WordPressの人気テーマ「Emanon(エマノン)」。
無料版のテーマも含めると、現在、Emanonには4種類の商品があります。
- Emanon Free(無料版)
- Emanon Pro
- Emanon Business
- Emanon Premium
今回は、「Emanon Business」と「Emanon Premium」の違いを説明しています。
Emanonの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしして頂ければと思います。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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「Emanon Business」と「Emanon Premium」の違い
まず、「Emanon Business」と「Emanon Premium」の違いは、こちらの表をチェックしてみてください。
Emanon Business | Emanon Premium | |
---|---|---|
販売価格 | 12,800円(税込み) | 27,800円(税込み) |
おすすめ用途 | ビジネスサイト | ビジネスサイト/オウンドメディア |
ファーストビュー | 6種類 | 6種類(高機能) |
レイアウト | ■ヘッダー ■サイドバー ■記事一覧 ■アイキャッチ ■1カラムページ幅指定 ■ページ本文幅指定 | ■ヘッダー ■サイドバー ■記事一覧 ■アイキャッチ ■1カラムページ幅指定 ■ページ本文幅指定 ■フッター/コピーライト ■固定ページタイトルデザイン |
フロントページ | デザイン固定 | ブロック・ウィジェットで柔軟にデザイン |
ブロックエディタ | 有料プラグインで対応可 | 付属プラグインで対応可 |
LP(ランディングページ) | デザイン固定(1ページのみ) | ブロックエディタでデザイン(複数ページ可) |
カスタム投稿 | 不可 | 5種類 |
CTA機能 | 4パターン設定可 | 複数パターン設定可 |
目次設定 | 設定可 | 設定可 |
多言語サイト | 対応不可 | 対応可 |
納品データ | ■親テーマ Emanon Pro zipファイル ■子テーマ Emanon Business zipファイル | ■親テーマ Emanon Premium zipファイル ■子テーマ Emanon Premium Child zipファイル ■プラグイン Emanon Premium Blocks zipファイル ■購入特典PDF WordPressを使った売れる仕組みづくり pdfファイル |
「Emanon Business」は、主に"ビジネス向けのWordPressテーマ"になっています。
コーポレートサイトや店舗サイト、企業のメディアサイトなど、様々な場面での利用が可能になっています。
また、「Emanon Business」には、「Emanon Pro」も含まれています。
その為、コーポレートサイトだけでなく、オウンドメディアも立ち上げたいという方にもおすすめです。
それに対して、「Emanon Premium」は、さらに強化されたテーマになっています。
デザインの柔軟性も上がり、さらには多言語化対応しているのも特徴です。
ブロックエディタについて
Emanonは、ブロックエディタにも対応しています。
ですが、ブロックエディタをより使いこなすには、有料プラグイン"ブロックエディタ対応プラグイン"の購入が必要です。
ただ、「Emanon Premium」だと、ブロックエディタ対応プラグインも同封されているので、追加で購入する必要もありません。
デザイン、レイアウトについて
「Emanon Business」は、基本的に"デザインが固定されたテーマ"です。
使用する写真やテキスト、コンテンツの配置などを変えることである程度のオリジナリティを出せます。
ですが、やはり、同じEmanonを利用した他社WEBサイトとデザインが似通ってしまう可能性はあります。
それに対して、「Emanon Premium」は、"柔軟なデザイン対応が可能なテーマ"になっています。
例えば、サイドバー・ページ本文の幅指定が可能になっています。
また、LPは、ブロックエディタを使用して、デザインの設定が可能です。
さらに、フロントページも、ブロックエディタやウィジェットで柔軟にデザインの設定が可能になっています。
「Emanon Premium」は、カスタム投稿ページへも対応
「Emanon Premium」は、"カスタム投稿ページ"へも対応しており、5つまで追加することが可能です。
WEBサイトをしっかりと作り込む場合には、カスタム投稿ページを使用したくなる場面もあります。
私自身、WEB制作の現場で働いていて、カスタム投稿ページは頻繁に使用します。
「投稿」機能を新しく追加できるイメージで、例えば、"お知らせ"と"ブログ"、"製品紹介"のページを分けて記事投稿をしたい場合に便利です。
ディレクトリ名もカスタム投稿ページ毎に設定できるので、URLを分けて全くの別ページとして記事投稿を行うことができます。
因みに、カスタム投稿ページの追加は、プラグインを使ったり、テーマファイルの中のfunctions.phpを修正することで、追加することもできます。
ですが、利用しているテーマ自体がカスタム投稿ページに対応していないと、正常にページが表示されないことが多いです。
カスタム投稿タイプに対応しているWordPressテーマは少ないので、その点でも「Emanon Premium」を利用するメリットは大きいです!
多言語化対応について
「Emanon Premium」は、多言語化への対応も可能です。
と言っても、「Emanon Premium」のテーマ自体に外国語への翻訳機能が備わっているわけではないので注意してください。
ただ、多言語化したページのheadタグ内に、hreflang="言語コード"を追加することができます。
例えば、英語で作成したページがサイト内に存在する場合、hreflang="en"を追加することができます。
それにより、その作成ページが英語を使用しているということをGoogleに伝えることができます。
サイト内に、海外向けのページを追加した場合などに非常に便利な機能になっていますね!
「Emanon Business」と「Emanon Premium」のどちらがおすすめ?
利用者の状況にもよるので、一概にどちらの商品がおすすめかを決めるのは難しいです。
ですが、しっかりとWEBサイトを作り込みたい方には、「Emanon Premium」をおすすめします。
「Emanon Business」よりも柔軟にデザインの変更が可能で、さらにカスタム投稿ページにも対応しています。
また、多言語対応にも可能で、海外向けに情報を発信する場合にもおすすめです。
コストを抑えたい方には・・・
ただ、「Emanon Premium」は27,800円と、WordPressテーマとしては、少し値段が高いです。
デザインのカスタイマイズ性は高くなくてもいいからコストを抑えたいという方には、「Emanon Business」をおすすめします。
まとめ
今回は、WordPressの人気テーマ「Emanon(エマノン)」の「Emanon Business」と「Emanon Premium」について違いをまとめてみました。
「Emanon Business」はビジネス向けで、コーポレートサイトや店舗サイトなどを作成したい方に最適です。
ただ、「Emanon Premium」は、より柔軟なデザイン設定が可能で、さらにカスタム投稿ページにも対応しています。
また、ブロックエディタにも完全対応しており、有料のブロックエディタ対応プラグインも、追加購入無しで利用できます。
より、WEBサイトをしっかりと作り込みたいという方には、「Emanon Premium」をおすすめします。