今回は、ホームページというものについてまとめました。
"そもそもホームページって何?"という疑問をお持ちの方は、ぜひ当記事をお読みください。
ホームページとは
「ホームページとは何?」と聞かれて、皆さんであればどのように答えるでしょうか?
今では当たり前のように使っている言葉ですが、正直、いきなり聞かれると答えるのは難しいですよね!
私であれば、"インターネットで見れるページ"、などと答えてしまうかもしれません。
ですが、はっきりと言ってあまりピンとくる回答ではないです。
普段ホームページを作る仕事をしている私たちでさえ、直ぐには答えられないのが現状です。
ホームページとは、WEBサイトのトップページのこと!
ホームページとは、WEB上に上がっているWEBサイト全体の入り口となるページと考えてください。
要は、WEBサイトのトップページのことですね。
Yahoo!の場合であれば、この画面ですね。
Googleであれば、このよく見る画面がトップページですね。
例えば、会社サイトであれば、トップページ、会社概要、求人ページ、サービスページ、スタッフブログ、お問い合わせフォームなど様々なページが存在します。
それらのページを全て含めたモノがWEBサイトになります。
ただ、最近は"ホームページ"という言葉もあいまいに使われていますね。
WEBサイトそのものをホームページと言っている方も多いように思います。
「ホームページ=WEBサイト」ととらえている方も多いのではないでしょうか?
ですが、上記でも説明したように、ホームページとは、WEBサイトのトップページのことを指しています。
とはいっても、WEBサイトの制作会社でさえ、「弊社はホームページ制作会社です」と言っているくらいです。
そこまで正確に使い分ける必要もないとは思います。
ホームページを作る理由は?
ホームページを作る理由は、それぞれで異なると思います。
例えば、このような感じですね。
・WEB上の会社の窓口を用意する為にコーポレートサイトを作りたい
・求人サイトを作っていい人材を採用したい
・ブログを使って様々な情報を発信したい
・個人メディアを作ってアフィリエイトで稼ぎたい
などなど、理由は様々です。
中には、"取り合えずホームページは持っておきたい・・・"というお客さんも、会社員の時にはいました。
ホームページはなくてもOKですが・・・
もちろん、ホームページを持ていなくても、物を売ることはできます。
人を採用することもできますし、SNSを使って情報を発信することもできます。
ただし、自分が持っている情報を発信したい場合、より多くの情報を発信するには、やはりブログが無いと大変です。
ホームページはWEB上での会社の顔
また、私が就職活動をしていた時、採用サイトで求人広告を見た後、必ずその会社のホームページもチェックしていました。
それにより、その会社について、より詳しい情報を得られますよね。
ですが、中には、ホームページを持っていない会社もありました。
「今時、この会社はホームページも持っていないの?」と思い、私はその時点でその会社に興味を持ちませんでした。
何が言いたいかというと、ホームページは情報発信の場としてだけでなく、WEB上での会社の顔としての役割も担っています。
顔がないものって得体が知れないので、怖いですよね。
その為、イベントをやりたい!会社を作りたい!モノを売りたい!など、何かをやりたい場合には、ホームページの制作は必須ではないかと思います。
ホームページはどうやって作るの?
ホームページは、一般的にはHTMLとCSS(スタイルシート)というもので作ります。
HTMLはマークアップタグと呼ばれホームページの形を作ることができます。
そして、CSSを使って形を整え、ユーザーがホームページを見やすく仕上げていきます。
制作者やコーダーと呼ばれる人間が、このHTMLとCSSを使ってWEBページを作っていきます。
ただ、WEBページが多いと、制作するのに非常に多くの時間を費やすことになります。
コスト(主に人件費)も掛かってしまいます。
数万、数十万、数百万というWEBページで構成されたWEBサイトの制作となると、1ページずつ作成するのは現実的ではありません。
そこで、文章や画像をデータベースというものに保存して、ホームページ閲覧者の要求に応じて必要な情報を呼び出すという仕組みを利用することが多いです。
それに対して、データベースを利用していないWEBサイトやページを静的サイト・静的ページと呼びます。
例えば、物件検索サイトを思い浮かべてみて下さい。
もし、
■山田ハイツ
と
■田中ハイツ
と
■鈴木ハイツ
という物件があったとします。
この場合、山田ハイツには「123」というIDを、田中ハイツには「456」というIDを、鈴木ハイツには「789」というIDを、データベース上で付けておきます。
そうすると、URLの一番後ろに、それぞれのIDを付けてやるだけで、その物件の情報をデータベースから呼び出すことができます。
その呼び出した物件情報(賃料や最寄り駅、間取り、写真など)を、ブラウザに表示することが可能になります。
URLは以下のようになります。
■田中ハイツ => http://sample.com/bukken/detail/456/
■鈴木ハイツ => http://sample.com/bukken/detail/789/
↓
この場合、HTMLは同じものを利用し、賃料など物件毎に異なる情報だけデータベースから呼び出しているので、物件毎にコーダーがページを作成する必要がありません。
つまり、物件ページのHTMLは1つだけ作れば、あとはIDを変更するだけで使いまわしすることができるということになります。
かなりざっくりとした説明ですが、このような仕組みでホームページは動いています。
因みに、WEB制作でよく使用されるWordPressも、当然このような仕組みでデータベースからデータを呼び出して、ユーザーに表示させています。
データベースやプログラム言語についても、説明しておきます。
まず、データベースとしてよく使用されるのは、MySQL(MariaDB)、PostgreSQL、SQLiteというソフトになります。
※一番よく利用されているのは、MySQL(MariaDB)になります。
因みに、WordPressでは、MySQL(MariaDB)というデータベースを利用しています。
さらに、データベースから情報を引き出してページを表示する為の仕組みも作成しないといけません。
それらの仕組みは、プログラム言語というものを使用して作成します。
WEBの世界では、PHP、Ruby(Ruby on Rails)、Pythonなどのプログラム言語を利用するのが一般的ですね。
あと、WEBサイトに動きを付けたい場合があると思います。
例えば、
・背景画像やメイン画像が自動で切り替わる
・WEBサイト上でコンテンツをドラッグ&ドロップで動かせる
などの動作はよく見かけると思います。
こういった処理には、JavaScriptというプラグラム言語が用いられています。
普段ホームページを見るだけではあまり意識することはないですが、こういったものを使ってホームページは作成されています。
WordPressもWEBアプリケーションの一つになります。
まとめ
今回は、"ホームページとは何か?"ということについて説明しました。
ホームページとは、WEBサイトのトップページのことを指します。
WEBサイトとは、トップページも含めた全ページの集合体で、ホームページはWEBサイトへの入り口のようなモノと考え下さい。
普段、ホームページという言葉を意識することはないですし、意識する必要もないです。
なので、頭の片隅にでも置いておいて貰えればと思います。