までの流れ
- おすすめする人・しない人
- よくある質問
エスツーサーバーを使ってみたい方は、ぜひチェックしてください。

こちらの記事は、プログラミング・Web制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
>> プロフィール
コンテンツ
エスツーサーバーとは?特徴と主な機能
エスツーサーバーは、株式会社エスツーが運営するレンタルサーバーです。
もちろん、WordPressを利用することもでき(スタンダードプラン以上)、他社レンタルサーバーと同様のことができます。
エスツーサーバーの主な特徴として挙げられるのは3つです。
エスツーサーバーならではの特徴は以下の3点です。
- 全プラン1年契約のみとシンプル
- サーバーコンシェルジュによる充実したサポート
- サーバーの管理画面がない(設定はすべてお任せ)
特に、専任のサーバーコンシェルジュが用意されているのがエスツーサーバーの最大の特徴です。
サーバーに関する設定や変更は専任スタッフに相談するだけで対応してもらえるため、
社内にIT担当者がいない企業でも安心して運用できます。
エスツーサーバーの主な機能・仕様
エスツーサーバーの主な機能・仕様を以下の表にまとめました。
| ライト | スタンダード | ビジネス | |
|---|---|---|---|
| Webサーバー |
Apache
|
||
| データベース | × | 1個 | 3個 |
| WordPress | × | 〇 | 〇 |
| メールアカウント | 10個 | 30個 | 60個 |
| 無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
| CDN | 〇 | 〇 | 〇 |
| WAF | × | 〇 | 〇 |
| バックアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
| サポート | ■24時間対応 ■専任サポートあり(コンシェルジュ) ■電話・メール・チャット |
||
エスツーサーバーは、標準ではメールアカウント数に上限が設定されており、その点は気になるところです。
※メールアカウントは追加オプション(550円/30アカウント)が用意されています。
ただ、全プランでCDNを利用できるので、その点がエスツーサーバーの大きなメリットと言えます。
「専用サーバープラン(VPS)」と「Cloudサーバープラン」もあるので、より高性能なサーバーが必要な方は、公式サイトで詳細をチェックしてください。
→ エスツーサーバー 公式サイトをチェック
エスツーサーバーの利用料金
エスツーサーバーの料金プラン
エスツーサーバーでは3つの料金プランが用意されています。
各プラン1年契約(12ヶ月契約)のみとシンプルで、月額換算で1,078円から利用できます。
| ライト | スタンダード | ビジネス | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 |
無料
|
||
| 料金(総額) | 10,780円 | 20,790円 | 33,000円 |
| 料金(月額換算) | 1,078円 | 2,079円 | 3,300円 |
| 無料お試し期間 |
無し(初回2ヶ月無料あり)
|
||
WordPressでWebサイトを運営する場合は、スタンダードプラン以上を選びましょう。
他社レンタルサーバーとの比較
エスツーサーバーの立ち位置を理解するために、主要なレンタルサーバーと比較してみましょう。
| エスツーサーバー (スタンダード) |
エックスサーバー (スタンダード) |
ConoHa WING (ベーシック) |
|
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 2,079円 | 1,100円 | 1,452円 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| WordPress | 〇 | 〇 | 〇 |
| CDN | 〇(標準搭載) | × | × |
| 管理画面 | なし(設定はお任せ) | あり(自分で操作) | あり(自分で操作) |
| サポート体制 | 専任コンシェルジュ 電話・メール・チャット オンラインミーティング対応 |
電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット |
