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個人事業主向け!会社概要ページ(事業概要)の書き方を紹介!

個人事業主でも、ビジネスを行う場合にはホームページの作成は大切です。

その際、必ず作成しておきたいのが「会社概要(事業概要)ページ」になります。
会社概要ページも作り込んでおくことで、お客さんや取引先に安心感・信頼感を持ってもらう重要なコンテンツになります。

本記事では、会社概要を作成する理由から必須項目、作り方のポイント、テンプレートまでを丁寧に解説します。
個人事業主の方で、会社概要の書き方が分からないという方は、ぜひ参考にしてください。

当記事を書いている人
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会社概要(事業概要)ページとは何か?

会社概要(事業概要)ページとは、そのままですが、事業や組織の概要をまとめたページです。
個人事業主の場合は、会社ではないので、"事業概要ページ"などと言い換えたりすることもあります。

例えば、

・事業者がどんな事業をしているか?
・どこに所在していて誰が代表者か?
・連絡先はどこか?
・実績はどの程度か?

といった情報をまとめます。

ダッチ

プロフィールが人物の紹介中心であるのに対し、会社概要は事業や組織の説明を行うページとお考えください。

事業概要から事業の健全性や継続性も読み取るため、正確かつ分かりやすくまとめることが求められます。
また、あなたのビジネスの「顔」とも言えるページでなので、最新の情報を記載するようにしましょう。

会社概要(事業概要)ページを作成する理由

個人事業主であっても、「会社概要(事業概要)ページ」を整えておくことは、お客さん(見込み客も含め)から信頼を得るために非常に重要です。
また、お客さんだけでなく、例えば、外注先やパートナー企業からの信頼を得るためにも必要なページです。

もちろん、会社概要ページを作り込んだからと言って、それだけで自身の信頼度が大きく上がるわけではないです。
ですが、用意しておくことで、事業内容や実績などをしっかりと伝えることができ、「安心して取引できる」と判断して貰える材料にはなります。

個人事業主が会社概要ページを作るメリット

個人事業主が会社概要ページを作成するメリットもまとめておきます。

  1. 信頼性・安心感の向上
  2. 取引先・顧客への説明がしやすい
  3. SEO・集客面で有利
  4. 採用・業務委託などのパートナー募集に役立つ
  5. 自身の事業整理・ブランディング

1. 信頼性・安心感の向上

ホームページに事業主の名前・所在地・連絡先・事業内容などを明記することで、訪問者や取引先に「この人(会社)はしっかりしている」という安心感を与えられます。

また、オンライン販売・サービス提供では、運営元の会社概要ページがないと不安を感じるユーザーも多いです。
そのため、問い合わせや購入率に影響します。

2. 取引先・顧客への説明がしやすい

名刺や提案書に「詳細は会社概要ページをご覧ください」と案内でき、自己紹介の代わりに使えます。

また、事業の沿革や強みを整理しておくことで、プレゼンや営業にも流用しやすいです。
そのため、資料作りにかかる時間を減らすこともできます。

3. SEO・集客面で有利

ユーザーは、「事業名 + 会社概要」や「所在地 + サービス名」などで情報を検索することも多いです。
その場合に、会社概要ページを作成しておくと、Googleから評価されやすく検索結果にも表示されやすいです。

4. 採用・業務委託などのパートナー募集に役立つ

個人事業主やフリーランスでも、スタッフ募集やパートナー会社を探すことがあります。
その際、相手は名前・所在地・連絡先・事業内容も気になるので、会社概要ページを作成しておくことで詳しく伝えられます。

5. 自身の事業整理・ブランディング

会社概要を文章にする過程で「自分の事業の強み」「提供価値」「理念」などを明確にできます。
また、ロゴ・代表者メッセージ・写真などを掲載するとブランドイメージが伝わりやすくなります。

