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Xとは何が違うの?おすすめの分散型SNSを6つ紹介!

近年、注目を集めているのが分散型SNS(分散型ソーシャルネットワーク)です。
Xのような中央集権型SNSとは異なり、一つの企業がプラットフォームを独占せず、ユーザーが共同で運営する点が特徴です。

今回は、そんな分散型SNSの中でも特に注目すべき6つのサービスをご紹介します。

分散型SNSとは?中央集権型SNSとは何が違うの?

分散型SNSとは?

分散型SNSは、従来のFacebookやTwitterのような中央集権型のSNSとは異なり、複数のサーバーにデータを分散して管理するSNSです。

特徴として、プライバシー保護に優れている点が挙げられます。
ユーザーのデータが分散されるため、特定の企業に個人情報が集中することがなく、情報漏洩のリスクを低減できます。

また、検閲に強く自由な表現がしやすいのも魅力です。
さらに、オープンソースであるため、誰でも自由に機能を追加したり、カスタマイズしたりできる点も特徴的です。

分散型SNSの主な特徴
  • 複数のサーバーにデータを分散して管理
  • プライバシー保護に優れている
  • 検閲に強く自由な表現がしやすい
  • オープンソース

ただし、分散型SNSは、「インターフェースが統一されていない」「ユーザー数がまだまだ少ない」など、課題も残っています。

分散型SNSと中央集権型SNSの違いは?

SNSには、大きく分けて"分散型SNS""中央集権型SNS"の2種類があります。

中央集権型SNSは、X(旧ツイッター)やFacebookのように、一つの企業がサーバーを管理しサービスを提供するタイプです。
その為、投稿やいいねなどの情報は、その企業が全て管理していることになります。

特徴は、統一されたインターフェースで、大規模なユーザー基盤を持つことです。
しかし、プライバシー侵害のリスクや検閲のリスクも高い点が中央集権型SNSのデメリットです。

一方、分散型SNSは、複数のサーバーで構成され、中央管理者がいないタイプです。

特徴は、プライバシー保護に優れ、検閲に強いことです。
しかし、インターフェースが統一されていなかったり、ユーザー数が少ないサービスがある点がデメリットです。

まとめ
  • 分散型SNS:プライバシー保護に優れ、自由度が高い。しかし、使い方が難しかったり、情報が少ない場合がある。
  • 中央集権型SNS:使いやすく、情報収集に便利。しかし、プライバシーや検閲のリスクが高い。

どちらを選ぶかは、個人の価値観や重視する点によって異なります。
プライバシーを重視する場合は分散型SNS、使いやすさを重視する場合は中央集権型SNSを選ぶなど、自分のニーズに合わせて最適なSNSを選ぶことが大切です。

おすすめの分散型SNS 6選

おすすめの分散型SNSは、この6つです。

  1. Mastodon(マストドン)
  2. Bluesky(ブルースカイ)
  3. Misskey(ミスキー)
  4. Lemmy(レミー)
  5. PeerTube(ピアチューブ)
  6. Damus(ダムス)

1. Mastodon(マストドン)

Mastodon(マストドン)

Mastodon(マストドン)は、Twitterのようなマイクロブログサービスですが、中央集権型のTwitterとは異なり、分散型という特徴を持っています。
これは、一つの会社がサービスを独占するのではなく、世界中の様々なサーバー(インスタンス)が連携して一つのネットワークを形成しているということです。

Mastodonの特徴
  • 自由度が高い:各インスタンスが独自のルールで運営されているため、多様なコミュニティが存在する。
  • プライバシー:中央集権型のSNSに比べて、個人情報が漏洩するリスクが低い。
  • オープンソース:ソースコードが公開されているため、誰でも自由に機能を追加したり、カスタマイズしたりできる。
  • 耐障害性:特定のインスタンスがダウンしても、他のインスタンスが機能するため、サービスが停止しにくい。
Mastodonのメリット
  • 多様なコミュニティ:自分の興味関心にあったコミュニティを見つけやすい。
  • 自由な表現:プラットフォームの制限を受けにくい。
  • プライバシーの保護:個人情報が漏洩する心配が少ない。
Mastodonのデメリット
  • インターフェース:インスタンスによって操作性が異なる場合がある。
  • 情報収集:日本語の情報が少ない場合がある。
  • ユーザー数:Twitterに比べるとまだユーザー数は少ない。
Mastodonのまとめ

Mastodonは、プライバシーを重視し、より自由なコミュニケーションを求める人におすすめのSNSです。
Twitterに飽きたり、より多様なコミュニティを探している方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

2. Bluesky(ブルースカイ)

Bluesky(ブルースカイ)