| サーバー設定の代行 | 〇(丸投げ可) | △ | × |
| おすすめの人 | サーバー管理を 任せたい法人 |
自分で管理したい 個人・法人 |
自分で管理したい 個人・法人 |
ただし、専任コンシェルジュによるサポートやサーバー設定の丸投げは、他社にはない独自のサービスです。
「サーバー管理に時間をかけたくない」「IT担当者がいない」という法人にとっては、この差額以上の価値があると言えます。
オプション
エスツーサーバーでは、以下のオプションが用意されています。
| メールアカウント追加 | 550円/30アカウント |
|---|---|
| データベース追加 | 550円/1個 |
| スパムメール対策サービス | 1,100円/1ドメイン |
| コンテンツバックアップ | 1,650円/3世代 |
| URL監視サービス | 550円/1URL |
| ドメイン取得代行・更新 | 330円/1ドメイン |
支払い方法
エスツーサーバーでは、以下の2つの支払い方法が用意されています。
- クレジットカード
- 銀行振込
法人での利用が多いサービスのため、銀行振込に対応しているのは嬉しいポイントです。
エスツーサーバーのメリット3つ
エスツーサーバーには、他社にはない独自のメリットがあります。
主なメリットは以下の3つです。
- サポートが非常に充実
- サーバーの設定を丸投げできる
- CDNを使用できる
サポートが非常に充実
エスツーサーバーでは、専任のサーバーコンシェルジュによるサポートが用意されています。
具体的には、以下のようなサポート体制が整っています。
- 必ずつながる電話相談窓口を開設
- オンラインミーティングも可能(事前連絡必須)
サーバーコンシェルジュは他社にはないサービスで、エスツーサーバー独自の強みです。
この手厚いサポートが、エスツーサーバーの最も大きなメリットと言えます。
サーバーの設定を丸投げできる
エスツーサーバーでは、サーバーの管理画面が用意されていません。
また、サーバーに関する変更などは、専任コンシェルジュに相談することで、迅速に対応してもらえます。
自身でサーバーの設定を行う必要がなく丸投げできるのも、エスツーサーバーのメリットです。
「サーバーの管理に時間を割けない」「本業に集中したい」という企業には、特にありがたいサービスです。
CDNを使用できる
最近は、NginxやLiteSpeedをWebサーバーとして採用しているレンタルサーバーが多いです。
■LiteSpeed:Nginxよりも高速なWebサーバー
それに対して、エスツーサーバーではApacheを採用しており、その点は少し気になるところです。
ただ、エスツーサーバーでは全プランでCDNを使用することができます。
キャッシュサーバーからコンテンツを配信することで、Webサイトの「高速化」や「アクセス集中時の安定化」などの効果を期待できます。
CDNの採用により、エスツーサーバーでも高速なWebサイト表示を期待でき、さらに同時アクセス時でも安定した表示が見込めます。
エスツーサーバーのデメリット4つ
一方で、エスツーサーバーには注意すべきデメリットもあります。
以下の4つは、申し込み前に理解しておきましょう。
- 全プラン1年契約のみ
- 無料お試し期間がない
- サーバー管理画面がない
- 個人利用としては高い
全プラン1年契約のみ
エスツーサーバーは、全プラン1年契約のみとなっています。
シンプルな料金体系で利用しやすいですが、「まずは1ヶ月だけ試したい」という使い方ができません。
他社サーバーでは1ヶ月や3ヶ月の短期契約が選べるサービスも多いため、この点は契約前に理解しておきましょう。
無料お試し期間がない
エスツーサーバーには、他社で用意されているような無料のお試し期間がありません。
初回申込時のみ2ヶ月分無料で利用はできますが、これはお試し期間ではなく、契約自体は確定しています。
そのため、「まずは使ってみてから判断したい」という方にとってはハードルが高いかもしれません。
サーバー管理画面がない
サーバーの設定はエスツーサーバーに丸投げできます。
自身で設定を変更したい場合にも、エスツーサーバーに依頼する必要があります。
サーバーの知識がない方には大きなメリットです。
ですが、自分で設定を自由に変更したいサーバー上級者にとっては、設定変更のたびに依頼が必要になるため、対応のスピードが運営側に依存するという点がデメリットにもなります。
個人利用としては高い
エスツーサーバーは、月額980円からとお手頃に見えます。