会社概要に書くべき基本項目

以下は、個人事業主が会社概要に含めるべき基本項目です。
必要に応じて省略・拡充してください。

内容の例 注意点・加えると良い要素
事業名(屋号) 山田デザイン事務所、Tanba工房など 覚えやすく業務内容が想像しやすい屋号。ロゴがあれば併記。
代表者名 氏名(屋号を併記する場合は関係性を明示) 「代表 ○○(屋号 ○○)」のように表記するのが分かりやすい。
所在地 〒XXX-XXXX 都道府県 市区町村 など 自宅を公開するかは慎重に検討。番地まで出すかどうかは選択可能。
創業/開業年月 例:2021年5月創業 正確に書くことで実績の重みが伝わる。
沿革 例:2021年1月 ○○サービス開始 / 2021年5月 ○○の販売開始 今までの事業の経緯を詳しく記載。
経歴 例:2012年1月 ○○へ1年間留学 / 2013年3月 ○○大学卒業 / 2013年4月 株式会社○○入社 代表者の学歴・職歴・経験などを記載。取引先からみてプラスになりそうな情報を意識する。
事業内容 サービスや商品、提供方法・特徴など 「何を」「どのように」提供するかを具体的に。
実績・取引先 公開できる範囲での受注実績やクライアント名 匿名で事例を示しても効果的。
連絡先 TEL / Mail / Web 連絡先は実際に稼働するものを記載。電話対応できない場合、電話番号は記載しなくてもOK。フリーメールか独自ドメインかも信頼性に影響。
ホームページ/SNS 公式サイト、Instagram、Twitter 等 更新状況に注意。古い情報は逆効果。
ロゴ・写真 代表写真、事務所写真、作品サンプル 可能なら高品質な写真を。

これらの情報を全て書く必要はありません。
ですが、自身の事業にとってプラスになりそうな情報は、全て会社概要(事業概要)ページに記載するようにしましょう。

書くときのポイント・注意点

会社概要(事業概要)ページを作成する際のポイントや注意点もまとめておきます。
作成する際の参考にしてください。

  • ひと目で何をしているか分かるように
  • 具体性を持たせる
  • 簡潔で読みやすく
  • 公開範囲を検討
  • 言葉の選び方に配慮
  • 表形式だけに頼らない

ひと目で何をしているか分かるように

事業内容は、具体的に分かりやすく、でもシンプルに記載することを心がけましょう。
サービス内容や販売商品が訪問者にひと目で分かるようにすることが大切です。

具体性を持たせる

実績や数字(累計顧客数、プロジェクト件数、案件数など)を入れることも大切です。
それにより、信頼性を大きく増すことができます。

簡潔で読みやすく

会社概要(事業概要)ページでは、情報をごちゃごちゃとさせないことが重要です。
例えば、箇条書きを活用し、読み手の負担を減らすことが大切です。

公開範囲を検討

個人事業主の場合、自宅で仕事をしている方も多く、プライバシーと信頼性のバランスを考慮することも大切です。
そのため、自宅住所の公開や電話番号の掲載は慎重に行うことも大切です。

言葉の選び方に配慮

会社概要(事業概要)ページでは、誰にでも理解できる表現も心がけることも大切です。
専門用語の多用は避けましょう。

表形式だけに頼らない

会社概要(事業概要)ページでは、情報を表にして見やすくまとめることが重要です。

ですが、表だけを掲載するのではなく、重要な部分は文章でしっかりと伝えることも大切です。
よくある「見出し + 本文」という形式のコンテンツを表の下に追加して、情報を詳しく伝えることも意識しましょう。

ただし、本文長文になりすぎず、分かりやすい文章を意識してください。

テンプレート・例文

下記は、公開用の会社概要(事業概要)ページのテンプレートとサンプルです。

Web掲載や提案書の添付に使いやすいレイアウトにしています。
必要に応じて編集してご利用ください。

──────────────────────────
屋号:山田デザイン事務所
代表者:山田 太郎
所在地:〒123-4567 東京都渋谷区○○町 xxx-xxx-xxx
開業年月:2021年5月

事業内容:
‐ グラフィックデザイン(ロゴ/名刺/ポスター等)
‐ Webデザイン(WordPress/HTML)
‐ パッケージデザイン、販促物デザイン
‐ 顧客ヒアリングから納品までワンストップで対応

実績:
‐ 地元飲食店のロゴ制作(2022年5月)
‐ Webサイト制作:個人ブログ+店舗サイト5件
‐ DM・看板デザイン:累計10社

連絡先:
電話:090-XXXX-XXXX
メール:info@yamadadesign.jp
Webサイト:https://www.yamadadesign.jp/
SNS:Instagram @yamadadesign
──────────────────────────

ダッチ

ちなみに、HTML・CSSにする場合には、ChatGPTを使って作成するのもおすすめです。

上記のようなテンプレートを作成した後、そのままプロンプトに貼り付けて作成指示を出してみてください。
ChatGPTがコードを作成してくれれば、そのままHTMLファイルやWordPress画面にコピペで使用することもできます。

まとめ

会社概要(事業概要)は、「何をしているか」「誰がやっているか」「どこにあるか」「どのように連絡を取るか」を明確に伝えるためのページです。

個人事業主でも、信頼性や実績を示すために会社概要(事業概要)ページを用意しておくと取引機会の拡大につながります。
内容は、具体的かつ簡潔に、さらに公開情報はプライバシーと信頼性のバランスを考えて選びましょう。

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