Bluesky(ブルースカイ)は、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏が立ち上げた分散型ソーシャルネットワークです。
ATプロトコルと呼ばれる新しい技術を採用しており、高い拡張性と互換性を備えています。

Blueskyの特徴
  • 分散型:中央集権型のTwitterとは異なり、複数のサーバーで構成されており、より分散化された構造を持っています。
  • ATプロトコル:ATプロトコルは、オープンで柔軟なプロトコルであり、様々なアプリケーションとの連携が期待されています。
  • 高い拡張性:新しい機能やサービスを容易に追加できるため、今後の発展が期待されています。
Blueskyのメリット
  • 高い自由度:ユーザーがプラットフォームの開発に貢献できる可能性があります。
  • 高い拡張性:将来的に様々な機能が追加されることが期待できます。
  • オープンなプロトコル:ATプロトコルはオープンソースであり、誰でも自由に利用できます。
Blueskyのデメリット
  • まだ開発段階:現在も開発が進んでおり、機能が不足している部分があります。
  • ユーザー数が少ない:Twitterに比べると、まだユーザー数は少ないです。
  • 情報が少ない:日本語の情報が少ないため、利用するにはある程度の英語力が必要となります。
Blueskyのまとめ

Blueskyは、Twitterの課題を解決し、より自由でオープンなソーシャルネットワークを目指したサービスです。
まだ開発段階ではありますが、今後の成長が期待されるプロジェクトと言えるでしょう。

Twitterに不満を感じている人や、新しいソーシャルネットワークを試してみたい人は、Blueskyに注目してみると良いかもしれません。

3. Misskey(ミスキー)

Misskey(ミスキー)

Misskey(ミスキー)は、日本で生まれたオープンソースの分散型SNSです。
Twitterのようなマイクロブログサービスですが、より自由でクリエイティブな表現が特徴です。

Misskeyの特徴
  • 高いカスタマイズ性:ユーザーインターフェースや機能を自由にカスタマイズできます。
  • 豊富な表現方法:絵文字やスタンプ、反応機能など、多様な表現方法が用意されています。
  • ドライブ機能:ファイルを共有できるドライブ機能が搭載されています。
  • コミュニティ:日本語のコミュニティが活発で、初心者でも安心して利用できます。
Misskeyのメリット
  • 自由な表現:自分の好きなようにSNSを楽しめます。
  • 多様な機能:他のSNSにはないユニークな機能が満載です。
  • 日本語コミュニティ:日本語での情報が豊富で、困った時に気軽に質問できます。
Misskeyのデメリット
  • まだ発展途上:機能が追加されたり、変更になることがあります。
  • ユーザー数:Twitterに比べると、まだユーザー数は少ないです。
Misskeyのまとめ

Misskeyは、自由な表現と豊富な機能が魅力の分散型SNSです。
Twitterに飽きたり、新しいSNSを探している方は、ぜひMisskeyを試してみてください。

4. Lemmy(レミー)

Lemmy(レミー)

Lemmy(レミー)は、Redditのような、スレッド形式で議論や情報交換を行うことができる分散型のソーシャルニュースアグリゲーターです。
オープンソースソフトウェアであり、世界中の様々なサーバー(インスタンス)で運営されています。

Lemmyの特徴
  • 分散型:中央集権型のRedditとは異なり、複数のサーバーで構成されており、より分散化された構造を持っています。
  • オープンソース:ソースコードが公開されているため、誰でも自由に機能を追加したり、カスタマイズしたりできます。
  • Redditに似たインターフェース:Redditに慣れているユーザーであれば、すぐに使い始めることができます。
  • 多様なコミュニティ:様々なテーマのコミュニティが存在し、自分の興味関心にあったコミュニティを見つけることができます。
Lemmyのメリット
  • 高い自由度:プラットフォームの運営にユーザーが参加できる可能性があります。
  • 高い拡張性:将来的に様々な機能が追加されることが期待できます。
  • オープンなプロトコル:ActivityPubプロトコルを採用しており、他の分散型サービスとの連携が可能です。
Lemmyのデメリット
  • まだ発展途上:現在も開発が進んでおり、機能が不足している部分があります。
  • ユーザー数が少ない:Redditに比べると、まだユーザー数は少ないです。
  • 情報が少ない:日本語の情報が少ないため、利用するにはある程度の英語力が必要となります。
Lemmyのまとめ

Lemmyは、Redditのオープンソース版とも言えるサービスです。
Redditに似たインターフェースでありながら、より自由で分散化されたプラットフォームを求める人におすすめです。