そのため、実質的にはスタンダードプラン以上での申し込みがほとんどになります。
スタンダードプランは月額1,890円となり、個人ブログやアフィリエイトサイトの運営が目的であれば、エックスサーバーやConoHa WINGなどのほうがコストパフォーマンスは高いです。
契約から利用開始までの流れ
エスツーサーバーは管理画面がないため、「どうやって使い始めるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
利用開始までの流れはシンプルです。
プランを選択し、必要情報を入力して申し込みます。初回は2ヶ月分が無料になります。
専任コンシェルジュと、利用したい環境や要望についてヒアリングを行います。電話・オンラインミーティングに対応しています。
ヒアリング内容をもとに、コンシェルジュが最適なサーバー環境を構築します。利用者側での作業は一切不要です。
環境が整ったら、すぐにWebサイトの公開やメールの利用を始められます。利用開始後の変更やトラブル対応もコンシェルジュにお任せできます。
サーバーの知識がなくても、自分の要望を伝えるだけで最適な環境が用意されます。
利用開始後の変更やトラブル対応も、コンシェルジュに相談するだけで完結します。
エスツーサーバーをおすすめする人・しない人
おすすめする人
エスツーサーバーは、以下のような方に特におすすめです。
- 社内にIT担当者がいない中小企業:サーバーの設定・管理を丸投げでき、本業に集中できる
- サーバー管理にリソースを割けない法人:専任コンシェルジュが対応してくれるため、社内の負担がゼロ
- トラブル時に頼れるサポートが欲しい企業:電話・メール・チャット・オンラインミーティングで手厚く対応
- はじめてWebサイトを立ち上げる法人・個人事業主:事前ミーティングで要望を伝えるだけで環境が整う
おすすめしない人
一方で、以下のような方にはおすすめしにくいサービスです。
- 自分でサーバーを自由に操作・管理したい方:管理画面がなく、設定変更はすべて依頼が必要
- 個人ブログやアフィリエイトサイトの運営が目的の方:費用面で他社サーバーのほうがコスパが良い
- まずは短期間で試してみたい方:1年契約のみで、無料お試し期間もない
- 大規模サイトを運営する大企業:スペックや機能面で、より高性能なサーバーが必要になる可能性がある
エスツーサーバーのよくある質問
エスツーサーバーについて、よくある質問をまとめました。
無料お試し期間はありません。ただし、初回申込時に限り2ヶ月分が無料になる特典があります。これは契約自体が確定した上での無料期間であり、途中解約による返金はありません。
はい。エスツーサーバーでは、専任コンシェルジュが移行作業のサポートを行ってくれます。事前のミーティングで現在のサーバー環境や要望を伝えることで、スムーズな移行が可能です。移行について不安がある方は、申し込み前に公式サイトから相談するのがおすすめです。
プラン変更の可否については、公式サイトまたはコンシェルジュに直接確認してください。エスツーサーバーは1年契約のみのため、契約更新のタイミングでプラン変更を検討するのが一般的です。
WordPressの管理画面やメールソフトの設定など、コンテンツの更新やメールの送受信は自分で行えます。管理画面がないのは「サーバー側の設定(DNS、SSL、Webサーバーの設定など)」に関してであり、日々のWebサイト運営に支障はありません。
スタンダードプラン以上であればWordPressを利用できます。ライトプランはデータベースに対応していないため、WordPressは使えません。WordPressでWebサイトを運営したい場合は、スタンダードプラン以上を選びましょう。
まとめ
今回は、エスツーサーバーについてまとめました。
- エスツーサーバーは、ホスティング事業20年の実績を持つ株式会社エスツーが運営
- 専任コンシェルジュによるサポートが最大の強み。電話・チャット・オンラインミーティングに対応
- サーバーの管理画面がない代わりに、設定はすべてコンシェルジュにお任せできる
- 全プランCDN搭載で、Webサイトの高速化・安定化を実現
- 料金は月額980円~(スタンダードプランは月額1,890円)。初回2ヶ月無料
- IT担当者のいない中小企業に特におすすめ。個人利用にはやや割高
「サーバーの管理に時間をかけたくない」「トラブル時にすぐ相談できる環境がほしい」という法人の方は、ぜひエスツーサーバーをチェックしてみてください。






