今回は、Movable Type（ムーバブルタイプ）でもアフィリエイトを行えるかをまとめてみました。
一般的には、MTと省略して呼ばれることも多いです。
現在は、WordPressにその地位を奪われてしまいましたが、以前はWEB制作の現場ではよく利用されていた有料のCMSです。
ただ、セキュリティ上の理由から、今でもMovable Typeを利用されている企業や自治体もあり、根強い人気を誇っています。
一応、個人向けの無償ライセンスも用意されています。
個人であれば、無料でMovable Typeを利用することもできます。
Movable Typeを使ったアフィリエイトを検討されている方は、ぜひチェックしてください。
こちらの記事は、プログラミング・WEB制作歴15年以上、ブログ歴10年以上のプログラマーが書いています。
プライベートでも仕事でも多くのレンタルサーバーを利用してきた経験から、サーバーに関する豊富な知識をもとに書いています。
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MT（Movable Type）でアフィリエイトはできる？個人無償ライセンスとは？
まず、MT（Movable Type）とは何かという話ですが、ざっくりと言えばWordPressのようなブログツールとして利用できるCMSです。
また、企業サイトで利用されている場合も多く、コーポレートサイトやビジネスサイトなどの作成にも利用されています。
私自身もMovable Typeを用いたWEB制作を数多くこなしてきており、現在でも年に1、2度は触る機会があります。
Movable Typeを使うメリットとして上げられるのは、静的ファイル（HTML）を吐き出しWebサイトを構築できるという点です。
静的Webサイトとなると、Webサイトの表示速度が格段に上がります。
しかも、単なるHTMLファイルなので、Webサイトの安全性も格段に上がります。
また、PHPなどで書かれたプログラミングコードを処理して実行する必要があります。
多くのCMSがこの動的Webサイトになり、遅いと言われる原因や脆弱性の原因にもなっています。
ですが、Movable Typeの場合には、既に存在するHTMLを表示させるだけなので、表示速度がかなり速くなります。
※ただ、HTMLを吐き出すということは、管理画面側が遅くなるというデメリットもあります。
今は、Webサイトの表示速度も検索順位に影響する時代なので、その点でMovable TypeはSEO対策にも有効なツールにります。
- Webサイトの表示速度がとても速い
- Webサイトの安全性がとても高い
ただ、Movable Typeには非常に大きなデメリットが・・・
それが、有料ライセンスです。
ライセンスの購入費用がそこそこいい値段になるので、今では無料で利用できるWordPressにその地位を奪われてしまいました。
まずは、このMovable Typeのライセンス料について説明していきます。
↓
Movable Typeのライセンス料とアフィリエイトについて
Movable TypeがWordPressと異なるのは、オープンソースではないという点です。
シックスアパートという会社が開発しているCMSツールになり、有料ライセンスの購入が必要になります。
昔の話しなので詳しく覚えていませんが、私がMovable Typeをよく利用していた当時でもライセンス料が4、5万円くらいかかっていたと思います。
しかも、年間メンテナンスも購入すると、33,000円/1年も必要になります。
一応、クラウド版も存在し、そちらだと月額5,500円～利用することもできます。
どちらにしても、個人では手を出せない金額ですね。
因みに、Movable Typeには個人無償ライセンスも用意されています。
こちらのライセンスは、個人利用であれば1ライセンスのみ無料で使用できるというものになります。
ただし、ビジネス目的での利用（商用サイト）であれば、個人でも有料ライセンスの購入が必須になります。
ただし、アフィリエイト目的での使用は許可されています。
詳しくはこちら。
↓
https://www.sixapart.jp/inquiry/movabletype/personal_download.html
個人でブログを開設して広告を貼るのなら個人無償ライセンスで行けそうですね。
ただ、個人無償ライセンスでインストールできるのは1サーバーのみです。
個人でも1人で複数の個人無償ライセンスを利用することはできないので、複数サーバーを契約して複数サイトで利用することはできないです。