Redditに飽きたり、新しいコミュニティを探している方は、Lemmyを試してみてはいかがでしょうか。

5. PeerTube(ピアチューブ)

PeerTube(ピアチューブ)

PeerTube(ピアチューブ)は、YouTubeのような動画共有プラットフォームですが、中央集権型のYouTubeとは異なり、分散型という特徴を持っています。
つまり、一つの会社がサービスを独占するのではなく、世界中の様々なサーバー(インスタンス)が連携して一つのネットワークを形成しているのです。

PeerTubeの特徴
  • 分散型:プライバシーを重視し、中央サーバーに動画が集中しないため、より安全な環境で動画を共有できます。
  • オープンソース:ソースコードが公開されているため、誰でも自由に機能を追加したり、カスタマイズしたりできます。
  • コミュニティ:各インスタンスが独自のコミュニティを持っていて、多様な動画を楽しむことができます。
  • クリエイター向け:高画質な動画のアップロードや、チャンネルの開設など、クリエイター向けの機能も充実しています。
PeerTubeのメリット
  • プライバシー:個人情報が漏洩するリスクが低い。
  • 自由度:プラットフォームの運営にユーザーが参加できる可能性がある。
  • 多様なコンテンツ:ニッチな動画やクリエイターの作品に出会うことができる。
PeerTubeのデメリット
  • まだ発展途上:YouTubeに比べると、機能が不足している部分がある。
  • ユーザー数が少ない:日本語の情報が少ないため、利用するにはある程度の英語力が必要となる。
PeerTubeのまとめ

PeerTubeは、プライバシーを重視し、より自由な動画共有を求める人におすすめのプラットフォームです。
YouTubeに飽きたり、新しい動画共有サービスを探している方は、ぜひPeerTubeを試してみてはいかがでしょうか。

6. Damus(ダムス)

Damus(ダムス)

Damus(ダムス)は、ブロックチェーン技術を活用した、新しいタイプの分散型SNSです。
Twitterのようなマイクロブログサービスに近いですが、中央集権的な管理者が存在せず、ユーザーが自由に発言できる点が特徴です。

Damusの特徴
  • 分散型:中央サーバーを持たず、複数のノードで情報を分散して管理するため、プラットフォームの停止や検閲のリスクが低い。
  • Nostrプロトコル:Nostrというオープンなプロトコルを採用しており、他のNostr対応アプリとの互換性がある。
  • ビットコインとの連携:ビットコインのライトニングネットワークと連携しており、投げ銭機能などが利用できる。
  • プライバシー重視:ユーザーのプライバシーを重視し、匿名での利用も可能。
Damusのメリット
  • 自由な表現:プラットフォームの制限を受けずに、自由に発言できる。
  • 高い安全性:中央サーバーがないため、ハッキングのリスクが低い。
  • 革新性:ブロックチェーン技術を活用した新しいタイプのSNS。
Damusのデメリット
  • まだ開発段階:機能が不足している部分や、使いづらい部分もある。
  • ユーザー数が少ない:Twitterなどの人気SNSに比べると、ユーザー数は少ない。
  • 専門知識が必要:ブロックチェーンや暗号通貨に関する知識が必要になる場合がある。
Damusのまとめ

Damusは、従来のSNSの課題を解決し、より自由で安全なコミュニケーションを実現しようとする新しい試みです。
ブロックチェーン技術に興味がある人や、より自由な表現を求める人におすすめのプラットフォームです。

分散型SNSを選ぶ際のポイント

  • コミュニティ:自分の興味関心のあるコミュニティが存在するか
  • 機能:欲しい機能が備わっているか
  • インターフェース:使いやすいか
  • プライバシーポリシー:プライバシー保護の仕組みがしっかりしているか

分散型SNSのメリット

  • 高い自由度:プラットフォームの運営にユーザーが参加できる
  • 高いプライバシー性:個人情報が保護される
  • 多様なコミュニティ:自分の興味関心にあったコミュニティを見つけやすい
  • 検閲のリスクが少ない:中央集権型のプラットフォームに比べて、検閲のリスクが低い

分散型SNSのデメリット

  • まだ発展途上:機能が不足している場合がある
  • ユーザー数が少ない:ニッチなサービスが多い
  • 情報収集が難しい:日本語の情報が少ない場合がある

最後に

分散型SNSは、Web3時代の新しいコミュニケーションの形として注目を集めています。
中央集権型のSNSに不満を感じている人や、より自由なプラットフォームを求めている人にとって、分散型SNSは魅力的な選択肢と言えるでしょう。

ぜひ、自分に合った分散型SNSを見つけて、新しいコミュニティに参加してみてはいかがでしょうか。

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