アフィリエイターのように複数サーバー借りて複数サイトを運営する場合には不向きになっています。
Movable Typeの個人無償ライセンスについてまとめると、このような感じです。
- 個人でのみ利用できるライセンス
- 商用サイトでの利用でなければ、無料で利用できる
- 1人がインストールできるのは1回のみ（1サーバーのみ）
- アフィリエイトでの利用も可能
- 個人でもアフィリエイトをビジネスとして行っている場合には、利用に関しては微妙
Movable Typeでも広告の設置は可能
まず、アドセンス広告（Google AdSense）のコードは貼り付けることができます。
テンプレート画面から簡単に埋め込むことができます。
また、A8.netやもしもアフィリエイトのようなASPに関してですが、こちらも貼り付けることができます。
A8.netに関しては、「Affiliate for A8」というプラグインも存在するようです。
ただ、私はこのプラグインを利用したことが無くて、検索してみると情報がどれも古いです。
現在でも正常に利用できるかが分からないので、「Affiliate for A8」に興味のある方は一度調べてみてください。
Movable Typeでもアドセンス広告やASPを利用したアフィリエイト広告の貼り付けは可能です。
WordPressのテーマと同じように、Movable Typeでもテンプレートというものが存在します。
Movable Typeの場合には管理画面上から更新するのが一般的で、方法は調べればすぐに出てきます。
Movable Typeでブログを構築している方で広告を貼り付けたい方は、一度挑戦してみてください。
MT（Movable Type）でのアフィリエイトについてのまとめ
今回は、MT（Movable Type）でもアフィリエイトを行えるのかについて調べてみました。
結論から言うと、Movable Typeを使ってアフィリエイトを行うことはできます。
その為、複数ドメインでWebサイトを運営されているアフィリエイターの方にとっては不便です。
また、アフィリエイトをビジネスとして行われる場合には、個人でも有料ライセンスの購入は必要になる可能性が高いです。
個人無償ライセンスだと個人ブログをやっていて、そこに広告を貼り付けられる程度だと思っておいた方がいいです。
もし正確なことが知りたい場合には、シックスアパートに問い合わせてみてください。
↓
https://www.sixapart.jp/movabletype/support/
なので、本格的にアフィリエイトで生計を立てようとしている場合には、有料ライセンスの購入をおすすめします。
もし、商用利用の場合には、まずはトライアルから申し込んでみてください。
https://www.sixapart.jp/inquiry/movabletype/trial.html
もしくは、iCLUSTA+というレンタルサーバーを利用するのもおすすめです。
GMOグローバルサインが提供する法人向けのレンタルサーバーで、Movable Typeの商用ライセンスを1つ無料で利用することができます。
アフィリエイトは、結局はWordPressで行うのがおすすめ！
Movable Typeを使ってアフィリエイトも行えますが、ライセンスの部分がネックになります。
その為、個人でアフィリエイトを行う場合には、やはりWordPressをおすすめします。
最近では、WordPressを簡単にインストールできるレンタルサーバーも多いです。
個人のアフィリエイターでも利用しやすい価格のサービスも多く、誰でもWordPressを始められるようになっています。
WordPressであれば、複数のWebサイトでも問題なく利用することができます。
しかも、アフィリエイト向けのテーマも多く販売されており、おしゃれなデザインのブログを公開することもできます。
有料のWordPressテーマを購入する場合でも、15,000～30,000円の間なので、Movable Typeのライセンス料よりかはかなり安いです。
もちろん、無料のWordPressテーマを利用すれば、テーマの購入費も掛かりません。
企業（特に大きな企業）だと、まだMovable Typeにこだわられる場合もあります。
※私の知っている企業の中には、WordPressの使用を禁止しているところもあります。
ですが、個人でわざわざライセンス料を払ってまでMovable Typeを利用する必要もないので、WordPressでサクッと作成することをおすすめします。
